ジュネーブショーで登場するはずだったモデルたち
カテゴリー: レース&イベント
タグ: モーターショー / 自動車関連のイベント
2020/03/23
▲本来ならば、写真(2019年の様子より)のような活況を呈する予定だった、ジュネーブショーだが、新型コロナウイルスの影響でプレスデー4日前に急きょ中止が決まった
華やかなショーになりそうだった予感
スイスでも、新型コロナウイルスの感染者が見つかったことで、大規模イベントの中止が呼びかけられた。その結果、2020年のジュネーブショーはプレスデーの4日前に急きょ中止が決まった。
とはいえ、すでに各社とも出展物の準備を終えていたため、ネット配信でワールドプレミアを発表するなど、対応に追われた。惜しくも会場で発表されるはずだった、注目車種を一挙に紹介する。
▲BMWは、ピュアEVのグランクーペを具現化したスタディモデル「コンセプトi4」を発表する予定だった。0-100km/h加速、約4秒を可能とする、最高出力530psのシステムを搭載しながら、航続距離600kmに達する見通しだ
▲アウディ「A3」は、人気Cセグメントハッチバックの4代目として華々しくステージを飾る予定であった。最高出力150psの1.5L TFSIと、2LディーゼルのTDI(116psと150psの2仕様)がラインナップされる
▲メルセデス・ベンツ「Eクラス」はマイナーチェンジを実施。エントリーモデルにも、「アバンギャルド」と同じ表情が与えられている。自動運転系のデバイスは入力なしでも手を添えているだけで稼働可能に。高性能モデルのAMG仕様もリフレッシュされた
▲メルセデスは、人気の「CLA」と「GLA」にプラグインハイブリッド仕様を用意。1.4Lターボに75kWの電気モーターが組み合わされている。システム出力は218ps。EV航続距離は、71~79kmに達する。排気系の取り回しを工夫することで燃料タンクを移動し、空いたリアシート下にバッテリーを配置
▲上海モーターショーで、「ID.CROZZ」として紹介されたフォルクスワーゲンのスタディモデルが、「ID.4」の名称で市販化されることが決まった。航続距離は500kmに達する見通しで、欧州、中国、北米で販売される
▲フォルクスワーゲンの屋台骨を支える「ゴルフ」。そのスポーティモデルとして勇名をはせる、「GTI」の第8世代モデルも発表される予定だった。他にもプラグインハイブリッドモデル「GTE」もステージに登る予定だった
▲ポルシェは、「911」のフラッグシップモデルにあたる「911ターボS」を発表。先代比+70ps/同+50N・mの650ps/800N・mを発生し、0-100km/h加速は、2,7秒。フロントスポイラーは可変式だ
▲ルノーのピュアEVスタディモデルが「MORPHOZ」だ。なんと可変式ホイールベースを採用し、シティモードでは全長4400mm、ホイールベース2730mmのボディが、トラベルモードでは同4800mm/2930mmに伸びるという
▲アルピーヌから、「A110」の内外装に専用アイテムを配した限定モデル「レジェンドGT」と、サンフラワーイエローに塗装された2020年内だけの限定イヤーモデル「カラーエディション2020」が発表された
▲DSからは、初のセダンとなる「DS9」が展示される予定だった。ファストバック風にデザインされた流麗なボディは、全長4930mm、全幅1850mmの堂々たる体躯となる。2020年後半からグローバル販売される予定
▲DSが発表する予定だった、次世代の高級車像を模索したデザインスタディが、「エアロスポーツラウンジ」だ。布張りのインパネに情報が投影されるアイデアなど、見どころの多いモデルになる予定だった
▲アストンマーティンは、88台限定販売というコレクターズアイテムのような「V12スピードスター」を発表。価格は76万5000ポンド(約1億500万円)で、デリバリーは2021年の第一四半期からとなる
▲ベントレーのコーチビルダーである、マリナーが手がけたオープン2シーターが「マリナーバカラ」だ。最高出力650ps/最大トルク900N・mを発生する、6L W12気筒エンジンを搭載。12台が手作りで組み立てられるが、すべて売約済み
▲マクラーレンは、エアコンとオーディオを省略し、「720S」比で80kgの軽量化を果たした、コンペティティブな限定車「765LT」を発表。車名のとおり、4L V8ツインターボの最高出力は765psで、0-100km/h加速2.8秒を実現
▲ここ、日本でも人気のコンパクトハッチ「フィアット 500」が、ピュアEVに生まれ変わった。WLTPモードで約320kmの航続距離を実現し、ワンペダル運転が可能なモードも備わる。スマホでバッテリー残量の確認なども可能
▲アルファロメオのスポーティセダン「ジュリア」に、ノーマルモデル比+30psの540psユニットを積んだ「GTA」と、バケットシートやロールバーが組み込まれた「GTAm」が追加設定された
▲フォルクスワーゲン傘下で、スペインのセアト自動車からSUVモデルが「クプラフォメンター」だ。クプラはセアトの上級ブランドであり、同ブランド初の専用車となる。エンジンは2L TSIと1.4L TSIプラグインハイブリッドを用意
▲ルノー傘下のルーマニア、ダチアからは、2021年に発売が予定される4人乗りEVのスタディモデル「スプリング」が披露される予定だった。写真を見る限り、オレンジの差し色が印象的で、実車を見たい気持ちにさせられた
▲セアト同様、VW傘下にあるチェコのシュコダは、「オクタビア」の高性能シリーズにあたる「vRS」に初めて、プラグインハイブリッドの「iV」を設定。1.4L TSIエンジンに85kwの電気モーターが組み合わされ、システム合計245psを発生
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