学生が設計したフォーミュラカーがモーターショーを彩る!【東京モーターショー2013】
2013/11/26
大学生が自らの手でフォーミュラマシンを作り上げ走らせる。自動車技術会が主催する学生フォーミュラ大会は「日本の自動車産業発展のための“学生によるものづくり育成の場”」となっている。
国際大会には世界中から100校を超える大学チームが参加。東京モーターショーでは11月23日(土)と24日(日)に写真の大阪大学のほか、東京農工大学や同志社大学などがデモンストレーション走行を行った。
製作、ドライビング、整備も自分たちの手で!
ホイールベース1600mm、前後トレッドは1200mmと小さいが、れっきとしたフォーミュラマシン。車重はドライバーを含んで300kgほどでパワーウェイトレシオはGT-Rと同程度。約4秒で100km/hに達するという
デモンストレーションを終えてほっとする東京理科大学のドライバー。学生たちは勉学の合間を縫ってマシン製作に励むだけでなく、自分たちで各企業に交渉しスポンサーも集めている
埼玉工業大学はマシントラブルで走行できず。監督も参加し最後まで不具合箇所の調整を行っていただけに残念。ちなみに埼玉工業大学のマシンに搭載されるエンジンはホンダCBR600RRが積む599ccエンジンだ
デモンストレーション中は各大学が自分たちのマシンをPR。週末ということもありコースには多くの観客が詰めかけた。もちろん学生たちはスポンサードのお願いも忘れない。興味を持った企業からアプローチがあるかも?
走行後はコース脇にマシンを展示。カウルを外した車両で記念撮影をする子供も。学生たちはF1に憧れ自分たちでフォーミュラを作ってみたいと思ったという。デモ走行を見た子供たちが将来学生フォーミュラに挑戦するかも!
学生フォーミュラのマシンは東京モーターショー開催中、西展示棟の西3ホールに展示されている。静岡理工科大学のマシンはEV仕様。2013年全日本学生フォーミュラ大会のEV部門で総合優勝を果たした
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