▲カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー2014 - 2015受賞車をご紹介!

カーセンサーに掲載された約6000モデルの中から「今年の顔」を決定!

カーセンサーnetに掲載された物件数やユーザーからの問い合わせ数などを独自のルールで採点し、この1年で最もカーセンサーユーザーからの反響が大きかった車に与えられる「カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー」。今年はマツダ CX-5がその栄冠を手にしました!

今回は、そのCX-5に加え、それぞれ部門賞を獲得したスズキ ハスラー、トヨタ クラウンアスリート(現行型)をご紹介いたします。

CX-5、受賞のポイントはクリーンディーゼル!

CX-5のデビューは2012年2月。年式的に格別新しいわけでもなく、かといって掲載台数が格段に多くなるほど古いわけでもありません。なにせ、まだ初回車検も迎えてませんから。

では、なぜ1位に輝いたのか? その答えはディーゼルエンジンにあります。現在、ガソリン価格は落ち着きつつありますが、2014年の前半は右肩上がりで高値をキープしていました。それが昨今の「低燃費重視」の追い風となり、ガソリンに比べ燃料費が安くすむ軽油のディーゼルに注目が集まったと推測されます。

CX-5はそもそも新車時からディーゼルエンジン搭載モデルが話題でした。それが今年になって年間250~400台/月と一定レベルで安定的に中古車市場にも顔を見せるようになり、中古車ユーザーの関心を引いたのでしょう。

進化した新世代のディーゼル車はハイブリッド車に勝るとも劣らない実力を備えています。今回、イヤーカーになったことは、それが広く車を使うユーザーに認知されてきた証しとも言えるでしょう。

「うるさくて排気ガスがくさい」という昔のディーゼル車のイメージとは異なり、新世代ディーゼル車の車内はとても静か。それでいて最大トルクは42.6kg・m(初期モデル)と、4L V8エンジンに匹敵するほど太いトルクを発揮します。燃費性能にも優れ、FFモデルはJC08モードで18.6km/Lと一昔前のコンパクトカー並みの低燃費です。

平均車両価格は約244万円(2014年12月16日現在)で中古車相場は下落傾向。さらに、2014年11月にマイナーチェンジされたことで今後この傾向は加速するはず。加えて言うと、目玉となるディーゼルモデルのカーセンサーアフター保証対象車が総額280万円程で狙え、タイミング的にもいい時期だと言えるでしょう。

▲スカイアクティブ技術をガソリン&ディーゼルエンジン、ミッション、ボディ、シャシーのすべてに導入したSUV。特にディーゼルモデルは走りも燃費も◎ ▲スカイアクティブ技術をガソリン&ディーゼルエンジン、ミッション、ボディ、シャシーのすべてに導入したSUV。特にディーゼルモデルは走りも燃費も◎

「ニューカマー賞」は遊び心満点のハスラーがGET

今年登場した新型車の中で最も注目を集めた車に贈られる「ニューカマー賞」を獲得したのはスズキ ハスラー。デビュー時は納車まで3ヵ月といわれるほどの人気ぶりで、今年後半になり掲載台数が大幅にアップしたのが受賞理由です。

ハスラーは、他の軽自動車とはデザイン的にも異なる“個性派”で、見ているだけでワクワクするスタイルが魅力です。それでいて車内は広く、実用面が優れている点も見逃せません。

直近3ヵ月前の秋頃から流通台数が一気に増え、現在では300台以上が掲載されています。平均価格は約136万円とお買い得とはまだ言えませんが、平均走行距離は1000km以下。程度の良い物件が揃っています。

▲アウトドアユーザーをメインターゲットにして作られた軽クロスオーバー。エネチャージなどの技術によって、グレードによっては29.2km/L(JC08モード)という低燃費を実現しています ▲アウトドアユーザーをメインターゲットにして作られた軽クロスオーバー。エネチャージなどの技術によって、グレードによっては29.2km/L(JC08モード)という低燃費を実現しています

クラウンアスリートは「ハイエンド部門賞」を受賞

平均価格300万円以上の車で最も注目された1台に与えられる「ハイエンド部門賞」は、クラウンアスリートが獲得しました。V6の2.5Lと3.5Lエンジンが用意されスポーツカーにも負けない運動性能を備えたアスリートは、走る喜びが味わえるセダンとして大人気。加えて、質感高いインテリアや高い実用性も備えているのが魅力です。

人気だけに平均車両価格は445万円ですが、3ヵ月前は約458万円だったことを考えると、徐々に値落ちは進んでいます。掲載台数も12月に入って、160台から192台に増えており、自分好みの1台を見つけやすくなっています。

▲誰もが知るセダンの王道、クラウンのスポーツバージョン。王冠を連想させるグリルが目を引きます。日本の美意識を生かしたデザインや手工芸品の趣があるインテリアも魅力です ▲誰もが知るセダンの王道、クラウンのスポーツバージョン。王冠を連想させるグリルが目を引きます。日本の美意識を生かしたデザインや手工芸品の趣があるインテリアも魅力です

今回ご紹介した3車種はどれも価格的にオトク感が強いワケではありませんが、それでも人気があるのは、やはり誰もが認める良い車だから。いずれを選んでも高い満足感が得られると思います。

なお、今年のカーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤーについては、12月20日から全国で順次発売されている「カーセンサー 2月号」で詳細に解説されています。興味が湧いた方は、ぜひこちらもご一読ください。

▼検索条件

マツダ CX-5&スズキ ハスラー&トヨタ クラウンアスリート(現行型)×総額500万円以下×CSA保証車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額500万円を超える場合があります