マツダNDロードスター／ロードスターRFが商品改良＆予約スタート！ 新車価格も改定、発売は2024年1月中旬に

マツダがNDロードスター／ロードスターRFを大幅改良し、全国のマツダ販売店を通じて本日より予約をスタートする。発売は2024年1月中旬の予定。

改良の概要については、以下のとおりだ。

・最新の先進安全技術やコネクティッド技術を搭載
・エクステリアデザインやインテリアを変更
・新開発の「アシンメトリックLSD」を採用
・グレード体系や価格を改定

新技術搭載については、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール（MRCC）とスマート・ブレーキ・サポート「後退時検知機能（SBS-RC）」を新採用し、スマートフォンと連携するコネクティッドサービス「マツダコネクト」も進化する。

▲MRCCは、ロードスター「S Leather Package」「S Leather Package V Selection」「RS」、ロードスターRF「S」「VS」「RS」に標準装備、ロードスター「S Special Package」はメーカーオプション設定、ロードスター「S」「NR-A」は装着不可となる

エクステリアデザインについては、ランプ類がLED化され、スピード感やライトウエイトスポーツカーらしさがより表現できるように進化。また、インテリアには8.8インチのセンターディスプレイを新採用する。

ダイナミクス性能では、加速・減速時のディファレンシャルギアの差動制限力を変化させることで車の旋回挙動の安定を図る新開発の「アシンメトリックLSD（ASYMMETRIC LIMITED SLIP DIFFERENTIAL）」を、ロードスター「S」を除くMT車に採用。

電動パワーステアリングおよびエンジンパフォーマンスフィールの進化と合わせて、ロードスターならではのリニアで軽快な走りに磨きがかかる。

また、MT車には、サーキット走行に最適化したダイナミック・スタビリティ・コントロール（DSC の新制御モード「DSC-TRACK」）が追加される。

また、グレード体系や価格も見直され、往年のライトウエイトオープンスポーツカーをほうふつとさせるスポーツタン内装とベージュ幌のカラーコーディネーションを設定する「S Leather Package V Selection」も追加される。

▲内装イメージ

一方、特別仕様車990Sなど、廃止となるグレードも一部存在する。

▲人気の高い990Sも残念ながら廃止へ

新車価格については、グレードにもよるが、おおむね10万～30万円ほど値上がる。

例えば、ロードスター Sは税込み268万9500円から289万8500円に、ロードスターS Special PackageのMT車は税込み290万6200円から308万7700円に、それぞれ改定される。

▲そんな中、中古車価格はどうなっているだろうか？ 詳しく見ていこう！

NDロードスター／ロードスターRFの中古車最新状況は？ 価格や流通量を紹介！

カーセンサーに掲載されているNDロードスターの流通量は411台で、うちMT車が318台を占める。

中古車平均価格は約220万円で、価格帯は108万～528万円となっている。

廃止される特別仕様車990Sについては、16台流通しており、価格帯は248万～369万円という状況だ。

▲990S廃止に伴い、今後価格が上昇することも想定される。気になるなら早めの行動が吉？

リトラクタブルハードトップモデルのロードスターRFについて、流通量は172台で、うちMT車が89台を占める。

中古車平均価格は約260万円で、価格帯は145万～538万円となっている。

※記事内の情報は2023年10月5日時点のものです。

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