スクリーンを飾ったあの名車、少ししか映らなかったけれど忘れがたい車…
そんな映画に登場した“気になる車”をカーセンサーnetで見つけよう!

ラリーカーが主役のカーバトルムービー

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(c)2007東本昌平(小学館ビッグコミックス)/SS製作委員会
日本映画としては珍しい、ラリーカーを主役にすえたカーバトルムービーが登場。東本昌平原作の人気コミックを映画化した『SS-エスエス-』だ。若い走り屋たちが集うレインボーラインにイエローの三菱スタリオン4WDが突如現れ、コースレコードをあっさりと更新する。幻のグループBラリーマシンを駆る謎の男を走り屋たちは『キャノンボール』にあやかってジャッキーと呼び始めた…。

WRC参戦寸前のところで夢を絶たれ、自動車修理工場で家族のために黙々と働く寡黙な中年男ダイブツには、ご存じ哀川翔。もともとはダイブツのパートナーだったが、現在はカリスマ自動車評論家として活躍中のチョイ悪オヤジ栗原に遠藤憲一、ダイブツと家族を献身的に支えるシッカリ者の妻・久美子に酒井法子、気の強い女走り屋ギラ子にMEGUMIが扮する。メガホンを執るのは『アンフェアthe movie』の小林義則。くすぶり続ける日々に決着をつけ、復活を期する中年男たちの心意気に胸が熱くなる!

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(c)2007東本昌平(小学館ビッグコミックス)/SS製作委員会
1月12日(土)より新宿トーア、シネマート六本木他にてロードショー 07年・日 監督=小林喜則 脚本=十川誠志 出演=哀川翔、酒井法子、遠藤憲一、MEGUMIほか 上映時間=100分 配給/宣伝=リベロ

+++映画に登場する車たち+++

三菱 スタリオン4WDラリー

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総排気量:2400cc
最高出力:360ps/7000rpm
最大トルク:35.0kg-m/5000rpm
車重:1250Kg
全長×全幅×全高:4400×1695×1320mm
1982年に発表された2ドアクーペ型のFR車とは違い、ラリー競技専用車両として83年に開発されたもの。仮想敵は当時の最強を誇ったアウディクワトロ。諸事情が重なりWRCへの参戦は断念したが、ミル・ピストや中東ラリー、香港-北京ラリーなどに参戦して上位入賞を果たした。また、開発コストの高騰などもあって市販はされなかった。

ポルシェケイマン(現行)

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総排気量:3387cc
最高出力:398ps/6800rpm
最大トルク:36.8kg・m/6200rpm
車重:1395kg
全長×全幅×全高:4340×1800×1305mm
かつてダイブツのコ・ドライバーを務めていたカリスマ自動車評論家の栗原(遠藤憲一)が乗るのはポルシェ・ケイマン。ボクスターのエンジンをベースに3.4Lまでボアアップし、可変バルブタイミングリフト機能“バリオカムプラス”を採用した3387cc 水平対向6気筒エンジンをミッドシップマウントする。ちなみに栗原はTECHART製のフルエアロパーツを装着。エンジンもファインチューンを施し398psを絞り出している。

スバル インプレッサWRX STI(旧型)

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総排気量:1994cc
最高出力:340ps/6800rpm
最大トルク:45.0kg・m/5000rpm
車重:1390kg
全長×全幅×全高:4465×1740×1425mm
男勝りに峠を攻めるギラ子(MEGUMI)の愛車として登場するのは、2代目インプレッサWRX STI。ラインナップの中でも、WRC参戦車両のベースとして最高性能が与えられたモデルに「WRX」の名が冠された。280馬力の水平対向2Lターボエンジンを搭載し、左右対称4輪駆動方式を採用することによって優れた運動性を誇る。
Text/伊熊恒介