▲カーセンサー的『映え』を探すこの企画。過去に撮りためたポジフィルムから『映え』な写真を探してみます ▲カーセンサー的『映え』を探すこの企画。過去に撮りためたポジフィルムから『映え』な写真を探してみます

2005年まで主流だったフィルム写真から『映え』をお届け!

皆さんこんにちは。編集部てんちょ~です。

ちまたで耳にしない日はないくらいみんな大好きな『映え』

「なら自分たちも『映え』を提供しよう!」と思い立ち、編集部に保管されている『映え』なフィルム写真をお届けするこの企画。

前回、前々回の記事で『映え』を感じていただけたでしょうか?
 

 

ビシッとキメキメな当時の車達に思わず『映え』を感じてしまいます。

今回で国産車は最後となります! ホンダ、マツダ、スズキ、ダイハツ、三菱の映え写真をご覧ください!!
 

ホンダ トゥデイ(2代目・1993~1998年)

▲独立したトランクをもつ個性的なハッチバック ▲独立したトランクをもつ個性的なハッチバック

2代目のトゥディはバンモデルがなくなり、ボディは3ドアハッチバックからリアに小さなトランクを備える2ドアセミノッチバックスタイルになりました。

エンジンは基本的に直3 SOHCが継続されますが、2タイプの燃料供給装置により48ps、58psへとパワーアップしています。

サスペンションはフロントがストラット式、リアは2WDがトレーリングリンク式、4WDはストラット式。

大半のグレードでエアコンやパワーステアリング、パワーウインドウが標準装備されています。

丸い目のかわいらしいスタイルに、黄色がとっても似合うトゥデイ。かわいい+ポップなカラーはもはや『映え』の定番スタイルです!!
 

ホンダ NSX(初代・1990~2005年)

▲軽量なアルミモノコックを採用したスーパースポーツカー ▲軽量なアルミモノコックを採用したスーパースポーツカー

ホンダのスポーツカーといえば、軽量なオールアルミ製モノコックボディをまとったミッドシップレイアウトのNSXですね!

5MT車が280ps、4AT車は265psのパワーを誇ります。

四輪ダブルウィッシュボーンサスペンションにVディスクブレーキ、フロント205/50ZR15・リア225/50ZR16タイヤ、鍛造製アルミホイールなど高次元の走りを支えるメカや装備も万全です!

広大な青空をバックに遠くから向かってくるNSXが写された1枚。

NSXは小さいながらも、大きな空に負けない存在感を放っています。車×自然の景色。これも映えやすい組み合わせですね。
 

ホンダ CR-X デルソル(3代目・1992~1997年)

▲電動開閉式のメタルルーフを採用したオープンカー ▲電動開閉式のメタルルーフを採用したオープンカー

3代目となったCR-Xはデルソルというサブネームがつけられ2人乗りのオープンカーへと変貌しました。

メタルトップは2種類あり、手動式のルーフとトランストップと呼ばれる電動式も設定されています。

エンジンは1.5Lの直4SOHCと1.6Lの直4DOHC VTECに5MT/4ATが組み合わされます。

駆動方式はFFのみでサスペンションは専用のチューニングを施した四輪ダブルウィッシュボーン式。オーディオパネルにはオープン時を考慮したカバーなんかもついてます。

私的にデルソルの中で一番目立つ色だと思うのが写真手前のサンバグリーンパール。

太陽光をきらりと反射しキレイに写っています。しかし小さい車なのでどこかおもちゃっぽいかわいさも映えのポイントです。
 

マツダ ロードスター(初代・1989~1997年)

▲世界中を歓喜させた2シーターオープン ▲世界中を歓喜させた2シーターオープン

全長4mに満たないコンパクトなボディにクラシカルな雰囲気のスタイル、さらには手軽に開閉が可能なオープントップを採用した2シーターオープンです。

FRの駆動方式と1tを切る軽量なボディの組み合わせは、ドライバーに走る楽しさと車を操る喜びを教えてくれます。

世界中にファンがいる大人気の車で、年に1回行われるミーティングには全国・世界からオーナーが駆けつけるほどです。

絶対映える桜とのショットでロードスターも黄色なので両者ともに映えている素敵な1枚です。
 

マツダ プロシードマービー(3代目派生モデル・1991~1999年)

▲ピックアップベースのロングボディのSUV ▲ピックアップベースのロングボディのSUV

ピックアップトラックのプロシードをワゴン化したSUV。そのボディは全幅こそ1.7m程度ですが全長は5mに迫ります。

さらにホイールベースが3mもあるため、3列シート7人乗車とはいえ居住スペースは余裕タップリ。

4WDシステムはパートタイム式で、225/80R15サイズの大径タイヤを装着しています。

エンジンは2.6Lの直4でミッションは5MTのみ。グリルガードやチューブタイプのサイドステップ、ルーフレール、電動サンルーフなどRVムード満点の装備も豊富に用意されていました。

長いボディがよくわかる真横のカットで背景には富士山。

さらに走破性の高さを強調するような悪路に置いていてメッチャ映える1枚です。
 

スズキ カプチーノ(初代・1991~1997年)

▲4つのルーフが楽しめる軽オープンカー ▲4つのルーフが楽しめる軽オープンカー

高い走行性能を目指してFR駆動を採用した軽のオープンカーです。

3分割できるルーフパネルは左右2枚を外してTバールーフに、さらに中央部を外してタルガトップ、さらにはフルオープンと、4通りのオープンエアが楽しめます。

搭載されるエンジンは、アルトワークスと同じ660ccの3気筒インタークーラー付きターボ。これに5MTを組み合わせていてアグレッシブな走りを楽しめます。

洋風な建物に佇むカプチーノはまるで英国車のようにも見えます。

映えるスポットで写真を撮るような感覚に似ていますね。
 

ダイハツ フェロー(2代目・1970~1980年)

▲当時では珍しい前輪駆動の軽自動車 ▲当時では珍しい前輪駆動の軽自動車

ホンダ以外のメーカーは軽自動車に後輪駆動を採用していた中で、フェローは前輪駆動でした。

これは、室内のスペースを広くとることを目的としていたからです。

エンジンには今ではもう絶滅状態の直列2気筒の2ストロークエンジンが搭載されていました。

昔の規格の軽自動車なのでとても小さくてカワイイフェロー。

青々とした自然の中にいると、レトロさも相まって夏休みに祖父母の家に遊びに行くような感覚にさせてくれます。
 

三菱 パジェロ(2代目・1991~1999年)

▲進化した4WDシステムは走破性抜群 ▲進化した4WDシステムは走破性抜群

1982(S57)年に登場し初めてのFMCを行ったパジェロ。2代目は初代同様に4ドアロング/2ドアショートの2つのボディに全車4WDのラインナップされました。

フロントが独立式、リアがリジッド式サスペンションと4つのモードを切り替えられるスーパーセレクト4WDシステムを搭載し、一段とオフロードでの走破性がアップ!

エンジンは3LのV6ガソリン、2.5Lのディーゼル、ディーゼルターボの3種類をグレードに応じて搭載されています。

パジェロといえばやっぱりオフロードがよく似合います。

土煙を上げながら走るその姿は何ともカッコよく生き生きしているように見えます。

カーセンサー的『映え』な写真はいかがでしたでしょうか?

「映えるね!!」と感じてもらえたら幸いです。
 

text/てんちょ~(編集部 大平拓摩)
photo/カーセンサー