【名車への道】‘09 アルファ ロメオ アルファブレラ
2021/03/28
■これから価値が上がっていくだろうネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
クラシックカー予備軍モデルたちの登場背景、歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!
自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。
ジウジアーロがデザインしピニンファリーナが製造した。そのスポーツカーに手が届く
松本さん、名車予備軍を探すこの企画ですが、2000年以降のモデルだとやっぱり違和感あります? やっぱりそこそこ年代をさかのぼらないと厳しいんですかね?
——デザイン的にも奇抜ですしね。
——じゃあ今回の車もピッタリです。
——いいえ、それはまた次の機会に。今回はブレラにしました。ボクの個人的な好みで赤以外のブルーにしています。
——そうなんですよ。人気がないわけじゃないけど評価が高いわけでもない。そんなモデルにスポットライトを当てるという意味でもこの企画にピッタリですね。ところで、ブレラってなんの意味なんですか?
——それは上品な名前ですね。
——あ、このブルーの個体が今回の撮影車両です。やっぱりどこのブランドとも似てない、独自のデザインって感じですよね。そういえば、確かコンセプトカーがありましたよね?
——ベースになったというマセラティ 3200GTもジウジアーロの作品ですよね?
——じゃあ、ショーカーがそのまま登場したというわけなんですね。
——やっぱりこのデザイン、素晴らしいなぁ。
——メカニズム的にはどうなんですか?
——なるほど。それがこの価格で買える、ということですね。
アルファ ロメオ アルファブレラ
アルファGTVの後継となるスポーティなクーペ。ジウジアーロがデザインを手掛けた、コンセプトとほぼ同様の洗練されたスタイルが魅力。撮影車両はガラス張りルーフが備わった、FFのスカイウインドウ 2.2 JTSとなる。
▼検索条件
アルファ ロメオ アルファブレラ × 全国※カーセンサーEDGE 2021年5月号(2021年3月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- 【海外試乗】新型 ポルシェ マカン|電動化しても走りは“ポルシェ”!? 重さを感じさせない軽快なハンドリングが魅力だ!
- 【名車への道】’61 ジャガー XK150 “ル・マン”を制した性能と耐久性に優れるエンジンを搭載!!
- 【スーパーカーにまつわる不思議を考える】当主の死去で迎えた、名門「ピニンファリーナ」と「カロッツェリア」のさらなる受難
- 【試乗】新型ホンダ アコード|欧州の風を感じられる生まれ変わったフラッグシップセダン
- 【試乗】新型メルセデス・ベンツ Eクラスワゴン(E220 d)|最新になっても重厚感ある“らしさ”が十分感じられる新モデル
- “軽さ”は正義につき。【カーセンサーEDGE 2024年7月号】
- 【試乗】新型BMW 2シリーズアクティブツアラー|“走りのらしさ”はそのままに、取り回しの良さが光る2代目モデル
- トヨタ ヴェルファイア(3代目)をマンガで解説! ラージサイズミニバンの王者はどんな車?【人気車ゼミ】
- F1に挑んできたホンダの60年をリアル体感! “F1の聖地”鈴鹿サーキットに「Honda RACING Gallery」がオープン【EDGE Motorsports】
- 【試乗】新型 三菱トライトン|「今までの三菱車で最良」と言っても罰は当たるまい