グランジの遠山大輔とジープ コマンダー


2021年9月、人生初の愛車を手に入れたお笑いトリオ「グランジ」の遠山大輔さん。過去2回カーセンサーに登場していただいた縁もあって、実は編集長の西村泰宏に車選びの相談をしていた。

今回は納車の知らせを受けた西村の発案で、対談を実施。メディア初公開となる愛車・ジープ コマンダーを見せていただきながら、車選びについて話を聞いた。
 

遠山大輔

グランジ

遠山大輔

1979年生まれ。北海道出身。お笑いトリオ「グランジ」のメンバー。人気ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM/JFN系列)では2020年3月まで10年間出演し続け、「とーやま校長」としてリスナーに親しまれていた。現在は姉妹番組「SCHOOL OF LOCK! 教育委員会」(同局)にて「とーやま委員」として出演している

「自分だけの車」に憧れて購入を決意した

遠山さんとジープ コマンダー


西村 まずは納車、おめでとうございます!! このコマンダー、色がめちゃくちゃ良いですね!

遠山 ありがとうございます! 前オーナーがオールペンしているんですよ。本当は僕、ネイビーが良かったんですけど、周りから『めちゃくちゃ良いじゃん』って言われているうちに、だんだんコレでも良い気がしてきました(笑)。

西村 なるほど(笑)。思い返すと、購入するまでなかなか時間かかりましたよね? 確か初めに連絡いただいたのが、2020年の夏頃だったような?

遠山 そうですね。僕から編集長にDMさせていただき、一度相談させてもらいました。当時はトヨタのランドクルーザー100やFJクルーザーを検討して店舗にも見に行ったのですが、二の足を踏んで買わずじまいで……。

西村 となると、一気に熱が冷めてしまいそうですが、改めて「車を買おう!」と思ったきっかけは何だったのですか?

遠山 周りに勧められたというのが大きかったですね。例えばPerfumeの3人。僕が最近何も変化がないと話したら「前に車が欲しいって言っていたし、車を買ったら何か変わるかも!」って、後押ししてくれて。正直、僕はきっかけが欲しかったんですよ。そこから、現実的に購入を視野に入れて動き出しました。

西村 それまではカーシェアリングを利用されていたんですよね? 以前は「仕事の移動は自転車でも十分だし、駐車場代もかかるし……」と購入するか悩んでいた部分もありましたが、だいぶ思い直しましたね。

遠山 単純に、自分の車が欲しくなったんですよ。それにもきっかけがあって! 2021年8月にPerfumeのライブがあったのですが、会場のチケットが取れずライブ・ビューイングを見に、茨城県筑波市の映画館に行ったんです。車を借りて向かったのですが、周りを走っているランドクルーザーやジープの車がすごくカッコよく見えた。会場でも、止まっている車を見たらカスタムしていたり、カーテンを付けて車中泊できるようにしていたり、とにかく楽しそうだった。それで購入意欲に火が付いて、さっそく編集長に2回目の相談をしました。あれ、偶然だけどどちらもPerfumeがキッカケですね(笑)。
 

コマンダーとの出会いには運命を感じた

熱く語る遠山さん


遠山 そこから「まずは車を見に行こう」と思い、すぐにカーセンサーで調べさせてもらいました。いやもう……ずっとカーセンサーしか見ていない! 見やすい! みなさんの口コミも参考になる!!

西村 本当ですか(笑)? スポンサー狙いではなく(笑)?

遠山 お世辞抜きで、本当に勉強になりました。カタログ情報と口コミはめちゃくちゃよく見ていた。車種のレビューや総合点はもちろん、販売店の情報も逐一チェックしていました。それで、気になる中古車を見つけたら、すぐにお店へ見に行って! 事前に調べた車の特徴を実車に触れて確認していく。サイトだけ見ていたら分からないものを理解できるようになって、楽しかったです。

西村 情報を消化して、自分流の車探しを満喫されていたんですね! ちなみに、当時はどんな車種を検討されていたんですか?

遠山 初めはランドクルーザー100でした。でも2005年式でも300万~400万円くらいするし、内装が好みじゃなかった。それで、編集長に教えてもらったランドローバーのディスカバリー2を調べたら、ネイビーとベージュの内装が最高で!

西村 超オシャレでカッコいいですよね。車の形も良いし、サイズもそこまで大きくない。

遠山 そうなんですよ! すっかりディスカバリーシリーズに夢中になりました(笑)。千葉県の木更津や、埼玉県の春日部と所沢の販売店、あと東京都の目黒にあるランドローバー専門店にも行きました。特に、目黒の店長さんにはランドローバーについて、いろいろレクチャーしていただいて助かりました。
 

熱く語る編集長の西村


西村 けっこう見て回っていましたよね? 結局どれくらい見に行ったんですか?

遠山 5~6店舗くらいですね。休みの度に販売店に行っていました。その中で、ディスカバリー2が約230万円で売っていた。「コレだ!」と思ったんですが一応、編集長に意見を聞いてみようと。そうしたら「もう少し他を検討してみても良いかも」という話をもらって踏み止まったんです。ただ、その結果「僕は、どうしたらいいんだ」って思い悩み……(笑)。

西村 申し訳ない(笑)!

遠山 そんな中、仕事に行く途中でジープ チェロキーが目の前を通ったんです。元々ジープにも興味があったので「良いな!」と思い、チェロキーやパトリオットで物件を検索し始めました。それで気になる物件を扱っている販売店をチェックしたら、たまたまコマンダーがあったんです。以前から気にかけていた車種でしたし、価格も130万円と格安。直前に230万円の車を買おうとしていたので「めちゃくちゃ安いじゃん」と思い、どこか運命を感じて、その場でお店に問い合わせをしたんです。
 

購入時と納車時で二度ドキドキ!

ジープ コマンダーのサンルーフ


西村 コマンダー購入の決め手は何だったんですか?

遠山 サンルーフですね! 小さい頃からサンルーフが好きで、絶対に欲しかった。このコマンダーには運転席の上と、2列目3列目の間に左右1つずつ、計3つ付いているんです。1つだけでも興奮の対象なのに×3で「もう、これはいくしかない!」って思っていました。

西村 見た目はカッコいいし、当時のフラッグシップだから内装も豪華ですね。エアコンのスイッチまわりは木目だし、シートも高級感がある。
 

ジープ コマンダーの内装


遠山 内装もお気に入りですね。加えて、2006年式なのに、室内がキレイな状態なのもポイントでした。しかも、新しいカーナビやドラレコも付いている。前オーナーが、装備をたくさん残してくれたんです。

西村 新車時価格で600万~700万円もした車ですし、130万円はお得感がありますね。

遠山 でも、いざ契約書を書く段階になると「本当にこれでいいのかな」って不安になりましたよ。ただ、もう書き始めているし、引き下がれないなと。ドキドキしながら契約して、1ヵ月後の納車日に久しぶりに愛車を見て思ったんですよ。「この車、デカっ!」って(笑)。これ運転できるかって、またドキドキしてきたのを覚えています。

西村 そうなんですか(笑)。購入時には車のサイズは、あまり気にしなかったのですか?

遠山 寸法は確認したのですが、数字だとサイズ感が掴めなかったんですよ。初めて見たときはデザインやボディカラーに目をとられていたこともあり、そこまで大きく感じなかった。軽く動かしたときも運転しやすい印象でした。細かいことは乗っていくうちに慣れていくだろうって思っていたんです。

西村 改めて冷静になると、思ったより大きかったと。

遠山 あまりの大きさにビビりましたね。実は1ヵ月の間に膨張したんじゃないか? と思いました(笑)。

ーー話に花が咲く二人だが、今回はここまで。明日公開の後編では遠山さんのカーライフに迫る!

文/綱島剛(DOCUMENT)、写真/篠原晃一
撮影協力/Ocean's Camp TORAMII(〒299-4301 千葉県長生郡一宮町一宮100-1 ※詳細は関連リンクのHPより)