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かぶてっくさん(群馬県)
投稿日: 2017年9月15日
5点
いかついフェイスをした207からダイエットに成功し、また、愛らしいフェイスになった208。プジョーシトロエングループはつくづく個性的だと感じる。
この車の個性は『小径ステアリングと、その上から見るメーター』であろう。
まず、小径ステアリングはスポーティーなホットハッチの象徴で、運転が好きな人からしたらたまらないだろう。小径にすることによってステアリングの上側からのぞくメーターも斬新なアイディアで、唯一無二の装備と言えるだろう。
プジョーも昔と比べるとドイツ車らしくなってきて垢抜けてきた感はあるが、やはりフランス車らしい個性が残されている。フランス車全般の個性として、シートがとても良いことだ。208も例に漏れずシートの出来が非常に良い。
輸入車の中では値段もお求めやすいので、購入検討の段階ではこれと言って不安はない。しかしラテン車であるし、購入後のサポートや、故障、維持管理、交換部品の割高感は透けて見えるので、イニシャルコストは安いもののランニングコストを考えると非常に割高感を感じる贅沢な車である。
コンパクトなサイズであり、運転が好きな人にはお勧めできる車。フランスでは足車だろうが、日本でならばある程度の個性が主張できてプレミアム感を感じるだろう。
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