契約時の注意と消費者契約法を知る |
しっかりした契約を結ぶことが後悔しない秘訣だ |
オートローン契約は、どのような内容の契約なのかをしっかりと理解したうえで捺印をするようにしよう。高額なお金が絡む契約である以上、必ずしもすべてが安全とは限らない。お金を借りるという場合も、信頼のおける金融機関や信販会社のものを利用するようにしたいものである。 また2001年4月から施行されている消費者契約法も頭の隅にいれておくと良いだろう。これは車に限らず商品やサービスの売買に関して、消費者と事業者との間でトラブルになる事例が年々増加したことを背景に、民法だけでは解決できない様々な事例に対し、消費者を守ると言うものだ。これにより悪徳商法による被害が排除できるようになったほか、一般的なトラブルでも消費者が保護される可能性が高まった。 車の売買に関連するトラブルは、これまでも公取協(社会法人 自動車公正取引協議会)の規約で大半がカバーされていたが、公取協に加盟していない販売店とのトラブルにも消費者契約法によって対応できるようになり、その結果、今まで以上に安心して車両売買ができる環境が整ったといえる。しかし、消費者契約法によって消費者が無条件に保護されるようになったワケではないので、万が一の場合を想定し、トラブルにならないような契約を結ぶ努力をしなくてはならないことは忘れてはいけない。 何度も言うようだが、ローンはお互いの信頼の上に成り立つ契約である。無理のない借入金額の設定、返済プランを見つけ、毎月定められた返済をきちんと守ることがなによりも大切なのである。 |
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