車七朗さん(千葉県)
投稿日: 2016年11月4日
4点
センターピラーレス構造のおかげで、ドアの開く部分が広く、乗降が非常に楽に行えます。
うちでは高齢者を車椅子から移乗させるのに助かっています。
後部席は広く、シートの座り心地も良いです。
このサイズの車にしては珍しい後部スライドドアは使い勝手が良く、後部席に荷物を放り込むときに重宝しています。特に狭い駐車場では隣の車にドアをぶつける心配がないのが良いです。
上下を圧縮した楕円ハンドルは乗降の時に邪魔にならなくて良いです。
メーター類や警告灯が見やすいです。
横に開く荷室のドアが開閉の時に場所を取らず、力を使わないので便利です。
車高が低めなので近くの死角が減り、すぐ横のポールなどを視認しやすいです。
また、屋根が低い分、室内容積が小さいので、冷暖房の効きが良いように感じられます。
燃費が今一つ。(郊外一般道・昼間中心11km/L 夜間中心14km/L)
燃費のことを考えるとCVTでないことが残念ですが、2代目ラウムが出た頃のCVTの性能を考えると、4速ATにしたことは正しい判断だったのかもしれません。
助手席が折り畳めるのですが、機構が複雑で手順通りにやらないと動きません。
後部席にゆとりを持たせているせいなのか、その分荷室が狭いです。
ウオークスルー構造ということになっていますが、狭くて実際に歩いて後部に移動することはほぼ無理です。
実用性のないウオークスルー構造にするくらいなら、小物入れやもう少ししっかりしたドリンクホルダーを置いて欲しかったです。
ユニバーサルデザインで使いやすさを追求した車だそうですが、その通り非常に使いやすいです。移動の道具として割り切って乗る人には申し分のない素晴らしい車です。
同時期製造の初期型シエンタからの乗り換えですが、ラウムの方が乗り心地や乗降・運転のし易さが優れていると感じます。
格好の良さや、速さを求める人には物足りないと感じるでしょうが、流れに乗って普通に走っている分には、高速道路でも日光のいろは坂でも性能的な不満は全く感じられません。
現在、スペイドがラウムの実質的後継車と言われているようですが、後部スライドドアの廃止されたりするなど、ラウムの良かった点がいくつか引き継がれておらず、残念です。
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