45万円で軽を買う。|カーセンサー特選市

新車時オーナーは新車価格で車に接する

元祖ハイト系軽自動車の一角を担うホンダ ライフ。背が高く、見かけによらず車内が広く感じる1台で、何かと便利に使えます

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スバル R2は軽自動車規格ぎりぎりのサイズでなく、1~2名乗車をメインとした“ほどよい”大きさ。いざというときは大人4名でも乗れます

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日本にしか存在しない軽クロカン。その代表モデルのひとつが、この三菱 パジェロミニ。スズキ ジムニー同様の長寿モデルです

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スズキ アルトラパンなら、総額45万円で初代が狙えます。現行モデルはもちろん素晴らしいですが、程度の良い初代も素敵です

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10年という歳月は車を手放すベストタイミング

一般的に軽自動車の中古車相場は、新車時価格からの“割合”で考えると値落ち率が低いんです。それだけ需要があるということなのでしょう。そんな人気の軽自動車のバリモン(中古車業界用語:上質)をお手頃価格で狙ってみました。総額45万円以内でバリモン中古軽自動車をお探しの方、必見です。

今回は「10年落ち」に注目しました。軽自動車に限らず10年落ちという言葉のインパクトは大きく、これを機に手放すオーナーが多いんです。奇しくも5回目の車検を迎える直前ですから、これまた中古車市場への放出タイミングにつながります。さらに「調子は良いけど、飽きてきたし車を乗り替えようか」と考える時期でもあります。

10年落ちですから、中古車相場は底値のものが大半。販売店も売りづらいことはわかっていますから、程度の良いものでも比較的、安い価格が付けられる傾向にあります。つまり、10年落ちはバリモンを見つけることができれば、かなりオトクだと言えるのです!

10年落ちでも少ないものは1万㎞強しか走っていない

さて、ここで問題となるのは、いかにして程度のよいものを探すかということでしょう。そこで「ワンオーナー」、「定期点検記録簿付」という条件にこだわってみました。

「ワンオーナーがよくて、複数オーナーがダメなのか」と聞かれればそうではありません。ただ、ワンオーナーの場合、当たり前ですが前に乗っていたのは新車オーナーですから、どんなに市場価値が下がろうとも大切に扱われている可能性が高いんです。

さらに、定期点検記録簿が付いていれば前オーナーがどれだけ、どんな整備をしてきたかが把握できます。これにより前オーナーの車の扱い方が確認できるだけでなく、今後どのように付き合っていけばよいのかわかります。

こうして探した物件にカーセンサーアフター保証を付ければ、安心感は高いと思います。なにせアフター保証は購入から最長で3年間、走行距離無制限でトラブルを保証してくれるのですから。

中古車市場には物凄いコンディションのモノも埋もれている

さて、具体的に物件見てみましょう。上記の条件を満たし45万円以内で買える物件は、原稿執筆時点(2014年2月4日時点)で16車種、41台ありました。走行距離が最も多いもので12.6万㎞、最も少ないもので1万1000㎞でした。

個人的にグッときたベスト3はスバルR2、ホンダ ライフ(旧型)、そして三菱 ekワゴン(初代)です。なかでも、R2は独自の軽自動車開発をやめてしまったスバル最後の軽とあって感慨深いです。

レアなところでは三菱 パジェロミニ(最終型)もありました。走行は10万㎞オーバーでしたが、そもそも10年落ちですから年間走行距離は1万㎞程度。写真を見る限り、内外装の状態は素晴らしく、“ワンオーナー”ならでは、な雰囲気が感じられます。

今回は、走行距離は指定しませんでしたが、気になる方は条件に入れてもイイでしょう。どうせバリモンを選ぶなら、とことん条件にこだわってみるのも面白いかもしれません。

【検索条件】軽自動車×2004年式×ワンオーナー×定期点検記録簿付×総額45万円以下×CSA保証車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額45万円を超える場合があります