スズキ SX4セダン【ニューモデル】

■走りもいいが、装備も充実。オールマイティに使えてお買い得

◆コンセプト
スズキの世界戦略車のセダン版が国内にも登場

スズキの世界戦略車であるSX4。クロスオーバーモデルを標榜するが、追加されたセダンは国内においてはすでに生産が終了しているエリオセダンの後継車としての役割ももつ。エンジンは1.5L＆4ATのみの設定、SX4に比べ全体としては誰にでも受け入れられやすいデザインに仕上がっている。

◆ドライブフィール
ロールは大きいが“意外”と懐の深いハンドリング

ボディは3ナンバー、全高もこのクラスのセダンにしてはやや高めの1545mm、タイヤは乗り心地重視の15インチを履く。エンジンスペックやギア比などはSX4と変わらないので、加速フィールなどは過不足ないレベル。多人数乗車でも結構頑張れてしまうのがいいところだ。乗り心地は路面からのアタリはマイルド。コーナリングはロールが大きめだが、接地感は安定しており、なかなか懐が深い。

後席における居住性ももう少し足元が広いといいのだが、この乗り心地やさらにショルダー回りまでしっかりサポートしてくれるリアシートなど、なかなかしっかり作ってある。装備も1.5GはHIDやサイドエアバッグを標準装備するなど充実しており、コストパフォーマンスはもの凄く高い。