けんしず07さん(愛媛県)
投稿日: 2014年1月29日
5点
ワインディングロードや悪路での走破性が極めて高い。その反面高速道路で160㎞を超えるとハンドルがビビりだす。快適性より走りの快感を得たい人向き。当然それに応じたリスクは避けられない。ギリギリの走りでも常にいくらかのアドバンテージを持って運転すべき。そのために必要なのはクレバーさであり、自己陶酔で持ち合わせの無いテクニックで無茶するとすぐにもわが身、もしくは他人に迷惑が及ぶ。走り屋の選びそうな車だが、その実、長年車に乗ってきた熟練者にこそふさわしい車。
Aピラーとル-ムーミラーにスポイルされる視界は馬鹿にならない。特にAピラーは致命的。
右カーブの折にはクイッピングポイントを奥に取り,コーナー入り口では美技にアドバンテージを取り、コーナーの向こうが見えたら、クイッピングポイントに向けてやや直線的ににアプローチすると続く左コーナーガインベタになるので効率がいい。
理論上、ロスゼロ、振動ゼロ、低重心のボクサーエンジンとフルタイム4WDの足回りは相性がいい。タイヤにケチらなければ、一般道では安全比率を十分に保ったまま相当高度な走りができる。しかし車の運転は搭乗者次第。自らに驕り喜悦と危険の境界線を誤る可能性のあるものは選ぶべきでない。
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