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「アソビ×モビリティ」をテーマにした日本最大級の総合イベント「アソモビ」。

「テマヒマを楽しむ“遊び方の自由研究所”」をテーマに、8月5日、6日、幕張メッセで開催された「アソモビ2023 in Makuhari」は、屋内エリアの中央にツリーハウスと盆踊りの櫓が組まれ、まさにソトアソビのお祭り。

キャンプ・釣り・サーフィン・ペット旅・天体観測・温泉巡り・サイクリング・トレッキングといったアソビと、車やボートといったモビリティの展示や体験コーナーが設けられ、たくさんの来場者が楽しそうに巡っていた。また、手作りギアで人気の“ガレージブランド”が約20社も集結し、数量限定の希少アイテムをゲットすべくできた長蛇の列も印象的だった。

そんな今年の「アソモビ2023 in Makuhari」の中から、カーセンサー編集部が独断と偏見で注目した車6台をピックアップして紹介しよう。
 

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まるで動くリゾートコンドミニアム!? バスコン高級キャンピングカー

展示ホールに入ってすぐ、来場者の度肝を抜いたのが、WOT’Sが輸入販売しているビッグな高級モーターホームだ。

展示されていたのは、2023年式のアレグロブリーズ33BRと、2017年式のアレグロブリーズ31BR。FOR SALEと書かれた価格表には、新車の33BRが5450万円、中古の31BRでも2700万円と、お値段もビッグだ。
 

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アメリカのティフィンモーターホームズ製のバスコンは、全長10mオーバーの大型バスボディ。その中は、わが家どころじゃない、高級リゾートのコンドミニアムのよう。

キングサイズのベッド、ダブルシンクに3口コンロのキッチン、シャワーやトイレも完備。リビングのソファセットに加え、オットマン付きの助手席や運転席のシートもゴージャスな1人掛けリクライニングソファといった趣きだ。
 

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ルーフトップテント×本格オフローダー

RVランドのブースでは、現行のJL型ジープ ラングラーの4ドアモデル、アンリミテッドサハラの上に、ルーフトップテントが開いているのを発見。
 

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このルーフトップテントは、「TripTop」というラングラーアンリミテッド専用のポップアップルーフキットで、FRP製のルーフユニットとボトムユニット、そしてテントユニットからなる3ピース構造となっていて、車体に穴を開けることなくボルトオンで架装できるそうだ。

このJL型同様、3分割の脱着式ハードトップ「フリーダムトップ」を採用する、先代のJK型用のものもあるという。専用デザインだけあって、閉じた姿もかっこよく、ワイルドなラングラーが一層アンリミテッド化するキットだ。
 

エコドライブ▲運転席と助手席側の屋根からルーフトップテントにアクセスできる

モトコンポが2台入るトランポカスタムのエブリィ

60’sな雰囲気がかわいいカラーリングのスズキ エブリィが、SUVテイストのフロントマスクにドレスアップされた「エブラ―」。カスタムを手がけたのは、軽バン・軽トラリフトアップのパイオニア、フォレストオートファクトリーだけあって、見た目だけではなく、安全で実用的な悪路走破性を備えたリフトアップとなっている。
 

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外観だけでもかわいいのだが、リアハッチを開けるとものすごい! なんとエブラ―とお揃いのカラーリングが施されたホンダ モトコンポが2台、これまたおしゃれなカーペット仕様のスロープから出てくる仕掛けになっている。旅先で友達同士、カップルでツーリングに出かけられるというわけだ。
 

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上段はベッドキットが組まれた車中泊仕様となっていて、窓に取り付けられた木製シェードやヘルメットホルダーは埼玉の間伐材を使用したエシカルなもの。

木製シェードはリバーシブルで、天地を入れ替えれば光量を調節することもできる。デザインだけでなく、アイデアも質感もナイスなカスタムだ。
 

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スポーツカーでバンライフもできる!? コンパクトトレーラー「Roomette」

ソトアソビのお供にはミニバンやキャンピングカーが最高なんだろうけど、小さい車が好みなんだよな……というお悩みを解決する方法をアソモビの会場で発見! それが、車にヒッチメンバーを付けて引っ張るコンパクトトレーラーという選択だ。
 

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会場にはいろいろなコンパクトトレーラーが展示されていたが、このクロコアートファクトリーの「Roomette(ルーメット)」は、ボディに強化プラスチックを採用した軽量大空間で、自由度の高さが魅力だ。ボディカラーはもちろん、窓やドア、エアコンなどオプションも豊富で、キャンピングカーはもちろん、トランスポーターや趣味の部屋などアイデア次第で仕上げることができる。

スポーツカーでRoometteを引っ張って行って山へと走り、キャンプ場にRoometteを置いてワインディングをドライブ。そんな夢がふくらむコンパクトトレーラーだ。
 

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本格釣り仕様のプロボックス

アングラーの目を惹いていたのが、クラストップの居住空間と荷室をパッケージしたビジネスワゴン「プロボックス」をベースに、リフトアップを施し、グリルガードやルーフキャリアで走破性と収納力をアップした「PROBO STYLE」。
 

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中でもこの「JOE STYLE」は、ラン&ガンスタイルのエギングスペシャリスト、湯川マサタカさんが認めたシグネチャーモデルだけあって、獲物を求めて貪欲にポイントを移動するスポーティなイメージが魅力のカスタムだ。

ルーフ上には、オーストラリア発のアウトドアブランド、ライノラックのルーフキャリア。そこに、アメリカンでワイルドなロームアドベンチャー製の、防水仕様のルーフトップボックスが積まれる。
 

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フルフラットになるリアシートには、ウレタンが仕込まれ、快適な車中泊ができる。また、フライのタイイングテーブルを思わせるアームレストやロッドホルダーなど、専用設計のカスタムパーツは、使い勝手はもちろん質感の高さも魅力だ。
 

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悪路走破性を高めたジムニー顔のエブリィ!?

カッコかわいい本格オフローダーの「ジムニー」が、スライドドアが便利で広々空間をもつハイトワゴンになっちゃった!? そんなびっくり&うれしい1台を発見。
 

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軽ハイトワゴン、スズキ エブリィをベースに、丸目ヘッドランプやグリル、フロントバンパーなどをセットにしたフェイスキットでジムニー顔にし、35mmリフトアップしてステンレスのフロントガードもプラスして悪路走破性を高めている。TSDが手がけるエブリィ+ジムニーの「ジムリィ」は、かっこよくて使い勝手がいいというニーズに応えてくれる、いいとこ取りのコンプリートカーだ。

室内は、タンレザー風のシートカバー、ウッドの引き出し収納やシステムラックなど、アンティークな雰囲気。
 

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ベッドキット+ルーフトップテントでのびのび車中&車上泊もOKで、ロッドホルダーも付き、これでフィッシングトリップなんて最高に楽しそうだ。

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文/竹井あきら、写真/見城了
竹井あきら

ライター

竹井あきら

自動車専門誌『NAVI』編集記者を経て独立。雑誌や広告などの編集・執筆・企画を手がける。プジョー 306カブリオレを手放してから次期愛車を物色しつつ、近年は1馬力(乗馬)に夢中。