▲そろそろスポーツセダンに乗っておきましょっ?

セダンのキーワードはスポーティ

昔は「車のスタンダード=セダン」でしたが、現在ではコンパクトカーやミニバンなどに押されています。それだけに中古車となればオトク感が高いのですが、ひとつ見逃せないキーワードがあります。それが、スポーツセダン。かつてはスポーツまたはスポーティさをうたい、走りの良さをアピールしたセダンが人気を博しました。

それだけに中古車市場にはスポーツセダンが多く流通していました。しかし、今となってはセダン自体の需要が低下し、比例するようにスポーツセダンの数も減少。カーセンサーnetでの掲載台数はまだまだ多いですが、微弱な減少傾向にあります。

そんなスポーツセダンの中で、今オススメしたいのが日産 フーガ(初代)とホンダ アコード(4代目)です。カーセンサーアフター保証対象車が総額80万円以下で購入圏内。50万円台からでも狙えます。

パワフルな加速が魅力のフーガ

初代フーガは、2004年の10月にセドリック/グロリアの後継として登場しました。フロントにダブルウイッシュボーン、リアにマルチリンクのサスペンションが採用され、19インチを装備したグレードも設定されました。それでいて乗り心地は犠牲になっておらず、高級車としての一面も持ち合わせています。

中古車の平均車両価格は100万円を切り、約95万円(2015年2月15日現在)。先の19インチのアルミホイールを履いたグレード(スポーツパッケージ)も総額80万円以下でしっかり狙えますから、オトクなことに間違いありません。ただ、流通量は直近3ヵ月で587台から475台と、100台以上も減少しています。早めに動いた方が良いと思います。

▲フーガのエクステリアは、「ソリッド」「パワフル」「ラグジュアリー」の3つがキーワード。上質でスポーティなデザインとなっています ▲フーガのエクステリアは、「ソリッド」「パワフル」「ラグジュアリー」の3つがキーワード。上質でスポーティなデザインとなっています
▲V6の3.5Lエンジンは、最高出力280psを発揮。ひと昔前の馬力自主規制時代は、これが上限でした ▲V6の3.5Lエンジンは、最高出力280psを発揮。ひと昔前の馬力自主規制時代は、これが上限でした

キビキビ走るアコード

アコードは、フーガに比べるとひと回り小さいミドルサイズで、パンチの利いたi-VTECエンジンが魅力です。エンジンは2.4Lと2Lの2種類がラインナップされ、キビキビした走りを楽しめます。

平均車両価格は約66万円で、こちらも狙い目となっています。予算80万円だと、さすがにスポーツグレードの頂点である「ユーロR」までは手が届きませんが、2.4Lモデルはしっかり手に入ります。

▲アコードの空力特性を追求したスタイリングは、もはや機能美を感じさせてくれます。セダンとしては世界トップレベルのCD値0.26を実現しています ▲アコードの空力特性を追求したスタイリングは、もはや機能美を感じさせてくれます。セダンとしては世界トップレベルのCD値0.26を実現しています
▲2.4Lエンジンは200ps、2Lは155psと、NAとしては十分過ぎるパワーを備えています。高回転まで回して駆け抜ける快感は病みつきになるほどです ▲2.4Lエンジンは200ps、2Lは155psと、NAとしては十分過ぎるパワーを備えています。高回転まで回して駆け抜ける快感は病みつきになるほどです

そろそろ購入に向けて動き出したい

冒頭で「昔は車のスタンダード=セダン」と申しましたが、それは「広さ」、「走り」、「乗り心地」のすべてを高いレベルで備えているからではないでしょうか。

広さだけならミニバンがありますし、走りだけならスポーツカーがあります。しかし、重要なのは3要素のバランスでしょう。そういう意味で、スポーツセダンは非常にバランスがよく、まさに万能車。だからこそスタンダードとして支持されていたのではないでしょうか。

「ガチガチのスポーツセダンはいらないけど、ワインディングなどで、たまに少しだけ熱く走りたい」といった人にはフーガやアコードはピッタリです。価格的にもお手頃になってきましたし、ぜひ車選びの選択肢に加えてみてください。

▼検索条件

日産 フーガ(初代)&ホンダ アコード(4代目)×総額80万円以下×CSA保証車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額80万円を超える場合があります