ライバル別100万円以下中古車 Part3
2009/03/19
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競い合うライバルがいるということは、切磋琢磨しあった車が複数台選択肢として存在するということ。
しかも中古車になると、新車時価格以上に中古車相場の差が開くことも…。
シリーズ最後は高年式車が狙えるミドルサイズミニバンから一度は乗りたい2シーターオープン、
室内広々軽ワゴン&軽ママワゴン、使い勝手の1BOXタイプなど5カテゴリー&14台をピックアップ。
いずれも100万円以下から見つけられるライバル車たちをご紹介します。
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ミドルサイズミニバン |
オールインワンの高年式車も狙える |
一人での通勤、家族や友達とのレジャー、冠婚葬祭まで、これ一台あればすべて事足りてしまう…。そんな究極のマルチパーパスカーがミドルサイズミニバンだ。スタイリッシュミニバンと同じく背は低めだが、ボディサイズにゆとりがあるため3列目はさらに快適。主流となっている2.5Lクラスの4気筒エンジンは余裕の走りを生み出し、内外装にも高級感がある。 |
充実装備の物件も狙える 日産 プレサージュ(2003年~) |
さらに値落ち傾向が強まる ホンダ オデッセイ(2003~2008年) |
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2シーターオープン |
一度は乗りたい! が今乗り頃に |
車好きなら一度は乗ってみたいと思っているのが2シーターオープンだろう。暖かい日差しを浴びながら風を切って走る気持ちよさは何物にも替え難い。車内に直接響く排気音や、軽量コンパクトなボディがもたらす軽快なハンドリングも車好きのハートを揺さぶる。大パワーエンジンを積んだ超高性能モデルとは違って燃費がいいこと、そして何より、ムキになって飛ばさなくても「スポーツ」としての運転を満喫できるのが魅力だ。 |
AT車も多く誰でも楽しめる トヨタ MR-S(1999~2007年) |
絶版が決まり値落ちが止まるかも ホンダ S2000(1999年~) |
修復歴車の比率が高い マツダ ロードスター(2005年~) |
流通台数が多く狙い目 ダイハツ コペン(2002年~) |
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全長3.4m未満、全幅1.48m未満という軽自動車枠のなか、いかに大きな室内空間を確保できるか。そんな究極のスペース効率を追求したのが軽ワゴンだ。車種によって位置は微妙に異なるが、全長を無駄なく室内スペースに充てるべく各車ともエンジンを床下に搭載。加えて全高もたっぷりとっている関係で重心が高く、ハンドリングや乗り心地にはある程度の割り切りが必要となる。しかしその分、室内空間は軽自動車とは思えないほど広大だ。 |
流通量は圧倒的に多い ホンダ バモス(1999年~) |
最上級グレードも圏内 スズキ エブリイワゴン(2005年~) |
エアロ装着グレードが狙い目 ダイハツ アトレーワゴン(2005年~) |
大半の物件が予算内に スバル サンバーディアスワゴン(1999年~) |
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軽ママワゴン |
ママたちへの配慮が満載の室内スペース |
快適性や運転のしやすさに配慮しつつ、室内空間の極大化を図ったのがこのジャンル。エンジンをフロントに搭載するためノーズは軽ワゴンより若干長めだが、緻密なパッケージングによって広々した室内空間を確保している。軽ワゴンより静粛性が高いのもポイントだ。平日はママの便利な足、休日は家族でのお出かけに…。そんな使い方をするにはベストの軽自動車である |
少走行距離車が中心 スズキ パレット(2008年~) |
すでに100台以上が圏内 ダイハツ タント(2007年~) |
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軽ワゴン同様、ビジネスユースが多い1BOX。静粛性やハンドリングでは不利な半面、スペース効率がべらぼうに高いキャブオーバーレイアウトを採用しているのがメカニズム上の特徴だ。乗用車的な走りは期待できないが、圧倒的な広さを生かし、2輪レース用のトランスポーターとして使われたり、キャンピングカー代わりに使用されるなど、根強いファンは多い。 |
人気車なのでアクションは早めに トヨタ ハイエース(2004年~) |
割安感はこちらが圧倒的 日産 キャラバンコーチ(2001年~) |
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Report/岡崎五朗 |
※この記事は、カーセンサー6号(2/19発売号)の特集をWEB用に再構成したものです |
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