新型トヨタ RAV4の登場で3代目の旧型RAV4が狙い目に! 高年式・低走行の良質物件が出てくるかも?
2019/05/31
新型RAV4が登場! なので中古の旧型RAV4を要チェック!
皆さんこんにちは。編集部のてんちょ~です。
4月にトヨタ 新型RAV4が登場しましたね。
日本では、2016年7月に販売が終了していたRAV4(海外では継続して販売)。およそ3年ぶりに国内市場にカムバックしてきました。
販売状況も絶好調。
発売開始1ヵ月の時点で24000台を受注し、当初予定していた月間目標販売台数3000台の8倍も売れているといいます。
こんな感じで新車業界は盛り上がっていますが、私がこのタイミングで注目してほしいのは、“旧型”のRAV4です。
注目すべき理由の前に旧型RAV4はどんな車なのか?
「なんで旧型に注目すべきなのか?」その理由を説明する前に、旧型RAV4はどんな車だったのか振り返ってみます。
1994年に初代がデビューしたRAV4。今回登場した新型から数えてひとつ古い世代にあたる旧型は3代目。2005~2016年まで生産されていました。
ボディサイズは、全幅が新型と同じ1860mm(グレードによりもう少し狭い)で、全長はちょっと短い4340mm。
この旧型がデビューした当時は「メチャクチャ大きいSUV」という印象がありましたが、現代においてはもはや「よくあるサイズ」ですね。ちなみに同社SUVの現行型ハリアーは全幅1840mm、全長は4730mmです。
搭載されるエンジンは170psを発生する2.4L直列4気筒。駆動方式は2WDと4WDの2タイプでした。
4WDのシステムは、電子制御式。旧型といえど、路面状況を選ばず安定した走破性をもっています。
要注目の理由は?
では、なぜこの旧型RAV4が注目すべき車なのか?
それは、今後、程度のよい高年式車が市場に流通してくる可能性があるからです。
現時点でも、旧型のRAV4の掲載台数は170台程度あります。
しかし、2014~2016年に生産された最終型に絞り込むと、わずか12台しかありません。
ですが、この最終型を当時新車で購入し、今まで乗っていたオーナーが、これを機に新車へ乗り替えれば、高年式車の流通量に厚みが出てくるのです。
特に最終型は3年、5年経過でまさに今が車検タイミングというオーナーも多いはず。「乗り替えよう」と思い立つ人も増えそうです。(実際にこれを執筆している数日間でも最終型の流通量は微増しました!)
先述のとおり、新型は販売開始からたった1ヵ月で24000台売れました。トヨタ広報部に確認したところ、そのうちの1割は旧型RAV4と同社SUVのヴァンガードから乗り替えているとのこと。
内訳までは確認できませんでしたが、半々だったとして約1200台のRAV4が、近々中古車市場に流通する可能性があります。
そのすべてが最終型とは限りませんが、全体的に流通量が増加し、満足に選べる時期がくることは確か。
ただし、予想より“売れすぎてしまった”新型。納車待ちの期間も予定より長くなっているはずですので、“その時期”はもう少しだけ先かもしれません。
ですので、まさに「今、注目すべき1台」なのです。今までにはなかった“理想の1台”の登場を見逃すことのなきよう、皆さんもぜひウオッチしてください!
▼検索条件
トヨタ RAV4(3代目)×全国カーセンサー編集部員
てんちょ~(大平拓摩)
元・タイヤホイールショップ店員。販売・取り付けを経験し、そこで店長として務めたことから『てんちょ~』というペンネームに。2017年、縁あってカーセンサー編集部にやってきた。メンテナンスから部品の取り付けなど自分でチャレンジする車好き。DIY系の記事や車好きが喜ぶちょっとディープな記事とコッテリしたラーメンを好む。
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