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セミトレーリングアーム式サスペンション(せみ・とれーりんぐあーむしき・さすぺんしょん)/[サスペンション]

セミトレーリングアーム式サスペンションとは、BMWが開発した自動車のサスペンション形式で、1950年代からZ3(1996‐2002)まで、走りのBMWを支え続けたリアサスペンションである。

特徴は三角形のスイングアームのピボット軸が、進行方向に対して斜めに取り付けられること。この方式を採用している車両は、車高を下げると、キャンバー変化によりタイヤが極端なネガティブキャンバー状態になる。2010年現在、40代の閲覧者にはお馴染みの、ハの字シャコタンにしやすいサスペンション形式ともいえる。日本においては、箱スカや初代ソアラなどスポーティ(かつヤンキー)な車に採用されていた。

かつての街道レーサーが社会の中核となった現在も、働く軽自動車、スバル サンバーのリアサスペンションとして労働者を支えている。