2009年08月
調査報告書|スクープ!
File No.001
トヨタ ランドクルーザープラド
トヨタ ランドクルーザープラド サイド|スクープ!
トヨタ ランドクルーザープラド リア|スクープ!
トヨタ ランドクルーザープラド インパネ|スクープ!
Photo/マガジンX
予想発表時期 2009年09月14日
●全長×全幅×全高:4760×1885×1850(mm)
●搭載エンジン:2.7L 直4、4L V6
5ドアのみにモデルを集約しさらなる市場拡大を狙う
我々スクープ班が血汗を流して追いかけ、まとめ上げた調査ファイルをカーセンサーnetで公開するこのコーナー。栄えある第1回は9月14日に国内発表されるランドクルーザープラドを俎上に載せたいと思う。

デザイン的には、キープコンセプトといってよいモデルチェンジだが、今回のフルモデルチェンジを機にショート3ドアは廃され、ボディは5ドアに集約されるという情報をキャッチした。また、ハイラックスサーフの国内市場撤退も決定したようだ。従って、このランクルプラドはサーフユーザーもターゲットにするようだ。

開発は快適性と走破性の両立を目標に進められた。2列目シートバックは4:2:4の3分割となり、スキーや釣竿などの長尺ものをハッチゲートから真っすぐに積むことが可能。また3列目のシートは左右跳ね上げ式から床下収納式に変わった。
走破性の面では、泥濘地や岩場など路面の状況に合わせてトラクションを最適に制御する「マルチ・テレイン・セレクト」をトヨタ初採用。また世界初採用となる、「マルチ・テレイン・モニター」を一部グレードにオプションで用意。前後左右の路面状況をモニターに映し出すこの機能はスタックや脱輪防止に役立つだろう。

エンジンは4LのV6と2.7Lの直4をキャリーオーバー。ただしV6は従来のハイオク仕様からレギュラー仕様に変更される。グレード展開は、2.7L 5人乗り仕様のTXから4L 8人乗りのTZ-Gまで3グレードとなる。

気になる中古車市場の動向だが、デビュー後は現行モデルの登場により、やはり中古車価格は下落すると思われる。現/旧を問わないのであれば、フルモデルチェンジを待って旧型を購入する、という方法もあるだろう。