次期レクサス ISにEVモデルを投入か!?
2019/03/15
TNGA化されず、旧世代プラットフォームを流用
今後、トヨタおよびレクサスが送り出す新型車には、TNGAの新しいコンポーネントが採用される見通しだが、まさかの旧世代のキャリーオーバーが聞こえてきた。
しかも、その車種はレクサス ISだという。
レクサスへとユーザーを導き入れる、エントリー4ドアセダンである。
あえてTNGAに進化させないまま、モデルチェンジする理由とは?
先進国でのセダン需要の低下や開発工数(マンパワー)の削減、コスト低減などが挙げられる。
では、削減された工数はどこに費やされるのか。
エンジンを取り払ったEVモデルでも後輪駆動で走る楽しさを
なんとその答えは、EVモデルの開発だ。
トヨタとレクサスの中で、EVセダンの開発が本格化するのは初めてのことだ。
ISを名乗るからには、当然モーターはリアに置かれて、後輪駆動に仕立てられる。
だが、驚きなのはISのFRシャシーが用いられるのではなく、ESに使われているFFプラットフォームが起用されることだ。
厳密に言うと、キャビネットから前方のエンジンルーム(エンジンは搭載されないのだが)が流用されつつ、キャビンから後方が改造されEV最適化が図られる。
流用されるフロント部分には、エンジンの代わりにインバーターや制御ユニットが搭載される。
一方、大幅改修される後ろ半分は、リアシートをはじめ床下へのリチウムイオン電池が収納される。
そして、リアアクスル部分にはモーターが配される。
後輪駆動に仕立てることで、ハンドリング性能や運転時の楽しさを引き立たせる見込みだ。
次期ISには、エンジン車も設定されており、そちらはFRプラットフォームで制作される。FFシャシーのEVではプロポーションも異なるはず。
その両車に、ISを名乗らせることができるくらいの共通イメージがだせるのか、見ものだ。
※2019年3月15日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【スペック・諸元】
■予想発表時期:2021年以降
■全長×全幅×全高:4650×1800×1450(mm)
■搭載エンジン:電気モーター
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