まささん(神奈川県)
投稿日: 2013年3月14日
4点
【インテリア】
クラブマンは右側に2枚のドア、左側に1枚ドアという独特のボディを持つ。この使い勝手はほかにはないものだが、本国では左ハンドル車のこの設定がなされている。日本向けの右ハンドル車はハンドルだけが右側に移された形だ。
なので、後席に乗り降りするときには右側の後ろドアを使っても乗降性がさほど良くならない面がある。逆にドライバーが手荷物などを置くには便利になったりする。また後部に観音開きドアを持つのも特徴で、荷物の積載性には優れている。
【エンジン性能】
JCWの搭載エンジンはパワフルそのものといった感じ。直列4気筒1.6Lの直噴ターボ仕様で155kW/260N・mのパワー&トルクを発生する。1260kgの重量に対してこの動力性能なのだから、余裕の走りも当然といった感じ。
それも単に動力性能に優れるだけでなく、エンジンの吹き上がりの良さが凄い。アクセルを踏み込むと一気に吹き上がって行き、気持ち良く回転が上昇していくのに合わせてパワーが盛り上がっていく。その加速は俊敏というよりも豪快なイメージだ。
【走行性能】
標準系のクラブマンでは、過去に90kW/160N・m仕様のクーパーと、135kW/240N・m仕様のクーパーSの2モデルに試乗している。クーパーでもミニならではの低い着座位置による独特の走行感覚が得られるし、クーパーSならこれで十分といった感じの動力性能を発揮する。
【乗り心地】
足回りの硬さはクーパーからJCWに至る各モデルに共通するものだが、JCWの足は特に硬い。スポーティな走りを楽しむときには良いが、日常的な使い勝手を考えるとちょっと硬すぎる印象でもある。足回りの硬さについては、BMWにおけるMスポーツのような印象がある。
特になし
クラブマンJCWの価格は417万円で、動力性能の高さに合わせて高めの価格が設定されているが、ベースグレードのクーパーなら280万円弱の設定。値引きがほとんどないことを含めて考えると、決して安い買い物ではないが、リセールバリューの高さは外国車の中でも群を抜く。代替も含めてトータルで買い得感を考えるべきクルマだろう。
このクチコミは参考になりましたか?
参考になった人:28
あなたのクルマクチコミを投稿しませんか?
MINI初のプレミアムコンパクトセグメントモデル
独創的なデザインで広く大きくなった“ミニワゴン”
新車時価格はメーカー発表当時の車両本体価格です。また基本情報など、その他の項目についてもメーカー発表時の情報に基いています。