次期トヨタ プリウスは、後ろ姿に要注目!
カテゴリー: クルマ
タグ: トヨタ / プリウス / ニューモデルスクープ!
2022/07/18
立ち位置が変わりつつある、プリウス
次期トヨタ プリウスの全高は55㎜低められ、流線形を極めることになりそうだ。全高ダウンには全面投影面積を減らして空力特性を高める狙いもある。
2015年12月にデビューした現行プリウスは、TNGAの下で開発された最初の車となった。THSIIの名称が取り払われたハイブリッド機構は小型軽量化によってJC08モード燃費で40㎞/Lを突破した。
一方で、個性が強すぎたデザイン、客層の広がりに伴うブランドイメージの低下が課題として浮上。見えない敵との戦いを強いられてきた面もある。
さらに、トヨタの商品群を見回すといまやカローラにもHEVが設定されていて、Cセグメントのハイブリッドカー需要をプリウスが一手に引き受ける必要性は薄れた。
そこで、5代目にあたる次期モデルは低全高化という思い切ったイメチェンに乗り出すこととしたようだ。
横一文字のテールランプが光る、リアビュー
上の画像はリアビューの予想イラストだ。リアにはハリアー同様、赤いラインが一直線にともる薄型テールランプが起用されて精悍さが演出される。
歴代モデルに踏襲されてアイデンティティでもあった、ハッチゲート垂直面のサブウインドウは全高ダウンに伴って廃止される。その名残として黒いガーニッシュが装着されるようだ。
全高ダウンによってヘッドクリアランスは前後席とも最小限に抑えられ、ルックス優先のパッケージに変わる。
メーターパネルは引き続き中央に置かれるのか、それともドライバーズカーの雰囲気を高める狙いで運転席前方に移されるのか、興味深いところだ。
もちろん、コネクティッド技術が応用され通信ナビが装備されるだろう。
ハイブリッド機構を刷新
シャシーやパワートレインといった基本的なコンポーネントは、現行モデルから流用され最大熱効率40%を達成している1.8L直4エンジンも続投される。
ただし、ハイブリッド機構にはノア、ヴォクシーで起用された最新版(トヨタ社内では第5世代と呼ばれる)が用いられる。
仕組みは従来と変わらないが、高効率化されて燃費とドライブフィールが向上される。現行モデルで初設定された4WDモデルは、後輪モーターが増強され乾燥路でもトルクを発生させることで発進加速と旋回をサポート。
生産遅延と迫り来る法規対応を見越し、すでに現行モデルのオーダー受け付けは打ち切られているプリウス。お伝えしてきた5代目プリウスは、2022年末に発表を控えている。
※2022年7月15日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2022年12月
■全長×全幅×全高:4550×1780×1415(mm)
■搭載エンジン:1.8L 直4+モーター
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- 【名車試乗】トヨタ セリカ 1600GT(TA22型)|半世紀の月日を感じさせないカッコよさ! 乗るとすぐに当時の記憶がよみがえってくる
- 【大阪キャンピングカーフェア2024】超初心者女子大生が気になるキャンピングカーをルームツアー
- トヨタ アルファードは動くオフィス! “好き”よりもリセールバリューで考えるビジネス的車選び
- 新型CR-Vに「RS」グレードが2025年10月に追加? FCEVとして復活したかと思いきやエンジン車も投入か
- 次期ツインがBEVとして再挑戦? スズキは新型の軽×電気自動車を検討中か
- 世界耐久選手権のチャンピオン争いも佳境! 最も強く、最も速いマシンはどれだ!?【EDGE Motorsports】
- 新型レクサス UXは完全BEV化? 次期型にエンジン車はあるのか、それとも電気自動車のみなのか
- 新型ホンダ フリードの納車10ヵ月待ちに絶望した人に贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
- 【2024年】SUV人気ランキングTOP30|オススメは? 中古車の選び方や国産&海外車の価格を紹介!
- 車中泊にオススメな車28選|危険・注意点やできる場所、便利グッズから中古車価格まで一挙解説!