ドリームリレー・ムービー by CREATE THE FUTURE PROJECT

「可能性のカタチ」がキャッチコピーであるトヨタ エスティマハイブリッド。同車を軸に展開される「ドリームリレー・ムービー by CREATE THE FUTURE PROJECT」の第1回ワークショップが、5月19日に品川エトワール女子高等学校で開催された。「ソーシャル知育」というコンセプトの下、全国4ヵ所で4回にわたって子どもたちがワークショップを体験しながらひとつの物語を作り、ムービーにするプロジェクトだ。

子どもの自由なアイディアに大人もビックリ!

「謎のドライバー」(写真右)がエスティマハイブリッドのハッチを開けると、そこには大きなプリンターが。プロジェクトサイトに投稿されたキャラクターたちが印刷され、子ども達は歓声を上げた

「謎のドライバー」(写真右)がエスティマハイブリッドのハッチを開けると、そこには大きなプリンターが。プロジェクトサイトに投稿されたキャラクターたちが印刷され、子ども達は歓声を上げた

生み出された物語の種は、映像制作のプロフェッショナルのアドバイスを基に、子どもたち自身の手でシナリオ化されイラストが描き加えられる。中には外観も中身も握り寿司でできた「すしグルマ」というアイデアも

生み出された物語の種は、映像制作のプロフェッショナルのアドバイスを基に、子どもたち自身の手でシナリオ化されイラストが描き加えられる。中には外観も中身も握り寿司でできた「すしグルマ」というアイデアも

次々と生み出される「物語の種」。たくさんの種を考え出し、選び抜いて、大きく育てることがこの日の子どもたちのミッション。どの子どもの眼差しも真剣そのものだ

次々と生み出される「物語の種」。たくさんの種を考え出し、選び抜いて、大きく育てることがこの日の子どもたちのミッション。どの子どもの眼差しも真剣そのものだ

子どもたちの作った物語のイラストを受け取る田中祐介監督。自由な発想が生まれ、個々の発想がグループワークによって繋がっていくことに「大人たちの創作活動を超える出来栄えだ」と驚いていた

子どもたちの作った物語のイラストを受け取る田中祐介監督。自由な発想が生まれ、個々の発想がグループワークによって繋がっていくことに「大人たちの創作活動を超える出来栄えだ」と驚いていた

子どもたちのアイディアを車作りに取り入れたい

このプロジェクトのメンバーであり、NPO法人CANVASの理事長でもある石戸氏は、子どもたちがこのワークショップを通して「つながることの可能性を学んでくれれば」と語る。SNSなどのツールを利用して、新しい「ものづくり」の体験による知育を目指しているという。

また、トヨタ自動車 製品企画本部の片岡氏は「10年後、20年後にも、自動車が社会から愛される存在であるために、また、人々の相棒として活躍する存在であるために、未来を生きる子どもたちが考えた“ワクワクするアイデア”を車作りにも取り入れてきたい」と語った。

ムービーは今秋の完成を予定し、プロジェクトサイトにて公開される。2014年2月には、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」でも上映される見込みだ。