こんなにも表情が違う、日産 キックス国内版
カテゴリー: クルマ
タグ: 日産 / SUV / キックス / ニューモデルスクープ!
2020/02/07
ジュークの後継となるコンパクトSUV
国内でモデル数のシュリンクが取り沙汰されている日産が、久々のニューモデルをリリースする。2020年1月12日にお伝えした、ジュークの後継車として登場するコンパクトSUV、キックスだ。
日産自慢のe-POWERが搭載されるだけでなく、海外仕様とは異なる、新デザインのマスクが起用される模様。
アクの強いフロントマスクを採用
キックスは、マーチやノートとプラットフォームを共有する、コンパクトクロスオーバーだ。南米では2016年夏から、中国では17年から、そして北米では18年から販売されている。
初披露から約4年を経て、ようやく国内導入が実現する。ただ、スクープ班が調べたところ、あちこちアップデートされ、日本デビューを飾ることがわかった。
中でもお伝えしたいのは、フロントマスクのアップデートだ。すでに海外仕様にもVモーショングリルは用いられているが、国内導入に合わせて、手直しされ下方に拡大される。
左右に広がる、バンパー下部のエアインテークとの連続感を演出すべく、グリルの周辺には、ブラックアウト処置が施される。
さらに、インパクトを増すために、ランプ下から中央に向かって、ウイング上のメッキガーニッシュが配され、バンパー下端にも同じくメッキガーニッシュが備わる。
室内は海外仕様よりも上質に
インテリアは、基本的に海外仕様と変わらないが、インパネ正面には質感の高さを演出する別色パネルが広範囲にわたって用いられる。
そのアクセントカラーはシート左右のサポート部と、ドアトリムの一部にも流用され、キャビン全体をコーディネイト。
前席には、疲労軽減につながる背もたれが中折れした、ゼログラビティシートが採用される。後席居住性も十分に確保されて、ジュークよりも居心地のいい空間が作り出される。
ノートよりも静粛性アップが図られるe-POWER
パワートレインには、最近の日産を象徴する、シリーズ型ハイブリッドのe-POWERが起用される。キックスへの搭載に際して改良が図られ、加速性能と静粛性が向上しているという。
もちろん、ワンペダル運転を可能にするe-POWERドライブが備わり、強制的にエンジンを止められるマナーモードと、バッテリー残量を回復させられるチャージモードも含まれる。
ノートe-POWERでは、センターコンソールが底上げされて、リーフと同じ団子状のシフトセレクターが採用されているが、キックスで同じ手法を用いると、コンソールの存在感が強くなりすぎてしまう。
そこで、通常のレバーに似た新造形のセレクターが起用されるようだ。その形状はBMWのシフトレバーに似ているとの情報もある。
e-POWER特有の力強い走り。海外仕様に先駆けて取り入れられる、ブラッシュアウトされた外観デザイン。13色のボディカラー。広くて使いやすい室内空間をセールスポイントに掲げて現れる、キックス。
久々のブランニューモデルとして4月以降、日産ディーラーで輝きを放つことだろう。
※2020年2月7日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2020年4月
■全長×全幅×全高:4295×1760×1585(mm)
■搭載エンジン:1.2L 直3+モーター
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- 【試乗】日産 アリア NISMO|空力を徹底的に考え抜いて生まれた、電光石火のアリア
- 日産 アリア新車値上げの裏で、中古車価格は1年で70万円以上ダウン! 今オススメの買い方・選び方は?
- トヨタのSUV一覧10選|最新型から中古車まで、人気ランキングや価格を解説【2024年】
- R32スカイラインGT-Rの中古車平均価格約700万円に絶望した人に贈る「半額で買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
- 新型N-BOX、SUVテイスト「N-BOX JOY」が投入され、カスタムは大型マイナーチェンジに?
- 【試乗】新型 日産 フェアレディZ NISMO|さらにハイレベルな走りを実現! 念入りなチューンで磨きをかけたGTスポーツ!
- フォルクスワーゲン T-Roc新車価格値上げの裏で、中古車は1年で26万円ダウン! 人気輸入コンパクトSUV、今オススメの買い方・選び方は?
- 新型トール/ルーミーの発表は2025年3月? 次期型はアルファード似のフロントマスクで、パワートレインやプラットフォームを刷新か
- 【試乗】新型 メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ SUV|加速フィールはまさに弾丸! 高速域のライドフィールが心地よい高性能電動SUV
- 輸入中古車評論家も唸った! 「こんな車がまだ残っていたのか!?」5選【オートモビルカウンシル2024レポート】