▲納車時には、書類の確認や車両状況などをきちんと確認しておこう ▲納車時には、書類の確認や車両状況などをきちんと確認しておこう

納車後に必ず確認しておくべきこと

愛車が納車されたら思わず頬がゆるんでしまうが、喜んでばかりはいられない。納車時にすぐ確認しておきたいことがある。ミスに気づくのが後になればなるほど、スムーズな解決が困難になるからだ。

■書類の確認
車検証は名義人が正しいか、自賠責保険証明書、自動車税納税書が揃っているか。また購入時にリサイクル料金を支払った場合、リサイクル券(リサイクル預託証明書)があるか。

■車両状態
実車を確認した際に販売店に直してもらうことになっていた部分が、きちんと直っているか。これは販売店の人がいるときに確認しておきたい。

■保証内容
保証が付く(付けた)場合は、その内容に関する疑問をここで全て解消すること。
 

トラブル時はここに相談

残念ながらもし販売店との間でトラブルが発生してしまったら、なるべく早めに以下の相談窓口に問い合わせてほしい。

■カーセンサーホットライン
「実際に販売店に行ってみたら、カーセンサーnetで掲載されている車の走行距離や修復歴の有無などが違っていた」というような掲載内容に関するトラブルに対応。具体的には掲載店に対し事実確認を行い、広告内容の是正と業務改善、読者への適切な対応を求めていくという活動を行っている。

受け付け時間:土日祝日・年末年始を除く月~金 11:00~13:00/14:00~17:00
TEL:0120-01-3443
※電話内容につきましては正確を期すため、録音しています。あらかじめご了承ください。

■一般社団法人 自動車公正取引協議会(公取協)
消費者庁公正取引委員会から認定されたルールである「自動車公正競争規約」を運用する自動車業界の団体で、略称は公取協(こうとりきょう)。新車や中古車販売のルールを決めたり、販売店への指導やユーザーへの啓蒙活動などを行っている。同協会加盟店との間でのトラブルに関して相談に乗ってくれる。

・問い合わせ先など詳しくはコチラから

■一般社団法人 日本中古自動車販売協会連合会(JU)
日本で唯一の中古車販売店による全国組織で、約1万社の加盟店を抱える。昭和50年に当時の通産省と運輸省(現在の経済産業省と国土交通省)の許可を受けて設立された。呼称はJU(ジェイユー)。

・問い合わせ先など詳しくはコチラから

■一般財団法人 日本自動車査定協会
経済産業省と国土交通省の指導の下に作られた、中古車の適切な査定を促進・普及させるための団体。中古車査定基準の設定や査定士の技能検定試験などの他、中古車販売店にて修復歴判定の品質評価業務も行っている。全国52ヵ所の支所に依頼すれば、個人の所有車でも評価額を査定し、その証明書を発行してくれる(有料)。

・問い合わせ先など詳しくはコチラから
 

リコール・改善対策届け出の情報

■国土交通省
リコール制度や改善対策制度は、欠陥車による事故を未然に防止したり、設計などの不具合により適切な運行ができない車両の無償修理などを実施するためのもの。国土交通省のホームページには過去10年間のデータが蓄積されており、車台番号がわかれば、その車がリコール対象かどうかを調べることが可能。もし自分の車が対象車だったら最寄りのディーラーに相談しよう。

・問い合わせ先など詳しくはコチラ(サイト内|自動車交通関連)から
 

text/カーセンサー編集部