コンパクトなのに広々とした「使える車」が30万円以下!?
カテゴリー: 特選車
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2015/02/04
かつての流行車が今、とってもお手頃です
ヴィッツ、マーチ、フィットというコンパクトカー御三家は、かつて熾烈な販売競争を繰り広げていました。売れに売れ、月間販売台数トップ3を争っていました。そんなコンパクトカーブームの波に乗って登場したのが「派生車種」です。
派生車種はベース車以上に“目的”が定まっており、遊び心がありました。今回はそんな車の中から、トヨタのbB(旧型)とファンカーゴ、日産のキューブ(旧型)とキューブキュービック、ホンダのモビリオとモビリオスパイクをピックアップ。カーセンサーアフター保証対象車が、総額30万円以下で狙えます。
いずれの車も初めてのマイカーとして最適ですし、趣味や遊びのためのセカンドカーとしても大活躍するでしょう。ダウンサイジング需要にもしっかり応えてくれます。コストパフォーマンスが高いので、賢い買い物になると思います。
いずれの車も車内が広く、使い勝手抜群です!
ヴィッツがベースのbBとファンカーゴの特徴は、コンパクトカーであることを忘れさせてくれるほどの室内の広さです。
bBは当時、流行った“ちょい悪”風味でカスタマイズ需要を喚起させることに成功しました。自動車メーカー自らカスタマイズを推したことは、新しい試みだったと言えるでしょう。ファンカーゴは可愛らしいルックスに、ガバッと開くリアドアがウリでした。コンパクトカーながら荷物をたんまり積むことができます。
マーチがベースのキューブは、bBと同様に箱型デザインを採用。その最大の利点は室内スペースの有効活用であり、当然車内は広々としています。キューブキュービックはフロント2人、2列目3人、3列目2人の7人定員で、全長が3900mmとキューブより170mm長くなっています。
フィットがベースのモビリオとモビリオスパイクは、全高1705~1760mmとトールワゴンに仕上げていますが、全長は約4100mm前後に抑えています(グレードによって異なる)。
モビリオはコンパクトボディなのに3列シートをもつコンパクトミニバンで、モビリオスパイクはそのモビリオの3列目シートを取り除いて“遊べる”多目的車両に仕立てられています。両車とも、後席は両側スライドドアが採用され、ミニバンっぽさを演出。開口部が広いので、荷物をまとめて入れることができます。
自分好みのモデルをじっくり選ぼう!
いずれの車も新車時登録から時間が経っており、需要は一巡した雰囲気です。というのも、中古車相場はいずれも底値安定しており、どのグレードが安い、どの装備が人気といった法則はほぼ存在しないからです。結果として、自分の好みに合ったモデルを選ぶのが良いと思います。
平均車両価格/平均走行距離を見ると、bBが約31万円/約9万5000km、ファンカーゴが約23万円/約7万4000km、キューブが約30万円/約7万9000km、キューブキュービックが約27万円/約7万7000km、モビリオが約29万円/約7万3000km、モビリオスパイクが約36万円/約8万2000km(2015年2月1日現在)。当然、多走行気味な物件が多いので、カーセンサーアフター保証には加入しておいた方が安心でしょう。
全車、使い勝手が良いですから、荷室が使い込まれた物件が多いと思います。荷室の多少の傷や汚れは気になさらず、破損したものがないか確認しましょう。中古車選びの基本は内装、特に運転席のヤレ具合で、前オーナーの“車愛”がうかがえるものです。運転席がキレイな場合は、しっかりとメンテナンスを施してきたケースが多く、狙い目です。
▼検索条件
トヨタ bB(旧型)&トヨタ ファンカーゴ×日産 キューブ(旧型)×日産 キューブキュービック×ホンダ モビリオ&ホンダ モビリオスパイク×総額30万円以下×CSA保証車※プランでCSA保証を付けた場合、総額30万円を超える場合があります