G-lover919さん(北海道)
投稿日: 2015年3月2日
5点
何と言っても形、1979年の販売当初から細部、各部のブラッシュアップをされながらも変わることのない基本骨格。他社のSUVとは一線を画すスクエアなフォルムはまさにGクラスが世界中で愛される理由の一つ。また、その真四角なフォルムゆえのほぼ垂直に近いほどに立ったフロントガラス、ボンネット上のウインカーのおかげで車格の割に見切りがよく、意外と運転しやすい。
燃費の悪さ、維持費が高いことが一番の痛手ではあったが、そもそもこういったことを気にしながら乗るクルマではない。
また、慣れてくればさほど気にはならないが、ハンドル、アクセル・ブレーキペダルの重さによる重厚感ある独特のドライビングフィールや車格に見合わない頼りないブレーキ、後方視界の悪さ(バックカメラ装着やスペアタイヤ取り付け部の変更、取り外し等で解消はできるが)等は、はじめは苦行に思えるかもしれない。決して楽に運転できるクルマではないが、これらのネガな部分さえもGクラスだからこその”味わい”だと思えるほどの魅力がある。
非常に高い悪路走破性を持っていながらも、それが発揮されることなく普通の道を走らせるのは本来の使い方ではない気もするが、長靴履いて水たまりを避けるような感覚で走らせるこのクルマは、ある意味で究極の贅沢なのかもしれない。
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