クルマでオシャレしたいなら古くて新しい個性派セダン|カーセンサー特選市

オーソドックスな直線基調のセダンはもう出ない

一部高速道路では現役覆面パトカーとして活躍中。アンテナや助手席ミラーを装着し、覆面パトカー仕様にしているオーナーもたまに見かけます

一部高速道路では現役覆面パトカーとして活躍中。アンテナや助手席ミラーを装着し、覆面パトカー仕様にしているオーナーもたまに見かけます

排気量は2Lと3Lが用意されていますが、いずれもV6エンジン。エンジンの型式はVGシリーズなのですが「Very Good」から名づけられたものだそう

排気量は2Lと3Lが用意されていますが、いずれもV6エンジン。エンジンの型式はVGシリーズなのですが「Very Good」から名づけられたものだそう

基本デザインは古めかしい、というかデビューから変わっていません。最終型は2000年代でありながら1990年代の雰囲気を残しておりとてもユニーク!

基本デザインは古めかしい、というかデビューから変わっていません。最終型は2000年代でありながら1990年代の雰囲気を残しておりとてもユニーク!

タクシー仕様と変わらないリアスタイルですが、同色バンパーを装着するだけで雰囲気がガラッと高級に。デザインがシンプルなだけに色が大きく影響します

タクシー仕様と変わらないリアスタイルですが、同色バンパーを装着するだけで雰囲気がガラッと高級に。デザインがシンプルなだけに色が大きく影響します

カーセンサーアフター保証を付けて買えるラストチャンス

「個性的なセダンに乗りたい」とお考えのあなたにオススメの車があります! 予算60万円で狙える個性派セダン「日産 セドリックセダン」はいかがでしょう。今ならカーセンサーアフター保証を付けられますが、アフター保証が適用される国産車は初度登録から13年未満、走行距離13万㎞以下のため、あと数年で保証適用外になってしまいます。安心して乗るなら今がラストチャンスです。

セドリックセダンは公用車、パトカー、ハイヤー、タクシー、営業車(特にお堅い系)でよく見かけました。今でも2L直列4気筒LPG仕様の商用車のみ「現行型」として存続していますが、「自家用」の生産は2002年で終了。何度かマイナーチェンジを経ていますが、この型のデビュー自体は1991年です。

この車の魅力はレトロでありながら新しい、老若男女問わない懐の深さ。直線基調のデザインで有名なボルボもビックリなほど直線的なデザインで、こんな車はおそらく二度と現れないでしょう。今見ると清々しいデザインですしプライベートで乗りこなせば、かなりオシャレです。

パワーユニットは3つだが、狙えるのは2.4Lエンジン

さて、その“中身”について説明しましょう。Y31と呼ばれたセドリックセダンに搭載されたエンジンは水冷V6で、3Lモデルが最高出力160ps、2Lモデルが125psでした。スペックうんぬんよりも長年の運用実績があるエンジンを搭載することを重んじた点は、トヨタ センチュリー(旧型)と同じです。

昨今のセダンの走りと比較するとセドリックセダンはたしかに古臭いです。アクセルを踏むとブワッとリアが沈み、ステアリングを切ればガバッとボディがロールします。それが昔の“高級感”を演出するための柔らかい足回りだったのですが、これが今となっては逆に新鮮で面白いんです! このユニークな乗り心地は一度体験してもらたいものです。

相場は下げ止まり間近なのに、驚きの優良物件を発見!

そんなセドリックセダンですが、原稿執筆時点(9月12日現在)でカーセンサーnetでの掲載台数は37台。まさに絶滅危惧種です。平均相場は車両価格ベースで37.5万円とかなりの安さ。ここ3ヵ月の推移を見ると、相場もそろそろ“下げ止まり”でしょう。

実際に、アフター保証車を見てみると、2001年式の2.0 クラシック SVがアフター保証をつけて総額51.5万円。しかもコレ、走行距離2.4万kmと低走行な上、定期点検記録簿きという優良物件。カーセンサー認定でも4.5点をとっており「今乗らずして、いつ乗るのか」という状態です。興味が湧いた方は、まずは物件だけでもご覧になってはいかがでしょう。

【検索条件】日産 セドリックセダン×総額60万円以下×CSA保証車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額60万円を超える場合があります