▲割安。

ようやくお手頃になってきたエスティマハイブリッド

家族で使う車として人気が最も高いカテゴリーといえば、やはりミニバン。5ナンバーサイズのコンパクトミニバンも、3ナンバーのフルサイズミニバンも需要旺盛です。背が高くて圧迫感がなく、3列シートを完備していて、いざとなれば大勢で乗れ、荷物もたっぷり載せられる、というフレキシブルな使い方ができるのが人気の理由でしょう。

その中でもトヨタ エスティマハイブリッド(現行型)は、フルサイズミニバンの使い勝手にハイブリッド車ならではの低燃費が加わって、多くの人に支持されています。さらに新車時価格は300万円台後半~、乗り出し価格は概ね400万円台後半ということもあって、ロングセラーとなりました。

そんなエスティマハイブリッドも時間の経過とともに、中古車としては順当に値落ちしています。万が一のトラブルでも財布が痛まないカーセンサーアフター保証を付帯できる物件でも総額200万円以下で購入圏内。ものによっては100万円程からでも狙えるんです。

ミニバンといえばファミリーカーというイメージが強いかもしれませんが、どんなシーンでも活躍してくれるオールマイティな車でもあります。最近ではSUVが人気を集めていますが、この機会に「遊び道具としてのミニバン」に注目してみてはいかがでしょうか。

自由自在な使い勝手の良さが最大の魅力

現行エスティマハイブリッドが登場したのは2006年6月。量販車で世界初となるE-Four(電気式4WDシステム)で話題となりました。もちろん、その実力は伊達ではありません。

2.4L直4エンジン×電気モーターが繰り出すパワーは3.5L車並みの力強さ。車内が広くて快適に座れるだけでなく、シートアレンジ次第では広大な荷室も生まれます。ドライブのみならず、大勢での移動、アウトドアにまで活躍してくれることが容易に想像できます。

そして忘れてはならないのは、ハイブリッド車ならではの装備である「外部電源」です。ヘアドライヤーから電子レンジまで使えるほどの電源ですから、ある意味、エスティマハイブリッドは“移動する部屋”のようなもの。キャンピングカーとしての素養に優れているだけでなく、いざとなれば避難所的な役割も果たせる強い味方です。使い方はユーザーの想像力次第、と言ってもいいほどです。

▲プリウスやハリアーと同じ第2世代システムのTHS IIを搭載。優れた燃費性能と高い走行性能を両立しています ▲プリウスやハリアーと同じ第2世代システムのTHS IIを搭載。優れた燃費性能と高い走行性能を両立しています
▲ガソリン車のエスティマとエスティマハイブリッドの違いで最も分かりやすい特徴が、クリアレンズ化されたブレーキランプ ▲ガソリン車のエスティマとエスティマハイブリッドの違いで最も分かりやすい特徴が、クリアレンズ化されたブレーキランプ

オトクに手に入れるポイントは多走行気味のカーセンサーアフター保証対象車

カーセンサーに掲載されている現行エスティマハイブリッドの平均車両価格/平均走行距離は約200万円/約6万1000km(2015年10月7日現在)。デビューから9年が経過しているだけあり、車両価格のボリュームゾーンは120万円~200万円と幅広く、もはやグレード、装備内容による価格差はほとんどありません。

そんなエスティマハイブリッドの中古車価格は、ほぼ走行距離の多い少ないに支配されている雰囲気です。「10万kmオーバー」と聞くと消費者は敬遠しがちなのか、車両価格はグッと安く設定されているようです。つまり、購入費用を抑えるには、きちんと整備されている多走行気味の物件を狙うのが効果的だといえます。

▲新車時オプションだったHDDナビも中古車価格にはさほど反映されていません。じっくりHDDナビ装着車両を選べばオトク度マシマシです ▲新車時オプションだったHDDナビも中古車価格にはさほど反映されていません。じっくりHDDナビ装着車両を選べばオトク度マシマシです

とはいえ「購入後の不具合で余計に高くついた……」となってしまうと、安く買っても何の意味もありません。そこで光るのが、カーセンサーアフター保証対象車です。アフター保証さえ付けておけば、範囲であれば走行距離や修復歴の有無は関係なく、無料で保証修理を受けることができます。この安心感は活用すべきだと思います。

一般的にミニバンは家庭を持ったパパとママの車と捉えられてきました。しかし、最近のフルサイズミニバンは日本のみならず、世界各地で高級車と同じく送迎車として活躍し始めています。そういった観点でエスティマハイブリッドに触れてみれば、思いのほかコストパフォーマンスに優れていることに気づかされます。

エスティマハイブリッドの電気モーターを活用した加速は力強いですし、バッテリーの重量があるゆえにイイ意味でどっしりした乗り心地です。とにかくオールマイティに使えますし、そういう意味ではかなりの個性派とも呼べます。割安感が漂いつつあるエスティマハイブリッドをオトクに手に入れて“遊び”に使ってみてください。

▼検索条件

トヨタ エスティマハイブリッド(現行型)×総額200万円以下×CSA保証対象車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額200万円を超える場合があります