私は、大学時代に4A-GZEトレノに乗っていましたので、潜在的な興味はあったのだと思いますが、約1年前に突然NSXに魅せられて、それ以来、毎日、カーセンサー（& G社）で検索するようになりました●最初の頃はATも含めて見ていましたが、NSXに関する種々の情報を知るようになり、だんだん、MTで、車高調などの社外品は避けたい、でもRやSの純正流用はしてほしい、特にメンテナンスリッドはメッシュであってほしいなど、自分の好みが明確に（贅沢に）なっていきました●その間、カーセンサーのピーク時で105台ほど掲載されていたNSXは80台前半で推移するようになり、もう、縁がないのかなと思っていたある日の夜、これしかないという（理想以上の）車両の情報がUPされました●中古車は一期一会、ピンポイントのワンチャンスなので、妻の承諾も不十分なまま、1分でも早く見積依頼・来店希望の連絡をし、これをきっかけとして、この車両を購入させていただくことができました●他社（G社）の検索サイトでは、「検討中」の人数が表示されるため、翌朝までの約10時間で15名の方が連絡を入れたと推測されましたので、本当に運が良かったのだと思います。（後日、武内社長からは、3日間で45件の見積依頼があったとお聞きしました）●マックス倶楽部さんでの購入はもちろん初めてでしたが、日々の検索を通じて、車両情報の掲載期間が短いという印象がありました。最初は車両価格が表示され、しばらくして「応談」になり、消えていく。つまり、この「応談」は、よくある高額車両に対する問い合せのためのものではなく、「商談中」に近い意味なのだと感じています●私は、自身の都合で、契約から納車までの期間を8週間に伸ばしていただきましたが、マックス倶楽部さんでは、その間に4台ものNSXが新オーナーにバトンタッチされて行ったようです。これは、やむを得ず手放す方にとっても、新たに所有する方にとっても、満足できる価格であったことによるものだと思っています●私の場合も、MTとしては普通の予算内で、中古レコードに例えると、通常はこれ以上を望まないような、Near Mint（ニア・ミント）～Excellent＋（エクセレント＋）の状態の車両を譲っていただいたと感じています。購入する前は、サーキットを走ってみたいとも思っていましたが、とてもそんな気にはなれない程、良いコンディションなので、今は、前所有者の方に感謝しながら、できるだけこの状態を維持していけたらと思っています●最近では、カーセンサーのNSX掲載車両が70台を割り込むような時もありますが（海外流出？）、40代最後の月に、このような充実感を得られたことに感謝しています。ちなみにこの車両は、私が社会人となった年で、かつ本田宗一郎氏が逝去する直前に登録されたものであるという点においても、意義深いものとなっています●この度はありがとうございました。今後とも、いろいろ教えていただければ幸いです。