サーフィンに最適なクルマとは? エコ&快適でもっと海に行きたくなる|Carsensor IN MY LIFE

「大切なことは何か」に思いを馳せる

あるサーファーが言った。「街を歩いていても、サーフィンのことを考える瞬間がある。今日はどんな波がきているか。自分ならどうアプローチするか。そう思ったとき、すぐに海へ行きたくなる」と。

サーフィンをするのにクルマは相棒になる。波を求めて自由に移動できることは重要だ。そうなると、言ってみれば、クルマもサーフィンの一部ではないか。だからこそ、サーフィンのためのクルマについてもこだわりたい。

トヨタ カローラフィールダー

納車を境に波乗りの回数が増えた!

エコなクルマに乗り替えるのはサーフスタイルにも好循環をもたらす。低燃費ということは、波乗りの最大の敵である交通費を抑えられるということ。浮いたお金で波乗りの回数を増やすか。ウェットスーツを新調するか。遠くのポイントへ遠征するか。それが問題だ。

日産 エクストレイル

サーフボードは車内に積む、これマイルール

自分のサーフボードが車内に入る車を選びたい。ルーフキャリアに固定は走行中に飛ばないよう気を使うし、高速走行では空気抵抗が大きくなって燃費も悪くなりがち。せっかく、燃費のいいクルマを買ったなら、ここにもこだわるべきだ。

フォルクスワーゲン ゴルフオールトラック

荷室をフラットにして前泊、波待ちも快適

明け方のグッドウェーブを狙って、サーフポイントの近くで前泊することもある。そんなときはシートを倒して、荷室をフラットにすれば波乗りに備えて休むことができる。もちろん波待ちの休憩も快適だ。

ボルボ V60

サーフィンもクルマもスタイルが大事

サーフィンって「うまい」より、波乗りのスタイルが「カッコイイ」方がリスペクトされる。自分のスタイルを持っていて、クルマ選びにも、さり気なくそれを感じさせるセンスの良さがあれば完璧。自分らしい1台を選ぼう。

「もっと波に乗りたい」が結論なら……

「もっと海に行けるクルマ」こそ、サーフィンに向いたクルマではないか。その答えに納得していただけたなら、次のクルマはいかがだろう。気になったものがあったなら、ぜひ自分のスタイルとして取り込んでほしい。

トヨタ カローラフィールダー

トヨタ カローラフィールダー

サーファー御用達となるポテンシャルの持ち主

1.5LガソリンエンジンのCVTなら燃費は23.0km/L(JC08モード)。ハイブリッドなら33.8km/L(同)と燃費のよさが際立つ。しかも専用バッテリーを積むハイブリッドを選んでも荷室はガソリンとほとんど変わらないから、実用性は劣らない。後席を倒すと荷室がフラットになるのも同じ。ちなみにカローラフィールダーの荷室容量は407Lで、後席を倒せば872Lにまで拡大する。助手席のシートを倒せば、ロングボードも積み込める。これなら、燃費と実用性で新サーファー御用達モデルになるかもしれない。

現行型:2012年5月~
車両価格帯:49万~270万円
ボリュームゾーン:120万~200万円

ボルボ V60

ボルボ V60

最新ディーゼルならサーフポイントが近くに感じる?

見るからにスタイリッシュだがオススメするのは、その中身。欧州最新のディーゼルエンジンをいち早く日本に上陸させており、その燃費は20.2km/L(JC08モード)。走りもパワフルだ。新型1.5Lターボエンジンの16.5km/L(同)も優秀だが、とりわけディーゼルが素晴らしい。高速走行はもちろん、発進&停止の連続も得意だし、加速時でさえノイズが少なめ。室内が静かで、サーフポイントが遠くても疲れ知らずと言っていいだろう。3分割式のリアシートを倒せば、サーフボードも余裕で積める。

現行型:2011年6月~
車両価格帯:109万~618万円
ボリュームゾーン:220万~300万円

日産 エクストレイル

日産 エクストレイル

燃費も荷室の使いやすさも納得の波乗りエクスプレス

エクストリームスポーツに最も似合う車といえば、エクストレイルを思い浮かべる人も多いだろう。2.0Lガソリンエンジンモデルとハイブリッドが選べ、前者は16.4km/L、後者は20.6km/L(いずれもJC08モード)。今時のSUVは燃費も優秀だ。駆動方式は2WDと4WDがあるが、見た目はほぼ同じ。燃費もさほど変わらないから、駆動方式はどちらを選んでもOK。とはいえ、サーフポイントの駐車場が深い砂の場合、4WDが安心だろう。ちなみにジャブジャブ洗える荷室はガソリンモデルのみ。ハイブリッドは防水になっていない。

現行型:2013年12月~
車両価格帯:150万~350万円
ボリュームゾーン:220万~270万円

フォルクスワーゲン ゴルフオールトラック

フォルクスワーゲン ゴルフオールトラック

走りとスタイルを両立しサーフポイントで注目される

クロスオーバーモデルが充実しているフォルクスワーゲンから、オススメしたいのはゴルフオールトラック。ステーションワゴンのゴルフヴァリアントをフルタイム4WDにし、車高を上げて路面とのクリアランスを拡大している。サーフポイントで注目されるクロスオーバースタイルながら、走りはステーションワゴンのそれ。とても安定している。エンジンは1.8Lのガソリンターボ。最高出力は180馬力で、リッター当たり100馬力のパフォーマンス。低速から力強く加速するエンジンにしては、燃費が14.9km/L(JC08モード)と良好だ。

現行型:2012年5月~
車両価格帯:298万~359万円
ボリュームゾーン:310万~350万円

▼検索条件

トヨタ カローラフィールダー(現行型)&ボルボ V60(現行型)&日産 エクストレイル(現行型)&フォルクスワーゲン ゴルフオールトラック&日産 ウィングロード(最終型)&トヨタ エスティマハイブリッド(現行型)&マツダ CX-5
文/ブンタ イラスト/Hama-House 写真/トヨタ、ボルボ、日産、フォルクスワーゲン、マツダ