【フォルクスワーゲン ルポの中古車を買うなら?】オススメの選び方や相場、グレードなどまとめ
カテゴリー: 特選車
タグ: フォルクスワーゲン / ハッチバック / クルマを選び始めた人向け / スモール / ルポ / 人気中古モデル徹底ガイド / ぴえいる
2021/10/05
フォルクスワーゲン ルポの中古車は今
ルポは軽自動車並みのサイズのコンパクトカーで、当時のフォルクスワーゲンのラインナップの中では最小のモデルだった。
本国では1998年にデビューし、日本へは2001年7月にやってきた。海外でも人気が高いモデルで、日本でも発売2ヵ月で年間販売目標の1500台を達成するなどヒットしている。
しかし、2006年6月に1世代限りで販売が終了。以降、日本では2012年10月にup!が登場するまで、同社の最小コンパクトカーカテゴリーは登場しなかった。
現在中古車市場では、総額50万円で十分狙えるお手頃な状況。同サイズのモデルは多くなく、希少なコンパクト輸入車となっている。
ここからはフォルクスワーゲン ルポの特徴や中古車相場について紹介する。
▼検索条件
フォルクスワーゲン ルポ× 全国ルポ(初代)の特徴と中古車相場
■ルポ(初代)DATA
生産期間:2001年7月~2006年5月
中古車流通量:約20台
中古車価格帯:20万~180万円
全長:3525mm × 全幅:1640mm × 全高:1475mm
■ルポ(初代)の特徴
2001年7月に日本へやってきたフォルクスワーゲンの最小モデル、ルポ。当時はスマートなどシティコミューターが注目されていた時代で、ルポも同カテゴリーにくくられた。
ただし、スマート フォーツーが2人乗り、さらに軽自動車は4人乗りなのに対し、ルポは5人乗りだ。同じく5人乗りとなる初代スマート フォーフォーよりは、全長や全幅は短いというサイズ感となっている。
小さいとはいえ、走ればフィルクスワーゲンの車らしく、しっかり感とスムーズ感があり、当時の日本の軽自動車とは違う乗り物だと誰もがすぐにわかるはずだ。
本国には3Lで100km走る(日本流で言えば33.3km/L)低燃費のディーゼルモデルもあったが、日本仕様は1クラス上のポロ(4代目)と同じ、1.4Lエンジン搭載 × 4速ATモデルのみが導入された。
デビュー時はベーシックな「1.4」と、パワーウインドウやAM/FM付きMDデッキ、8スピーカーが備わる「コンフォートパッケージ」という2グレードだった。
2003年に1.6Lエンジン × 6速MTのスポーツグレードの「GTI」が追加された。
メッシュグリルやリアルーフスポイラーが備えられ、エンジンフードやドア、フェンダーにアルミが採用されるなど軽量化も図られたホットハッチグレードだ。
ヨーロッパや中南米は2006年に別名の後継モデルが登場したが、日本には導入されずに2006年6月で販売が終了した。
■ルポ(初代)の中古車相場
流通台数は少ないが、走行距離10万km以下の物件が大半を占める。
総額50万円あれば十分狙えて、お手頃感があるモデルだ。
7割以上が1.4L車で、走行距離5万km前後の物件が多い。走行距離や年式よりもコンディションが価格を左右しているので、走行距離や年式は目安程度にとどめた方がいい。
むしろ20年近く前の中古車のため、点検記録簿の内容の確認や、実車のチェックが欠かせない。
軽量コンパクトでMTを積む「GTI」は人気のホットハッチだが、それでも総額100万円以内で十分狙える。
こちらは走行距離10万km超の物件が多いが、走行距離が少ないものだと総額200万円近くになることもある状況だ。
▼検索条件
フォルクスワーゲン ルポ(初代) × 全国※記事内の情報は2021年9月30日時点のものです。
ライター
ぴえいる
『カーセンサー』編集部を経てフリーに。車関連の他、住宅系や人物・企業紹介など何でも書く雑食系ライター。現在の愛車はアウディA4オールロードクワトロと、フィアット パンダを電気自動車化した『でんきパンダ』。大学の5年生の時に「先輩ってなんとなくピエールって感じがする」と新入生に言われ、いつの間にかひらがなの『ぴえいる』に経年劣化した。
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