ヱヴァンゲリヲンと箱根と聞いてすぐピンときたなら、一度はヱヴァンゲリヲンにハマったことがあるに違いない。ヱヴァンゲリオンの舞台となる第3新東京市は箱根町がモデルとなっているからだ。その箱根に、特別な電気自動車用の充電スタンドが設置された。

設置したのは、2012年に設立されたパナソニック株式会社 エコソリューションズ社。今回、映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」に登場するキャラクターおよび機体をモチーフにした充電スタンド「ELSEEV(エルシーヴ)」を用意した。自治体や観光地、企業、商業施設などに、電気自動車の充電設備の設置を進めていく取り組みの一環だという。

箱根町ではこれまでも、ローソンが第3新東京市店を期間限定でオープンさせたり、観光協会が「ヱヴァンゲリヲン箱根補完マップ」を配布するなど、ヱヴァンゲリヲンとコラボした観光プロモーションを積極的に行っている。ちなみに箱根町の公用車もエヴァ仕様になっている。

今回の企画は、環境先進観光地を目指している箱根町の「箱根EVタウンプロジェクト」の一環でもあり、シンジがパイロットを務める初号機仕様が道の駅「箱根峠」駐車場(足柄下郡箱根町箱根381番地22)に、アスカが操る2号機仕様が箱根町立箱根湿生花園の第一駐車場(足柄下郡箱根町仙石原817番地)にそれぞれ設置され、今後も箱根地区の観光施設などへ設置が進む。

温泉はもちろん芦ノ湖や美術館、ゴルフ場など多くの観光スポットがある箱根。コアなエヴァファンはもちろん、観光で箱根に出向く人も、ドライブのついでに「第3新東京市」ならではの充電スタンドを見物してみると楽しめるはずだ。

現在、日産リーフなどの電気自動車に乗っている人は、ぜひ箱根に行ったら好きなエヴァとシンクロし、箱根湯本駅や仙石原、ヤシマ作戦に登場した下二子山などを巡ってみよう。

現在は初号機バージョン(左)と2号機バージョン(左から3番目)が設置されているが、今後は綾波レイや渚カヲルバージョンも設置予定

現在は初号機バージョン(左)と2号機バージョン(左から3番目)が設置されているが、今後は綾波レイや渚カヲルバージョンも設置予定

充電スタンドは道の駅や湿生花園などの観光スポットに設置されるため、充電中も退屈することはなさそう。ちなみにこのリーフは箱根町の公用車だ

充電スタンドは道の駅や湿生花園などの観光スポットに設置されるため、充電中も退屈することはなさそう。ちなみにこのリーフは箱根町の公用車だ