良かった点

なんと言っても唯一無二のアイコン的車。
基本設計が古い事もありDIYで大抵の事が自分で出来る為、ほとんどおもちゃの感覚で楽しむ事が出来ます。
また、カスタムが進むほどに必ず成果として帰ってきますので分かりやすい。
感覚的にはRPGで〇〇を手に入れた！→魔王に挑戦！みたいな。
おかげで、今ではちょっとした渓流くらいならぐんぐん登っちゃいます(^ ^)

季節や気候に合わせて、トップのアレンジが出来るのもこの車の魅力だと思います。
また、子供たちに大人気なのも乗っていて楽しい気持ちになれますよ♪

気になった点

車の作りがしょぼいのですが、JEEPなのでOK。
アフターマーケットパーツに交換することを前提に作られているのでは？
と思って乗らないといけないと思う。

総評

購入から1年経過して、カスタムもそれなりに進み、きちんとラングラーの評価をしようと考えて投稿してみました。
基本的な性能や純正然とした評価は他の方がされていますので、私はカスタムに至る経緯を含めビフォーアフターを紹介できたらと思います。

悪路走破性が高いと思われていますが、ラングラー、特にルビコン以外のグレードではランクル同等です。要因の一つが車高。がれ場でもマッドな路面でもサンドでも、腹を着いたら車は前には進みませんから。
実際、納車されたその日に近くの河原に行って試したところ簡単にスタックしました（笑）
そこで、車高を上げたわけですが、初めは何も考えずに6インチあげて、37インチを履かせました。40インチも考えましたが、一般道でのハンドリング、取り廻しを考えての事です。
そうしたところ、車の全高が2ｍを超えてしまった為、街乗りに支障が・・・。
主には入れない駐車場が増えたことですが(^ ^；
そこで、2インチ落として純正+4インチアップに。しばらくはこのままでしたが、微妙に乗り心地が悪く、良く揺れるように。ショップに相談したところロングアームなるものが出ているそうなので交換する事にしました。これは、支点距離を長くすることで、ストロークの可動域を広げる事を目的としたものですが、オンロードにおいても効果はてき面との事。この時、ついでにステアリングダンパーとダブルカルダンのプロペラシャフトも一緒に交換しました。
この効果はてき面で、引き渡されて100m走らないくらいで「なんだこれ！」と驚く事に。
車の挙動、ハンドリング、ガタつき等すべてが改善されました。
ラングラー購入→リフトアップをお考えの方がいらっしゃったら、ロングアーム換装はオススメですよ。
また、37インチ以上のタイヤを履かせるなら、ファイナルの変更もおすすめです。
純正ではスタートがもたつき、4.88では高速が伸びない。
4.56辺りが妥当だと思います。
デフロックはリアについていれば十分でした。私は、フロントにもつけていますが、ほとんど使用しません。
ショップの方々の様に競技に参加でもしない限り必要のないものなのかもしれません。

と、ここまででかかった費用が150万円ほど。車両価格が400万円程でしたからトータル550万円。
プラドのTZ-Gよりも安かったりします（笑）
対して造りが変わらずに、走破性は雲泥の差。
個性的なフォルムは好みが分かれると思いますが、一生付き合える相棒になると思います。
本国ではパーツも安価なものが豊富にありますので、国産の様に困る事もなさそうです。

中途半端にいじらずノーマルで乗るか？
ある程度投資して、フルスペックで乗るか？

いずれにしても、大いに楽しめる車であることは間違いないですね。

特徴

• カジュアル
• スポーツ
• 押し出し
• 走破性
• 積載が楽