600馬力オーバー! スチャダラパーBoseが初めて乗ったマッスルカーのレプリカモデルとは?
カテゴリー: クルマ
タグ: AK Sportscars / オープンカー / AK427 / Bosensor / 高橋満 / スチャダラパー Bose
2021/01/01
日本のヒップホップシーン最前線でフレッシュな名曲を作り続けているスチャダラパーのMCであるBoseが、カーセンサーで気になる中古車を探して実際に見に行く本企画。
今回は伝説的なAC コブラのレプリカに初同乗! コンパクトな旧車を愛するBoseさんに、マッスルカーはどう映る?
スチャダラパー
Bose
1990年にデビューし、1994年「今夜はブギー・バック」が話題となる。以来ヒップホップ最前線で、フレッシュな名曲を日夜作りつづけている。現在、ニューアルバム『シン・スチャダラ大作戦』が絶賛発売中! 詳しくは公式HPへ。愛車はフォルクスワーゲン ゴルフIIとフィアット ウーノターボ
2L以下の車ばかりな僕には、異次元の世界だよ!
編集部 今回はいつもの中古車販売店探訪とは毛色を変えて、歴史的な名車のレプリカモデルを販売するショップを訪問しようと思います。
UK CLASSIC FACTORY代表 勝見祐幸さん Boseさん、いらっしゃいませ。あいにくストラトスが別の場所にあるので、今日はコブラを見ていただければ。
勝見 イギリスには古くからキットカーの文化があることもあり、様々なレプリカメーカーが存在します。コブラだけでも20社くらいのレプリカメーカーがあるんですよ。
勝見 このコブラを手がけるAK Sportscarsは、30年もACコブラのレプリカ製作を行っているブランドで、フレームから自分たちで手がけているんです。
勝見 日本だとコブラのレプリカは南アフリカ製が多くなります。一度アメリカに持っていき、エンジンを乗せて、日本にやってくるのです。
勝見 AK Sportscarsの創業者はFRP(繊維強化プラスチック)の専門家だったのですが、当時入手可能だったコブラレプリカのクオリティに満足できなかったようで、自らレプリカの製造を始めました。専門領域であったFRPで、自分が理想とするコブラのボディを作ってしまったんです(笑)。
勝見 LB Specialist Carsという会社が手がけたもので、“the STR”というモデルになります。「AUTOCAR」の名物編集者がこのレプリカに乗って絶賛している動画がバズって、2年分のバックオーダーを抱えるヒットモデルになりました。
勝見 そうなんですよ。私はAK Sportscarsと代理店契約の交渉をしながらLB Specialist Carsにも何度も通ったのですが、バックオーダーがあるから僕には出せないと言われて。
勝見 たまたま社長が私と同じ年で仲良くなりました。最終的な決め手はAK Sportscarsの代理店権を取得できたことでした。「あそこと契約できたならうちもいいよ」と。
勝見 でも、車は2年待ちだったんです。そんなときたまたま1台キャンセルが出たので、「ならそれを売ってくれ!」と(笑)。
勝見 やはり子供の頃に憧れていたという方ですね。ストラトスをご購入された方はアリタリアカラーで仕上げている最中です。
オープン感がハンパじゃない! スーパーカーより楽しいかも!!
勝見 せっかくお越しいただいたのですし、運転席に座ってみませんか?
勝見 エンジンはコルベットが積んでいる6.2L V8になります。
勝見 おっしゃるとおりだと思います。
編集部 せっかくなので、Boseさんを助手席に乗せて走らせてもらえませんか? ナンバーも付いていますし。
勝見 大丈夫ですよ。じゃあ、うちのスタッフが運転しますので。
(「ETCカードが挿入されていません」~♪)
スタッフ 確かに(笑)。では、動かしますね。
スタッフ 助手席だと余計にそう感じるかもしれないですね。
スタッフ 一般道の速度域なら、かなりおとなしい感じで走れます。シフトも3速より上は使わないですね。
スタッフ 1tを切っていると思います。それで600馬力ありますから。しかも、電子制御もないんです。
スタッフ 例えば今だと、アクセルペダルはつま先で数ミリの微調整レベルしか踏んでいません。それだけでもグッと前に出ていきます。
スタッフ Boseさんはこの車で仲のいい友達とドライブに行ける感覚、ありますか?
スタッフ ぜひ体験していただきたいですね。
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