【試乗】ベントレー ベンテイガ|疲れずにどんどん運転したくなるのはまるで魔法! 時間の概念を変える本物のGTモデル
カテゴリー: ベントレーの試乗レポート
2020/08/18
▲マイナーチェンジ前のベンテイガV8に試乗する機会を得た。自動車テクノロジーライター・松本英雄がその様子をレポートするマイナーチェンジ前のベンテイガでロングドライブ
すでにエンスージアストならばご存じだろうが、ベントレーのSUV“ベンテイガ”が7月にマイナーチェンジされた。
しかし今回試乗するベンテイガは、ベントレーが100周年を迎えた最終の2019年モデルで、マイナーチェンジ前のベンテイガV8である。
実車を前にして、まず目に入ったのがダムソンというボディカラーだ。インテリアにも同色を使い、品の良さを引き立たせている。
ダムソンとは食用の果実で、英国では防風林を兼ねた生垣にも利用されている。深い紫のえんじ色を限りなく黒に近づけたような深い色だ。
搭載されるエンジンは、ベントレー伝統のV型8気筒ユニット。数々のモデルに使用してきた事実がある故に、V8エンジン搭載車が気になるのは当然と言えよう。
ラグジュアリーなGT(グランドツーリング)モデルなので、長距離の試乗を行いその感触を確かめてみることにした。
片道500km程度の道のりであるが、途中山間部の国道も走るのでステアリング特性も注目したい。
▲550psを発揮するV8ユニット
▲外装色と同じく、ダッシュボードやシート表皮にはダムソン色が用いられている高い静粛性に疲れ知らずの乗り心地でこれこそ本物のラグジュアリーカー
スタートボタンを押すと、V型8気筒ツインターボユニットに火が入る。エグゾーストノートは、ラグジュアリーモデルなだけに静粛性が非常に高い。
走行モードは“B”レンジ、すなわちベントレーレンジでお任せのセッティングでスタートだ。発進は力強く、変速はとてもスムーズである。
車幅は2mに差しかかりそうな1998mmという数字であるが、意外と見切りがよくドライブしやすい。
シートはしなやかで、体全体を優しく包み込みしっとりと支える。これだけでも癒される。


高速道路をひた走り、走行距離が300kmを超えても全然止まる気になれない心地よさだ。凄くいい。
しかもレスポンスがよく加速もスポーティだ。とても軽快に感じるのである。
エアサスも全体的にしなやかだ。最終モデルなだけに、以前よりも完成度が高くなっていると感じられる。
高速道路を乗り継ぎ、ロードノイズが大きくなるタイプのアスファルト区間に進入したが、車内は静かである。この車の静粛性は本当に素晴らしい。
一般道に入り、わだちのある路面を走行する。285/40ZR22というロープロファイルとワイドトレッドのタイヤなので、ステアリングを取られると思った。しかし、そんなことはなく、威風堂々とした雰囲気で路面からのインフォメーションを最適にいなす。
試乗して感じたのは、ベンテイガは運転していて本当に疲れない車であるということだ。それどころか体が疲れたとしても、ベンテイガに乗れば疲れも回復するそんな乗り心地なのである。
本当のGTと呼べるモデルは休憩したくなくなり、運転を楽しみたい魔法に取り付かれたような乗り心地と、ラグジュアリーなモデルならではの優雅でゆとりのある走りによって、時間の概念を変えるすべがそこにはあるのだ。
本物のラグジュアリーなGTモデルとは、そういう車ではないのだろうか。
▲ラグジュアリーなだけでなく、SUVらしくユーティリティ性能も高い【試乗車 諸元・スペック表】
●V8 4WD
| 型式 | ABA-BADCU | 最小回転半径 | -m |
|---|---|---|---|
| 駆動方式 | 4WD | 全長×全幅×全高 | 5.14m×2m×1.74m |
| ドア数 | 5 | ホイールベース | 3m |
| ミッション | 8AT | 前トレッド/後トレッド | 1.69m/1.69m |
| AI-SHIFT | △ | 室内(全長×全幅×全高) | -m×-m×-m |
| 4WS | - | 車両重量 | 2388kg |
| シート列数 | 2 | 最大積載量 | 3250kg |
| 乗車定員 | 5名 | 車両総重量 | -kg |
| ミッション位置 | フロア | 最低地上高 | -m |
| マニュアルモード | ◯ | ||
| 標準色 |
- |
||
| オプション色 |
- |
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| 掲載コメント |
※諸元・装備情報は一部本国仕様の情報を掲載しております |
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| 型式 | ABA-BADCU |
|---|---|
| 駆動方式 | 4WD |
| ドア数 | 5 |
| ミッション | 8AT |
| AI-SHIFT | △ |
| 4WS | - |
| 標準色 | - |
| オプション色 | - |
| シート列数 | 2 |
| 乗車定員 | 5名 |
| ミッション 位置 |
フロア |
| マニュアル モード |
◯ |
| 最小回転半径 | -m |
| 全長×全幅× 全高 |
5.14m×2m×1.74m |
| ホイール ベース |
3m |
| 前トレッド/ 後トレッド |
1.69m/1.69m |
| 室内(全長×全幅×全高) | -m×-m×-m |
| 車両重量 | 2388kg |
| 最大積載量 | 3250kg |
| 車両総重量 | -kg |
| 最低地上高 | -m |
| 掲載用コメント | ※諸元・装備情報は一部本国仕様の情報を掲載しております |
| エンジン型式 | - | 環境対策エンジン | - |
|---|---|---|---|
| 種類 | V型8気筒DOHC | 使用燃料 | ハイオク |
| 過給器 | ターボ | 燃料タンク容量 | 85リットル |
| 可変気筒装置 | ◯ | 燃費(10.15モード) | -km/L |
| 総排気量 | 3996cc | 燃費(WLTCモード) | - |
| 燃費基準達成 | - | ||
| 最高出力 | 550ps | 最大トルク/回転数 n・m(kg・m)/rpm |
770(78.5)/4500 |
| エンジン型式 | - |
|---|---|
| 種類 | V型8気筒DOHC |
| 過給器 | ターボ |
| 可変気筒装置 | ◯ |
| 総排気量 | 3996cc |
| 最高出力 | 550ps |
| 最大トルク/ 回転数n・m(kg・m)/rpm |
770(78.5)/4500 |
| 環境対策エンジン | - |
| 使用燃料 | ハイオク |
| 燃料タンク容量 | 85リットル |
| 燃費(10.15モード) | -km/L |
| 燃費(WLTCモード) | -km/L |
| 燃費基準達成 | - |

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『クルマは50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。
【関連リンク】
この記事で紹介した車
ベントレー
ベンテイガ V8 4WD ファーストエディションspec Naimオーディオ マリナードライビングspec ツーリングspec シティspec フロントシートコンフォートspec ムードライティングspec ナイトビジョン
本体価格1660.0万円
支払総額1680万円
ベントレー
ベンテイガ スピード 4WD マリナードライビングスペック ツーリングスペック ブラックラインスペック 5シートコンフォートスペック サンシャインスペック ベントレーダイナミックライド カーボンファイバーフェイシドドアストレール
本体価格2668.0万円
支払総額2698万円
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