レクサス LS600hが、マイナーチェンジで復活!?
カテゴリー: クルマ
タグ: レクサス / LS / ニューモデルスクープ!
2019/11/16
様々な需要に応えるべく、パワートレインを拡充
レクサスのフラッグシップ、LSが2021年をメドにマイナーチェンジでリフレッシュされる。大きく豪華に成長した反面、ハードルが上がってしまったのも事実。LSのマイナーチェンジに迫る。
まずは、より多くの需要に応えられるよう、パワートレインの種類を増やす検討が始まっている。
現在は、3.5L V6ツインターボと、3.5L V6ハイブリッドがラインナップされているが、ハードルを下げるためのエントリーモデルと、頂点で風格を極めるトップモデルが加わる。
エントリーモデルとして、新たに用意されるのは、2.4L 直4ターボで、3.5L V6並みの性能が与えられるという。このエンジンは、TNGA-Kプラットフォーム採用車向けのユニット。つまり、FF車用のものだ。
それをLSにも流用して、縦置き搭載するというわけだ。さらに、このユニットに電気モーターが併設されるハイブリッドもラインナップされる見込みだ。
一方、トップエンド用には、5L V8ハイブリッドが再投入される。周知のとおり、このユニットは先代に使われていたが、現行モデルへのバトンタッチ時にドロップ。センチュリーに譲り渡された。
だが、3.5L V6ハイブリッドでは、先代LS600hと比べて、格下感が否めないためか、ラインナップへの復活が検討されている。もちろん、名称はLS600hだ。
2020年東京五輪で、自動運転技術を早出しか
パワートレインの拡充と並んで見逃せないポイントが、自動運転技術の実用化だ。
LSベースの自動運転車は、すでに全国各地でテストが繰り返されている。内部事情に詳しい関係者は、「マイナーチェンジでレベル4を搭載する予定で開発されているものの、実際には遅れている」と話す。
レベル4とは、限られた場所において、人間の操作が不要な完全自動運転のことを指す。緊急時もドライバーの介入なしで、システムが自動的に対応可能な技術が備わっていることが条件に含まれる。
これを実現するために、レーザー光で障害物などを検知する、LiDAR(ライダー)が装備され、既存のカメラやレーダーとともに、自車の周囲を高次元で監視。
全国の高速道路で走り込みが行われているのは、システムの信頼性や、地図データとの整合性を確かめるためだろう。
上下に価格帯が広がって、最新テクノロジーも用いられるLSは、より多くのユーザーに受け入れられるだろう。2021年8月にリリースされる見通しだ。
自動運転技術の一部は、東京オリンピック、パラリンピックで先行活用されるとのウワサもあり、これをもってトヨタは公言どおり、「2020年の実用化」を成し遂げるつもりかもしれない。
※2019年11月15日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2021年8月
■全長×全幅×全高:5235×1900×1450(mm)
■搭載エンジン:3.5L V6+モーター 他
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