【マンガ】日産 デイズ(2代目・現行型)ってどんな車? 詳しく解説【人気車ゼミ】
2020/04/01
国内外、様々なモデルの魅力をテクノロジー視点で解説! ちょっとマニアックで難しい専門的な知識も、楽しく分かりやすくマンガで紹介していきます。
講師紹介
自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。
マンガ家
田代哲也
マンガ家・イラストレーター。1987年『週刊少年ジャンプ・サマースペシャル』(集英社)でデビュー。少年マンガ誌、青年マンガ誌、スポーツ雑誌などジャンルを問わず執筆。スズキの車を4台乗り継ぎ、現在の愛車はスイフトスポーツ。
重要ワード(マンガ内※)解説
デイズは、標準モデルと今回の取材車であるデイズハイウェイスターの2種類をラインナップ。標準モデルも高級路線を打ち出し、ライバルモデルとの差別化を図った。他にカスタマイズカーとして上品な雰囲気を前面に出したボレロが用意されている。
デイズとeKワゴンの違いはフロントグリルのみで、eKワゴンはシンプル路線を打ち出している。そして三菱はいわゆるカスタムモデルとして、eKクロスをラインナップ。eKクロスは三菱のデザインアイデンティティであるダイナミックシールドを取り入れた軽SUV。
スズキ アルトやダイハツ ミライースには90万円以下のグレードが設定され、トールワゴンのスズキ ワゴンRやダイハツ ムーヴには110万円前後のエントリーモデルが用意される。これらは企業や商店の営業車などビジネス需要が高い。
デイズはエントリーグレードのSで129万6900円。ワゴンRのエントリーグレードより約20万円も高い。その分、先進安全装備を標準装備にした他、シート地やインパネの質感などを高めている。モーターでエンジンを補助するスマートシンプルハイブリッドも設定。
ハイウェイスターのヘッドライトは上下2段に組まれたLEDタイプに。ヘッドライト内にY字型のシグネチャーを配置して精悍な雰囲気を演出している。
インテリアはデイズが明るいベージュ、ハイウェイスターはシックなチェックとオプションで茶の地色に黒いストライプを入れた合皮を用意。上級モデルに採用されるシートはゼログラビティシート(座り疲れを30%減少させる効果がある)を採用。
現在、カーナビは大画面化が進み、デイズでは9インチナビをディーラーオプション設定。取り付け費を含むと20万円以上する高級オプションだが、地図などが見やすいと好評。一方、量販店では9インチを超えるものも登場している。
新型デイズから採用されたプラットフォームは剛性が高く、高速走行でも安定感がある。ふらつきが少なくカーブでもきちんと曲がっていける性能により、プロパイロットがステアリング操作の支援をする際にも大きなアドバンテージとなる。
デイズのシートには、同社のキューブと同等のクッション材を使用してソファのような座り心地を目指したという。さらに、ショックアブソーバーのサイズを大きくして走行中の振動を吸収しやすくするなど、乗り心地を高めることに力が注がれた。
高速道路の同一車線でアクセル、ブレーキ、ステアリングの操作を車側で支援。渋滞中からクルージングまでドライバーの疲労を軽減する機能が「プロパイロット」。これを軽自動車では初めてハイウェイスターに設定した。
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