消費者の立場から（ＫＡＴ－Ｐさんのクチコミ投稿）

ＫＡＴ－Ｐ様　このたびは本当に有難うございました。ＫＡＴ－Ｐ様のように、まずはウィークポイントからちゃんと考えていくお客様がいらっしゃると大変助かります。車は、ガソリンを入れて鍵を回せば走る便利な道具だけではなく、安全に安心して目的地まで行かなければなりません。そのためにその車のクセを知っておくのは非常に重要かと思います。バルブボディーは技術さえしっかりあればかなり安く直せますし交換も簡単に出来ます。VWディーラーですとバルブボディー単体で備品が出ないのでオートマチックASSY交換になります。〔30万円くらいだったと思います〕当方ではバルブボディー単体で本国から直接購入し、記録簿等で交換歴がないのは実際にオートマを開けて確認し交換してない車はその場で対策用の新しいバルブボディーを交換してしまいます。 このころのフォルクスワーゲンはドアのアクチュエーターもプラスチックで弱いです。窓が下がっている時にいきなりバチンと音がして下がらなく上がらなくなることがあります。また燃料ポンプも弱いです。でも、ご安心ください。ＫＡＴ－Ｐ様の車に限らず、当方では入庫時と展示前点検時にそれぞれ異なる整備スタッフが確認をして内張りを外し対策用にドア４枚とものアクチェーターを交換してしまいます。日本仕様はなぜかプラスチックで中国やドバイ、カナダ仕様はアルミになっていますので非常にリスクが国産車よりも低いです。部品調達は本国発注し当方で大量にストックしてあります。燃料ポンプは、ポンプ事態は悪くないのですが、ポンプの上にあるフェ-ルポンプコントロールユニットが熱で信号をポンプに送れなくなり、ポンプ自体を悪くさせてしまうのです。〔本国ではゴルフ５と同じポンプとECUをトゥーランに使うのになぜか日本仕様ですと違うものが付いています。ですので当方は故障がまずないゴルフ５の本国用を使います〕でも、これもボッシュの対策用がドイツ本国で出ていますので、ＫＡＴ－Ｐ様のトゥーランに限らず全て交換します。トゥーランはこの３つをしっかりおさえていれば、まず故障は出ないと思います。私のトゥーランは９万キロでVWディーラー様から下取りを格安で売っていただき、この３点SETを交換し、只今、213500ｋｍです。オイル交換は6000ｋｍ前後で二回に一回はエレメント交換。それ以外は特別なことはしていません。室内灯が一回切れただけで、故障は全くなく、毎日片道50キロの通勤に使用しています。トゥーランてこんな車なんです。さて、ＫＡＴ－Ｐ様のトゥーラン君も目標20万キロノントラブルでいきましょう！遠方であっても陰ながらしっかりと支えさせていただきます！有難うございました！