▲新型が登場したばかりのスイフト。新型ばかりに目がいきがちですが、旧型が買い時になるってご存じでした?▲新型が登場したばかりのスイフト。新型ばかりに目がいきがちですが、旧型が買い時になるってご存じでした?

旧型だからと侮るなかれ!

昨年末、スズキから新型スイフトが発表されたのをご存じでしょうか? 1月から販売が開始され、スズキの販売店なんかでも見かけるようになってきました。エクステリアなどが大きく変わり、筆者個人的には個性的な顔立ちになったな、と感じました。

さて、新型が出たということで、カーセンサー的に気になるのは旧型の中古車市場の動きです……が、「新型が出たなら新型がいい! 古い車なんて論外!」なんて思った方いますよね? もちろんその気持ちもとっても分かるのですが、そういう方にこそこの旧型スイフトをオススメしたい! というのも、100万円前後でかなりの良物件が狙えるからなんです。

コンパクトカー狙いなら断然オススメなスイフト

旧型スイフトは2010年に登場したスズキのコンパクトカー。日本では特段コンパクトカーの中で売れ筋というわけではないですが、インドなどのアジア市場では大成功を収めたモデルです。

コンパクトカーならどこのメーカーのどの車でも一緒だと侮るなかれ! 1.2Lエンジンを搭載したスイフトは、低重心で安定した走りが自慢です。また、2013年7月以降に登場したデュアルジェットエンジン(DJE)を搭載したモデルは低燃費と力強い走りを実現。JC08モード燃費は最高で26.4km/Lを達成しています。

▲インパネはいたってシンプル。最近はインパネまわりにも収納やデザインなど凝った車が多いですが、奇をてらうのがイヤな人はこれくらいのインパネがいいんじゃないでしょうか ▲インパネはいたってシンプル。最近はインパネまわりにも収納やデザインなど凝った車が多いですが、奇をてらうのがイヤな人はこれくらいのインパネがいいんじゃないでしょうか


さて、そんなスイフトですが、2月2日時点での掲載台数は1580台。実は下のグラフを見てもらえれば分かるとおり、新型が発表された昨年末あたりからどんどん減ってきています。多くの人たちが「新型が出たから旧型に!」と飛びついている証拠です。

▲年末には1800台以上ありましたが、現在は1600台弱に……。この間にも良い物件が売れているかもしれません ▲年末には1800台以上ありましたが、現在は1600台弱に……。この間にも良い物件が売れているかもしれません


「じゃあ、もういい物件はなくなったの?」と諦めは禁物! よーく物件を見てみると、約1580台のうち、走行距離5000km以下の物件が約440台も占めているんです。つまり、超低走行の状態の良い車がごろごろ転がっているということ。しかもそれが総額100万円前後で十分狙えてしまうんです。

さらに、「5000kmっていっても、まぁ乗ってるんでしょ? それなら新車が……」なんて思った人でも満足できる車がちゃんとあります。予算を150万円くらいまで上げれば、いわゆる「登録済み未使用車」と呼ばれる、まるで新車のような車も射程圏内に。その予算があれば新車が買えるんじゃ、と感じた人もいるかもしれません。確かに、スイフトの廉価グレードは新型でも134.4万円という価格設定です。しかし、ここから諸費用がなんだかんだで数十万円単位でかかってしまうことを考えると、総額で150万円って結構お得なんです。

ここまで読んでちょっとでもスイフトに魅力を感じてくれた方は、ぜひ今すぐ物件チェックを! 早くしないと良い物件がなくなっちゃいますよ!

▼検索条件

スズキ スイフト(3代目)×走行距離5000km以下×支払総額あり
text/編集部 溝上夕貴
photo/ダイハツ