レクサス LFA ▲初代LFA同様左右には大きなダクトが設けられてスポーツカー然とした後ろ姿が作り出される。センター出しエグゾーストと横一文字のテールランプの組み合わせが新鮮だ

LFAの次期モデル、新型レクサス LFA IIは4L V8ターボ+モーターを搭載? 発表は2025年?

V10エンジン搭載で話題を呼んだレクサス LFAの感動をもう一度、と言わんばかりに、トヨタ生粋のスポーツカーが帰ってくる。新世代に突入したレクサス商品群にふさわしい1台に仕立てられるLFA II(仮称)だ。

数年後に投入が予定されているレクサス LFA IIは、内燃機関を有する。同車には、コロナ禍でいったん開発が中断された4L V8ターボ、10速ATが後輪の近くに配されるトランスアクスル方式が用いられる。

また、発進をサポートするモーターがクラッチとともに組み込まれるのも見逃せない。
 

レクサス LFA▲2022年1月の東京オートサロンで披露されたモックアップ。当時はGRブランドで出品されたが、市販時にはレクサスファミリーの一員として登場する
レクサス LFA▲V8ターボとトランスアクスルの特性を確かめるべく、トヨタ社内では先代86のフロントノーズを伸ばした先行開発車両が走っているという(写真はテストカーの予想CG)

エクステリアは古典的なスポーツカールックか

東京オートサロン出品のモックアップで明かされたように、エクステリアはロングノーズが目を引く古典的なスポーツカー風のフォルムに仕上げられるだろう。

フロントマスクにはレクサスお馴染みのアロー型ランプが配され、スリット状のインテークと相まってワイド感と精悍さを演出。

また、十分な冷却性能を確保する狙いで、バンパー中央と左右には大きなインテークが配される。

後ろ姿を印象づける要素として横一文字のテールランプとLEXUSのバラ文字が与えられるだけでなく、バンパー下には空気の流れを整えるディフューザーと迫力満点の中央出しエグゾーストが備えられる。併せて、リアウイングも設定か。

LFA IIにはGT3も用意される計画で、プライベートチームがレースに参戦するためのベース車という別の顔も持ち合わせるという。

むしろT3がメインでモータースポーツ用の車両を市販化する逆転の発送で開発していることは、トヨタが自ら公言していることでもある。

※2023年9月15日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2025年以降
■全長×全幅×全高:4500×1895×1240(mm)
■搭載エンジン:4L V8+ターボ+モーター
 

文/マガジンX編集部
写真/マガジンX編集部、トヨタ