ハリアー

2024年上半期の人気SUVは? 総合ランキングTOP30とタイプ×サイズ別のTOP10も紹介

アウトドア派だけでなく、今や幅広い層から支持されているSUV。車種数も増え続けており、一過性のブームではなく、ひとつのカテゴリーとして完全に定着したと言える。

この記事では2024年上半期の新車販売台数ランキングと、カーセンサー独自の人気SUVランキングを発表。人気車種の総合ランキングTOP30に加えて、タイプ×サイズ別のTOP10も紹介する。

併せて、SUVのメリット・デメリットや選び方までを解説するので、ぜひ車選びの参考にしてほしい。
 

 

SUV新車販売台数ランキング

はじめに2024年上半期におけるSUVの新車販売台数ランキングを紹介する。軽自動車と乗用車では集計元が異なるため、それぞれ分けて掲載する。

まずは、全国軽自動車協会連合会のデータを基にした軽SUVのランキングを見ていこう。
 

順位 メーカー 車種 世代 販売台数
1 スズキ ハスラー 2代目 48,979
2 スズキ ジムニー 4代目 20,416
3 マツダ フレアクロスオーバー 2代目 3,693
4 三菱 eKクロス EV 初代 1,264
順位 メーカー 車種 世代 販売台数
1 スズキ ハスラー 2代目 48,979
2 スズキ ジムニー 4代目 20,416
3 マツダ フレアクロスオーバー 2代目 3,693
4 三菱 eKクロス EV 初代 1,264

全国軽自動車協会連合会によるデータでは、三菱のデリカミニ/eKが3万1289台で2位にランクインしていた。ただ、これはeKシリーズを含んだ数値で、別ボデイタイプの車種も含むため、上記からは除外している。

続いて、日本自動車販売協会連合会のデータを用いた、乗用車の車種別ランキングを見てみよう。
 

順位 メーカー 車種 世代 販売台数
1 ホンダ ヴェゼル 2代目 44,164
2 トヨタ ハリアー 4代目 35,294
3 ホンダ ZR-V 初代 23,333
4 日産 エクストレイル 4代目 18,621
5 トヨタ RAV4 5代目 16,232
6 トヨタ ライズ 初代 14,119
7 スズキ ジムニーW(シエラ) 3代目 13,701
8 レクサス LBX 初代 10,836
9 ホンダ WR-V 2代目 10,582
10 スバル フォレスター 5代目 9,365
順位 メーカー 車種 世代 販売台数
1 ホンダ ヴェゼル 2代目 44,164
2 トヨタ ハリアー 4代目 35,294
3 ホンダ ZR-V 初代 23,333
4 日産 エクストレイル 4代目 18,621
5 トヨタ RAV4 5代目 16,232
6 トヨタ ライズ 初代 14,119
7 スズキ ジムニーW(シエラ) 3代目 13,701
8 レクサス LBX 初代 10,836
9 ホンダ WR-V 2代目 10,582
10 スバル フォレスター 5代目 9,365

こちらも1位にはカローラシリーズ、2位にはヤリスシリーズが輝いたが、ハッチバックなどの他モデルも含んでいるので除外した。また、ランドクルーザーもシリーズ合計となるため、上記のランキングから外している。

いずれにせよランキングに名を連ねる車種は、人気だけでなく実力も備えているので、SUV選びの参考となるだろう。
 

ヴェゼル▲2024年上半期に乗用車のSUVの中で最も売れたホンダ ヴェゼル(2代目)
 

そもそもSUVとは?

SUVとは、Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の頭文字をとった、直訳すればスポーツ用多目的車だ。スポーツとつくが実ははっきりとした定義はなく、「買い物などの日常・街中使いからアウトドアレジャーシーンまで、アクティブに幅広く楽しむ人の車」といったジャンルにあたる。

SUVという名称は1990年代後半ごろから使われ始め、それまではRV(レクリエーショナル・ビークル)、クロカン(クロスカントリー車)、ライトクロカンなどと呼ばれていた。
 

ジムニーシエラ▲ギア感あふれ、アウトドア映えするSUV、スズキ ジムニーシエラ(JB32型)。少し前までのSUVといえばこのタイプが主流だった。オンロードに加えてオフロード走行も楽しめる
 

SUVのメリット

SUVのメリットとしては、まず視点が高いので視界が広く、運転がしやすいということが挙げられる。見切りがよく車両感覚がつかみやすいモデルも多いので、初心者にもやさしい。

よじ登るほど背が高い車種を除けば、ヒップポイントが高く、乗り降りの際に足腰の負担が軽いという利点もある。

クーペやコンパクトハッチバックなどに比べて、室内空間が大きく、積載性が高いのもメリット。特に3列シートを装備しているモデルなどは、ファミリー層にはミニバンに代わる選択肢となり得る。
 

CX-8▲3列シートを備えるマツダ CX-8(初代)
 

SUVのデメリット

デメリットとしては、背が高い車種が中心なので、一般的な機械式駐車場に入らないこともある。自宅やよく行く先の駐車場との兼ね合いをよく考えて選ぼう。

ただし、車高は高いが室内高は低い車種もあるので、しっかりと確認したい。最低地上高が高く、ロードクリアランスが確保されるので荒れた路面にも強いが、車種によっては“イメージほどではない”こともあるので要注意だ。

維持費が比較的高いのもネック。空気抵抗が大きなデザインや重たい4WDシステムなどは燃費性能において不利となる。サイズの大きな車種なら装着する大径タイヤも高価だし、税金も高い。そのため、トータルのランニングコストを確認しておくことが重要だ。
 

 

SUVが人気の理由

SUVが人気を集める最大の理由として、幅広いユーザーニーズに応えてくれる点が挙げられる。デザインはスタイリッシュであったり、無骨であったりと個性豊か。背が高くて迫力があるだけでなく、荷室容量も比較的大きく、荷物を積み込みやすい。

最近のSUVは技術の進化によって走行安定性やハンドリングが向上し、乗り心地も快適。悪路走破性が高い車種も多く、未舗装路や雪道なども安心して走れる。一方で、街乗りメインの「シティ派SUV」ではハイブリッドを採用する車種も多く、燃費性能も悪くない。

そのうえで、多様なコンセプトの車種がラインナップされているのも利点だ。つまり、デザインと使い勝手、走行性能を高次元で兼ね備えながら、自分に合った1台を探せる点が幅広い層にウケているのだ。
 

ハリアー▲アウトドアテイストだけでなく、高級感やスポーツさを求める層にもSUVはバッチリ対応。こちらはスタイリッシュさが魅力のトヨタ ハリアー(4代目)
 

サイズ別 SUVの特徴・選び方(軽・コンパクト・ミドル・ラージ)

サイズも幅広く用意されており、明確な定義ではないものの、大まかにコンパクト・ミドル・ラージに分類することができる。それぞれの特徴や違いを確認して、自分に最適なサイズを知っておこう!

軽SUV
その名のとおり、軽自動車のSUV。軽規格である「全長3.4m以下×全幅1.48m以下×全高2.0m以下。排気量660cc以下」を満たし、原則として乗車定員は4名以下となる。

小型で運転しやすいが、室内の随所に収納を備えることで、多くの荷物を積むことができる。ロードクリアランス(最低地上高)も高めで、SUVらしくスタイリングを採用。モーターでエンジン走行をアシストするマイルドハイブリッドを搭載する車種は、燃費性能も優れている。

中には本格的な悪路走破性を備える車種もあるが、基本的には街乗り向け。あくまでも軽規格なので、ファミリーキャンプなどのように大きな物をたっぷり積むのには不向きだ。
 

初代eKクロス▲軽SUVの三菱 eKクロス(初代・現行型)

コンパクトSUV
小回りが利き、車両価格が比較的お手頃。ボディサイズはおおむね全長4.4m以下、全幅1.8m以下。小柄でありながら、大人4~5人が乗れる車内空間をもつ。

サイズ感が小さいため、運転が苦手な人や不慣れな人でも気軽に安心してドライブや駐車ができるのでオススメ。

また、車両重量も他サイズのSUVに比べて軽く、走行に必要なエネルギーが比較的少ないため、燃費の良いモデルがラインナップしている点も見逃せない。
 

ライズ▲コンパクトSUVのトヨタ ライズ(初代・現行型)

ミドルサイズSUV
全長およそ4.5m以上4.9m未満のサイズ感で、後部座席も使いやすく、ロングドライブも楽に楽しめる。

通勤などの普段使いから週末のレジャーや家族旅行まで、一通りこなせる「ちょうどいいサイズ感」が人気の秘密。

メーカー各社が力を入れているクラスで車の機能も充実、デザインもこだわったものが多く、機能とスタイルのバランスを重視したい人に特にオススメだ。
 

CX-5▲ミドルサイズSUVのマツダ CX-5(2代目・現行型)

ラージサイズSUV
おおよそ全長約4.9m以上、全幅約1.9m以上というサイズ感で迫力満点。似たようなジャンルとして「フルサイズSUV」があるが、こちらは主に全長5m以上の車種が該当する。

3列シートを装備している車種が多く、6人7人と大人数での移動にピッタリ。ラゲージスペースも広く、たくさんの荷物を積むことができる。

一方、車体が大きく車幅も広いため、取り回しがあまり良くない点がネックだ。
 

ランドクルーザープラド▲ラージサイズSUVのトヨタ ランドクルーザープラド(4代目)
 

タイプ別 SUVの特徴・選び方(クロカン・クロスオーバー)

SUVはクロカンとクロスオーバーという2つのタイプに大別できる。両車の特徴は次のとおりだ。

クロカンSUV
SUVの中でも、悪路走破性に特化したタイプがクロスカントリー車。略してクロカンだ。

雪や氷、砂、泥、岩といった路面状況、崖のような斜度、川のような水深など、オフロードを走ることに優れている。その走破性は車種によって異なるが、ロードクリアランスが大きく確保されていること、本格的な4WDシステムが搭載されていること、高い剛性と耐久性が基本性能として求められる。

結果、車高が高く、大きくゴツいタイヤを履き、FRベースで副変速機を備え、ラダーフレームやリジッドアクスルに代表されるような堅牢なボディやサスペンション構造が採用されている。

武骨さゆえにアナログなイメージをもたれることもあるが、ブレーキやアクセル、サスペンション、デファレンシャルなどを電子制御して、多様な状況に対応する機能を搭載するモデルも多い。
 

ラングラー▲クロカンタイプのジープ ラングラー(4代目/JL型)の中でも特にオフロード性能が高いグレードの「アンリミテッド ルビコン」

クロスオーバーSUV
クロスオーバーSUVとは、SUVと他のジャンルを混ぜ合わせた車のこと。

前述したとおり、SUVとは「アウトドアで元気に遊ぶのにちょうどいい車」、要は車高が高くてオフロード走行ができそうな車を指すことが多い。そこにクーペやステーションワゴン、ミニバンやハッチバックなどのテイストを掛け合わせたスタイルがクロスオーバーSUVだ。

注意点としては、クロカンとは異なり、悪路走破性が高いとは限らないとうこと。FF(フロントエンジン・前輪駆動)の乗用車をベースとしていることが多く、4WDを搭載していないものもある。

また、イメージほど最低地上高が高くないものもあるので、雪道や未舗装のキャンプ場などに乗り入れる予定があるなら、用途に合わせた実力があるか要確認だ。
 

初代ハスラー▲軽クロスオーバーSUVながら、アウトドアなどの「遊び」に焦点を当てたことで大ヒットしたスズキ ハスラー(初代)
 

【2024年】新型デビュー・フルモデルチェンジしたSUV一覧

2024年に新型デビュー・フルモデルチェンジしたSUVにはどんなモデルがあるのか? 2024年9月14日現在までにリリースされていた車種をまとめてみた。2024年中に発売が予定されているSUVはまだあるので、今後もますます目が離せないだろう。

ホンダ WR-V(初代)
販売期間:2024年3月~
新車価格:209.9万~248.9万円
 

ホンダ WR-V(初代)▲ホンダ WR-V(初代)

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ホンダ WR-V(初代) × 全国

ランドクルーザー250(初代)
販売期間:2024年6月~
新車価格:520万~785万円
 

トヨタ ランドクルーザー250(初代)▲トヨタ ランドクルーザー250(初代)

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トヨタ ランドクルーザー250(初代) × 全国

レクサス GX(3代目)
販売期間:2024年4月~
新車価格:520万~785万円
 

レクサス GX(3代目)▲レクサス GX(3代目)

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ヒョンデ アイオニック5N(初代)
販売期間:2024年6月~
新車価格:858万円
 

ヒョンデ アイオニック5N(初代)▲ヒョンデ アイオニック5N(初代)

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ホンダ CR-V e:FCEV(初代)
販売期間:2024年7月~
新車価格:809.5万円
 

ホンダ CR-V e:FCEV(初代)▲ホンダ CR-V e:FCEV(初代)

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メルセデス・マイバッハ EQS SUV(初代)
販売期間:2024年8月~
新車価格:2790万~2913.6万円
 

メルセデス・マイバッハ EQS SUV(初代)▲メルセデス・マイバッハ EQS SUV(初代)

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メルセデス・マイバッハ EQS SUV(初代) × 全国
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フィアット 600e(初代)
販売期間:2024年9月~
新車価格:585万円
 

フィアット 600e(初代)▲フィアット 600e(初代)

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フィアット 600e(初代) × 全国
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【2024年】SUV人気ランキング総合TOP30

SUVの全体像見えてきたところで、次にカーセンサーで人気のSUVを30車種を紹介(2024年9月14日現在)。サイズやタイプ、現行型や旧型といった世代を問わずに、独自のデータを抽出・集計している。

中古車を視野に入れている人にとっては、リアリティのあるランキングとなっているはず。名を連ねる車種もコスパの高い実力派ばかりなので、ぜひ自分のSUV選びのヒントとして活用してほしい。
 

順位 メーカー 車種 世代
1位 トヨタ ハリアー 4代目
2位 マツダ CX-5 2代目
3位 スズキ ジムニー 4代目
4位 トヨタ ランドクルーザープラド 4代目
5位 スズキ ハスラー 初代
6位 スズキ ハスラー 2代目
7位 日産 エクストレイル 3代目
8位 マツダ CX-8 初代
9位 トヨタ RAV4 5代目
10位 トヨタ ヤリスクロス 初代
11位 ホンダ ヴェゼル 初代
12位 ホンダ ヴェゼル 2代目
13位 トヨタ ハリアー 3代目
14位 スズキ ジムニー 3代目
15位 トヨタ ライズ 初代
16位 レクサス RX 4代目
17位 レクサス NX 初代
18位 トヨタ C-HR 初代
19位 スバル フォレスター 5代目
20位 スズキ ジムニーシエラ 3代目
21位 ジープ ラングラー 4代目
22位 ダイハツ タフト 2代目
23位 マツダ CX-5 初代
24位 マツダ CX-3 初代
25位 ポルシェ マカン 初代
26位 レクサス UX 初代
27位 日産 エクストレイル 2代目
28位 三菱 パジェロミニ 2代目
29位 マツダ CX-30 初代
30位 トヨタ カローラクロス 初代
順位 メーカー 車種 世代
1位 トヨタ ハリアー 4代目
2位 マツダ CX-5 2代目
3位 スズキ ジムニー 4代目
4位 トヨタ ランドクルーザープラド 4代目
5位 スズキ ハスラー 初代
6位 スズキ ハスラー 2代目
7位 日産 エクストレイル 3代目
8位 マツダ CX-8 初代
9位 トヨタ RAV4 5代目
10位 トヨタ ヤリスクロス 初代
11位 ホンダ ヴェゼル 初代
12位 ホンダ ヴェゼル 2代目
13位 トヨタ ハリアー 3代目
14位 スズキ ジムニー 3代目
15位 トヨタ ライズ 初代
16位 レクサス RX 4代目
17位 レクサス NX 初代
18位 トヨタ C-HR 初代
19位 スバル フォレスター 5代目
20位 スズキ ジムニーシエラ 3代目
21位 ジープ ラングラー 4代目
22位 ダイハツ タフト 2代目
23位 マツダ CX-5 初代
24位 マツダ CX-3 初代
25位 ポルシェ マカン 初代
26位 レクサス UX 初代
27位 日産 エクストレイル 2代目
28位 三菱 パジェロミニ 2代目
29位 マツダ CX-30 初代
30位 トヨタ カローラクロス 初代
 

クロスオーバー|軽SUV人気ランキングTOP10

次にクロスオーバーSUVのサイズ別ランキングを見ていこう。はじめは最小となる軽クロスオーバーTOP10を発表する。

併せて上位5車種の特徴について解説。ボディはミニマルだが、日常の足としても遊びのギアとしても大活躍してくれるはずだ。
 

順位 メーカー 車種 世代
1位 スズキ ハスラー 初代
2位 スズキ ハスラー 2代目
3位 ダイハツ タフト 2代目
4位 ダイハツ テリオスキッド 初代
5位 三菱 eKクロス 初代
6位 マツダ フレアクロスオーバー 初代
7位 マツダ フレアクロスオーバー 2代目
8位 ダイハツ ネイキッド 初代
9位 三菱 eKクロスEV 初代
10位 ダイハツ タフト 初代
順位 メーカー 車種 世代
1位 スズキ ハスラー 初代
2位 スズキ ハスラー 2代目
3位 ダイハツ タフト 2代目
4位 ダイハツ テリオスキッド 初代
5位 三菱 eKクロス 初代
6位 マツダ フレアクロスオーバー 初代
7位 マツダ フレアクロスオーバー 2代目
8位 ダイハツ ネイキッド 初代
9位 三菱 eKクロスEV 初代
10位 ダイハツ タフト 初代
 

第1位|スズキ ハスラー(初代)

初代ハスラー▲SUVスタイルの力強さと丸目ライトのかわいさが融和したスズキ ハスラー(初代)

「遊べる軽」というキャッチフレーズで大ヒットした軽SUV。5代目ワゴンRとプラットフォームは共有しているが、最低地上高を180mm(2WD)に高め、SUVらしいスタイルに仕上げられている。室内では長さ2035~2160mmを確保し、後席でもゆったり座ることが可能だ。

エントリーグレードを除く4WDのCVT車には、急な坂を下る際に車速を約7km/hに維持する「ヒルディセントコントロール」と、滑りやすい路面での発進をサポートする「グリップコントロール」を搭載。日常で出くわす悪路なら、安心して運転できる。

パワーユニットは658ccのガソリンエンジンと同ターボ。いずれにも2WDと4WDがラインナップされている。

2015年5月には、減速時エネルギー回生機構「エネチャージ」をモーター機能付き発電機のISGを用いた「Sエネチャージ」に変更。エントリーグレードを除くガソリン車のCVTに採用し、FF車はJC08モードで32.0km/Lという低燃費だ。

2015年12月には、同ターボ車にも「S-エネチャージ」を採用。同時に上級グレードの「X」「Xターボ」に衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を標準装備した。
 

初代ハスラー▲初代ハスラーのインテリア

カーセンサーにおける中古車掲載台数は約3400台で、そのうちターボ車は約610台。総額の価格帯は25.6万~182万円となっている。

グレード別では中間の「G」と「Gターボ」が約1570台で最多。総額30万円前後から狙うことができる。専用ボディカラーなどを採用した「Jスタイル」系が約640台と多く、総額30万円前後から見つけることが可能だ。
 

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スズキ ハスラー(初代) × 全国

【初代ハスラーの注目データ】
生産期間:2014年1月~2019年11月
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1665mm
室内寸法:室内長2035~2160mm×室内幅1295mm×室内高1250mm
乗車定員:4名
燃費(JC08モード):23.2~32.0km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ
排気量:658cc
エンジン最高出力:52~64ps
エンジン最大トルク:63~95N・m
モーター最高出力:2.2ps
モーター最大トルク:40N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:104.9万~180.5万円
中古車の車両価格帯:20万~172.7万円
 

 

第2位|スズキ ハスラー(2代目・現行型)

2代目ハスラー▲初代よりも直線基調のデザインとなったスズキ ハスラー(2代目)

老若男女から支持される軽SUVの2代目。プラットフォームは6代目ワゴンRなどと同じ「ハーテクト」を採用し、ホイールベースが35mm延長されている。その分、室内長も2215mmに伸び、後席の足元スペースは拡大。後席を前席より一段高くすることで、居住性も高められている。

防汚タイプのリアシートとラゲージフロア、ラゲージアンダーボックスが採用され、使い勝手も良好。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」など、様々な機能を搭載する「スズキ セーフティサポート」も標準装備し、安全性能も向上している。

パワーユニットは、657ccガソリンエンジンおよび657ccガソリンターボによるマイルドハイブリッド。どちらでもFFと4WD を選ぶことができる。

2022年5月には、ターボ車にのみ採用されていた「全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール」と「車線逸脱抑制機能」が全車に標準装備された。
 

2代目ハスラー▲2代目ハスラーのインテリア

中古車掲載台数は約3310台で、そのうちターボ車は約520台。総額の価格帯は88.9万~308.9万円となっている。

グレード別では中間の「ハイブリッドG」および「ハイブリッドGターボ」系が約1460台で最多。続いて上級の「ハイブリッドX」と「ハイブリッドXターボ」が約640台と多い。多少の価格差はあるが、どちらも総額100万円前後から見つけることができる。
 

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スズキ ハスラー(2代目) × 全国

【2代目ハスラーの注目データ】
生産期間:2019年12月~
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mm
室内寸法:室内長2215mm×室内幅1330mm×室内高1270mm
乗車定員:4名
燃費(WLTCモード):20.8~25.0km/L
パワーユニット:マイルドハイブリッド
排気量:657~658cc
エンジン最高出力:49~64ps
エンジン最大トルク:58~98N・m
モーター最高出力:2.6~3.1ps
モーター最大トルク:40~50N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:128万~197.2万円
中古車の車両価格帯:83.9万~295.9万円
 

 

第3位|ダイハツ タフト(2代目・現行型)

2代目タフト▲スクエアなフォルムが魅力のダイハツ タフト(2代目・現行型)

1984年4月まで絶版となった初代から、35年以上の時を経て復活した軽SUV。大径タイヤを装備し、最低地上高を190mmとミドルサイズSUV並みに高められている。タイヤ空転時に作動する「グリップサポート制御」を搭載し、軽自動車としては十分以上な悪路走破性を備えている。

注目したいのは、大型サンルーフ「スカイフィールトップ」を全車に標準装備していること。圧倒的な開放感を味わえ、「日常からレジャーまで大活躍、毎日を楽しくしてくれる相棒」というコンセプトにふさわしい装備と言えるだろう。

先進安全装備の「スマートアシスト」も全車に標準装備。衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能、車線逸脱抑制制御など充実した内容となっている。

パワーユニットは658ccのガソリンエンジンと同ターボ。どちらでもFFと4WDを選択可能だ。
 

2代目タフト▲2代目タフトのインテリア

中古車掲載台数は約2470台で、そのうちターボ車は約450台。総額の価格帯は96万~246.7万円だ。駆動方式別ではFF車が8割弱を占める。

グレード別では上級の「G」および「Gターボ」が多く、併せて約890台。総額の価格帯は108万~230万円となっている。
 

▼検索条件

ダイハツ タフト(2代目) × 全国

【2代目タフトの注目データ】
生産期間:2020年6月~
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1630mm
室内寸法:室内長2050mm×室内幅1305mm×室内高1270mm
乗車定員:4名
燃費(WLTCモード):18.2~21.4km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ
排気量:658cc
エンジン最高出力:52~64ps
エンジン最大トルク:60~100N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:132万~180.4万円
中古車の車両価格帯:83.7万~237.8万円
 

 

第4位|ダイハツ テリオスキッド(初代)

初代テリオスキッド▲1998年に登場したダイハツ テリオスキッド(初代)

乗用車の初代テリオスを軽自動車規格にリサイズした、本格派の軽SUV。モノコックにラダーフレームを溶接した「ビルトインラダーフレーム式」を採用し、クロスオーバーでありながらクロカンに近い性能を備えている。

デビュー当初は4WDのみで、デフロック機能を備えるフルタイム式を搭載。4WD車のCLでは最低地上高を195mmも確保している。パワーユニットは2種類で、出力の異なる659ccガソリンターボを用意。いずれでも5MTと4ATを選択できる。

2000年1月にはFRモデルが追加され、2003年8月には内外装を変更。2006年8月にはパワーユニットを高出力版のインタークーラー付きガソリンターボに一本化された。

同時に内外装も大幅にリファイン。シートおよび荷室のカーペットに撥水加工が施され、使い勝手が高められている。
 

初代テリオスキッド▲初代テリオスキッドのインテリア

中古車掲載台数は約260台で、そのうち4WD車は約160台。総額の価格帯は14.8万~88.3万円だ。

グレード別ではSUVテイストの強い通常グレードよりスポーティな「エアロダウン」および「カスタム」系の方が多く、過半数を占める。ただ、デビューから25年以上が経過しているだけあって価格差はなく、総額20万円前後から狙うことができる。
 

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ダイハツ テリオスキッド(初代) × 全国

【初代テリオスキッドの注目データ】
生産期間:1998年10月~2012年6月
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1675~1760mm
室内寸法:室内長1655mm×室内幅1220mm×室内高1155mm
乗車定員:4名
燃費(10.15モード):14.2~18.0km/L
パワーユニット:ガソリンターボ
排気量:659cc
エンジン最高出力:60~64ps
エンジン最大トルク:84~107N・m
駆動方式:FR/4WD
新車の車両価格帯:121.6万~163.1万円
中古車の車両価格帯:8.8万~79.8万円
 

 

第5位|三菱 eKクロス(初代・現行型)

初代eKクロス▲ミドルサイズミニバンのデリカD:5をほうふつとさせる三菱 eKクロス(初代)

三菱の軽トールワゴンであるeKワゴンをベースにしたSUV。フロントフェイスに三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用するだけでなく、タイヤ周辺のフェンダーアーチモールを未塗装の樹脂とし、SUVらしい力強さを表現している。

パワーユニットは659ccガソリンエンジンと同ターボによるマイルドハイブリッド。どちらでもFFと4WDが設定されている。

先進安全装備の「e-アシスト」を全車に標準装備。衝突被害軽減ブレーキシステムや踏み間違い衝突防止アシストなどが搭載されている。また、高速道路で同一車線の運転を支援する「マイパイロット」が上級グレードにオプション設定されている。

2020年8月にはe-アシストとマイパイロットの機能を向上。2022年9月にはマイパイロットを上級グレードに標準装備した。さらに2023年11月には衝突被害軽減ブレーキシステムに自転車運転者を検知する機能を追加し、安全性能がさらに高められている。
 

初代eKクロス▲初代eKクロスのインテリア

中古車掲載台数は約420台で、そのうちターボ車は約190台だ。総額の価格帯は61.3万~205.7万円。駆動方式別ではFF車が7割以上を占める グレード別で最多なのは、ターボ車のスタンダードである「T」。約180台が掲載され、総額80万円前後から狙うことができる。一方で、マイパイロットが標準装備される現行の最上級グレードで「Gプレミアム」および「Tプレミアム」は合計で30台と、まだ少なめだ。
 

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三菱 eKクロス(初代) × 全国

【初代eKクロスの注目データ】
生産期間:2019年3月~
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1640~1670mm
室内寸法:室内長2065mm×室内幅1340mm×室内高1270mm
乗車定員:4名
燃費(WLTCモード):16.8~23.3km/L
パワーユニット:マイルドハイブリッド
排気量:659cc
エンジン最高出力:52~64ps
エンジン最大トルク:60~100N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:141.5万~206万円
中古車の車両価格帯:50.2万~198万円
 

 

クロスオーバー|コンパクトSUV人気ランキングTOP10

続いてクロスオーバーSUVのコンパクトサイズTOP10を紹介。今回は、全長の最大値が4.5m未満の車種を抽出している。

リーズナブルで取り回しの良い車種が多いだけあって、人気の高いセグメントなので、全10車種を解説する。
 

順位 メーカー 車種 世代
1位 トヨタ ヤリスクロス 初代
2位 ホンダ ヴェゼル 初代
3位 ホンダ ヴェゼル 2代目
4位 トヨタ ライズ 初代
5位 トヨタ C-HR 初代
6位 マツダ CX-3 初代
7位 レクサス UX 初代
8位 スズキ クロスビー 初代
9位 ジープ レネゲード 初代
10位 ボルボ XC40 初代
順位 メーカー 車種 世代
1位 トヨタ ヤリスクロス 初代
2位 ホンダ ヴェゼル 初代
3位 ホンダ ヴェゼル 2代目
4位 トヨタ ライズ 初代
5位 トヨタ C-HR 初代
6位 マツダ CX-3 初代
7位 レクサス UX 初代
8位 スズキ クロスビー 初代
9位 ジープ レネゲード 初代
10位 ボルボ XC40 初代
 

第1位|トヨタ ヤリスクロス(初代・現行型)

ヤリスクロス▲コンパクトなヤリス並みの機動性を備えるトヨタ ヤリスクロス(初代)

ヤリスの「軽快な走り」「先進の安全、安心技術」「低燃費」を受け継ぎながら、乗る人の個性やライフスタイルを彩るシティ派SUV。荷室容量はクラストップレベルの390Lで、ハンズフリーパワーバックドアも搭載する。

パワートレインは、1.5Lガソリンエンジン+CVTと同エンジンのハイブリッドの2種。いずれのユニットにもFFと4WDが用意されている。ガソリン4WD車には路面状況に併せて3種類の走行モードが選べる「マルチテレインセレクト」を搭載。ハイブリッド車では4WDシステムに「E-Four」を採用し、「スノー/トレイル」モード備わっている。

予防安全も充実しており、プリクラッシュセーフティや全車速追従機能付きACCを含む「トヨタセーフティセンス」を標準装備する。

2022年8月には走りを追求した「GR スポーツ」と、アグレッシブなスタイルの「Z アドベンチャー」が追加設定。2024年1月にはGRスポーツを除き、内外装のデザインが変更されている。
 

ヤリスクロス▲トヨタ ヤリスクロス(初代)のインテリア

中古車掲載台数は約1620台。総額の価格帯は185.2万~485.3万円となっている。

グレード別では上級の「Z」中心で約1120台で最多。ガソリンとハイブリッドの比率は3:7と、ハイブリッド車が多い。一方で、Z アドベンチャーは約60台と少なめ。最上級グレードに当たるだけあって、価格帯は総額259.8万~339.9万円となっている。また、GR スポーツは約40台で、総額290万円前後から狙うことができる。

 

▼検索条件

トヨタ ヤリスクロス(初代) × 全国

【初代ヤリスクロスの注目データ】
生産期間:2020年8月~
ボディサイズ:全長4180~4200mm×全幅1765mm×全高1580~1590mm
室内寸法:室内長1845mm×室内幅1430mm×室内高1205mm
ホイールベース:2560mm
燃費(WLTCモード):17.1~30.8km/L
乗車定員:5名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1490cc
エンジン最高出力:91~120ps
エンジン最大トルク:120~145N・m
モーター最高出力:前80ps/後5.3ps
モーターエンジン最大トルク:前141N・m /後52N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:179.8万~315.6万円
中古車の車両価格帯:169.9万~370万円
 

 

第2位|ホンダ ヴェゼル(初代)

ホンダ ヴェゼル▲後席の快適性という点も支持されているホンダ ヴェゼル(初代)

大ヒットしたクロスオーバーSUVの初代。プラットフォームはコンパクトハッチバックの3代目フィットと共通だが、「クーペのようなスタイルとミニバンのような使い勝手」が目指された。

実際、外装では流麗なルーフラインと、後席のドアハンドルをCピラー付近に設置することで2ドアに見えるスタイリングでクーペらしさを演出。独自の「センタータンクレイアウト」によって室内も広く、荷室容量も404LとコンパクトSUVとしては上々だ。

パワーユニットは1.5Lガソリンエンジンと、同エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドの2種類。前者にはCVT、後者にはツインクラッチ式の7速ATが組み合わせられる。

2016年には「ホンダセンシング」を装備したグレードや、スポーティな「RS」を追加。2018年2月には「ホンダセンシング」が全車に標準装備され、内外装のデザインや質感が向上された。2019年1月には、パワーユニットに1.5Lガソリンターボが追加設定されている。
 

ホンダ ヴェゼル▲ホンダ ヴェゼル(初代)のインテリア

中古車掲載台数は約3380台。総額の価格帯は64.3万~309.9万円。駆動方式別ではFF車で8割強を占めるが、4WD車も約580台と決して少なくない。

グレード別ではお買い得感で人気の「ハイブリッド X ホンダセンシング」が約340台。価格帯は総額100.5万~256.1万円となっている。また、走りが爽快な1.5Lターボ車の「ツーリングホンダセンシング」は約40台で、総額200万円前後から見つけることができる。
 

▼検索条件

ホンダ ヴェゼル(初代) × 全国

【初代ヴェゼルの注目データ】
生産期間:2013年12月~2021年3月
ボディサイズ:全長4295~4340mm×全幅1770~1790mm×全高1605mm
室内寸法:室内長1930mm×室内幅1485mm×室内高1265mm
ホイールベース:2610mm
燃費(WLTCモード):16.4~21.0km/L
乗車定員:5名
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ/ハイブリッド
排気量:1496cc
エンジン最高出力:129~172ps
エンジン最大トルク:153~220N・m
モーター最高出力:29.5ps
モーター最大トルク:160N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:187万~361.8万円
中古車の車両価格帯:56万~300.8万円
 

 

第3位|ホンダ ヴェゼル(2代目・現行型)

ホンダ ヴェゼル▲安全装備の「ホンダセンシング」が全車標準装備されるヴェゼル(2代目)。中古車注目度ランキング「カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー2022」で1位に輝いた

人気コンパクトSUVの2代目。プラットフォームは初代の改良版で、高剛性と軽量化を両立している。ホイールベースも初代と同様だが、ボディサイズは全長35mm、全幅20mm拡大しながら、全高は12mm下げ、よりクーペライクなスタイリングとなっている。

パワーユニットは1.5Lガソリンとハイブリッド。ハイブリッドは1.5Lガソリンエンジンをベースとするのは先代同様ながら、2モーター式の「e:HEV」となった。これは給電こそできないが、電動走行の比率が大幅に増えたことで、街乗りでの静粛性および燃費性能が向上している。

もちろん、先進安全装備も充実。「ホンダセンシング」は全車に標準装備されている。
2024年4月にはハイブリッド車のエントリーグレードである「e:HEV X」に「HuNT(ハント)パッケージ」を追加。ルーフレールや専用アルミホイールなどを装備し、アウトドアテイストが強められている。

 

ホンダ ヴェゼル▲ホンダ ヴェゼル(2代目)のインテリア

中古車掲載台数は約2420台。総額の価格帯は207.5万~405万円だ。駆動方式別ではFF車が8割強を占める。

グレードタイプ別では、18インチアルミホイールやヒーター付き本革巻きステアリングホイールなどを備えた「e:HEV Z」が約1600台と最多。一方で、ホンダコネクトディスプレイやパノラマルーフなどを備えた最上級の「e:HEVプレイ」および「e:HEV Z プレイパッケージ」は約240台で、総額270万円から狙うことができる。
 

▼検索条件

ホンダ ヴェゼル(2代目) × 全国

【2代目ヴェゼルの注目データ】
生産期間:2021年4月~
ボディサイズ:全長4330~4340mm×全幅1790mm×全高1580~1590mm
室内寸法:室内長2010~2020mm×室内幅1445mm×室内高1225~1240mm
ホイールベース:2610mm
燃費(WLTCモード):15.0~26.0km/L
乗車定員:5名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1496cc
エンジン最高出力:106~118ps
エンジン最大トルク:127~142N・m
モーター最高出力:131ps
モーター最大トルク:253N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:227.9万~377.6万円
中古車の車両価格帯:193万~390万円
 

 

第4位|トヨタ ライズ(初代・現行型)

トヨタ ライズ▲小さいボディサイズながら力強いデザインのトヨタ ライズ(初代)

「アクティブ・ユースフル・コンパクト」という開発コンセプトで作られたSUV。全長4mを切る5ナンバーサイズとなっている。ダイハツがトヨタ・ダイハツ両ブランドの商品展開を見据え、新しい車作りコンセプト「DNGA」をコンパクトカーに取り入れた初のモデルで、ダイハツ名は「ロッキー」として販売されている。

荷室はコンパクトSUVクラストップレベルとなる369Lの大容量を誇る。1Lターボエンジンを搭載し、低速域での力強い加速と高速域での低燃費を実現する「D-CVT」をトヨタ車として初採用。4WD車には新開発の「ダイナミックトルクコントロール4WD」を搭載している。

2021年11月にはパワーユニットに1.2Lガソリンエンジンが追加。ガソリン車はFF車が1.2Lガソリン、4WD車が1Lターボとなった。

同時に、エンジンで発電してモーターで走行する「e-SMARTハイブリッド」も設定。ハイブリッド車でも車両の総重量は1345kgとSUVとしては軽量で、WLTCモードで28.0km/Lという低燃費だ。
 

トヨタ ライズ▲トヨタ ライズ(初代)のインテリア

中古車掲載台数は約2410台で、そのうち約1930台がFF車。総額の価格帯は147.5万~327.7万円だ。

パワートレイン別では1Lターボ車が約1500台と最多で、次に1.2ガソリン車が約570台と多い。ハイブリッドは約340台で、価格帯は総額169.2万~309万円となっている。
 

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トヨタ ライズ(初代) × 全国

【初代ライズの注目データ】
生産期間:2019年11月~
ボディサイズ:全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm
室内寸法:室内長1955mm×室内幅1420mm×室内高1250mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):17.4~28.0km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ/ハイブリッド
排気量:996~1196cc
エンジン最高出力:82~98ps
エンジン最大トルク:105~140N・m
モーター最高出力:106ps
モーター最大トルク:170N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:167.9万~232.8万円
中古車の車両価格帯:140万~309.8万円
 

 

第5位|トヨタ C-HR(初代)

トヨタ C-HR▲クーペのようなスタイリッシュな外観が特徴のトヨタ C-HR(初代)

個性的なスタイリングをもつコンパクトSUV。プラットフォームはTNGA第1号車である4代目プリウスとプラットフォームを共通だが、立体的で滑らかなスタイルによって大きく差別化されている。

パワーユニットは、1.2Lガソリンターボと1.8Lガソリンのハイブリッド。デビュー当初はガソリン車は4WDのみ、ハイブリッド車はFFのみだったが、2018年5月にはガソリン車にもFFが追加されている。

基本となるグレード構成はガソリン車の「S-T」「G-T」、ハイブリッド車の「S」「G」という4種。全車に運転支援システム「トヨタセーフティセンスP」を標準装備している。

2019年10月には意匠変更と装備の拡充に加え、FFの1.2Lターボ車に6MTを追加。併せてトヨタ・ガズー・レーシングが開発を手がけた「GRスポーツ」が追加設定された。
 

トヨタ C-HR▲初代C-HRのインテリア

中古車掲載台数は約2620台で、そのうちハイブリッド車が8割以上。総額での価格帯は115.8万~438万円となっている。

グレード別では、ハイブリッド車の上級グレードである「G」系が約1770台。総額での価格帯は約130万円前後から狙うことができる。一方で、GRスポーツはガソリン車とハイブリッド車を併せて150台ほど。価格帯は総額183.2万~349.5万円だ。
 

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トヨタ C-HR(初代) × 全国

【初代C-HRの注目データ】
生産期間:2016年12月~2023年7月
ボディサイズ:全長4360~4390mm×全幅1795mm×全高1550~1565mm
室内寸法:室内長1800mm×室内幅1455mm×室内高1210mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):14.3~25.8km/L
パワーユニット:ガソリンターボ/ハイブリッド
排気量:1196~1797cc
エンジン最高出力:98~116ps
エンジン最大トルク:142~185N・m
モーター最高出力:72ps
モーター最大トルク:163N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:229万~315.5万円
中古車の車両価格帯:109.7万~418万円
 

 

第6位|マツダ CX-3(初代・現行型)

マツダ CX-3▲マツダのSUVの中で最も小型のSUVとなるCX-3(初代)

マツダ独自の「スカイアクティブ・テクノロジー」とデザインテーマ「魂動(こどう)」を採用したコンパクトSUV。デビュー時の搭載エンジンは1.5Lディーゼルターボのみで、ディーゼルエンジン特有のノック音を抑制する「ナチュラルサウンドスムーザー」が世界初の装備としてオプション採用されている。

2015年12月には全車にナチュラルサウンドスムーザーが標準化され、2017年6月にはパワーユニットに2Lガソリンエンジンを追加。衝突被害軽減ブレーキを含む予防安全技術「iアクティブセンス」が全車に標準装備されている。

2018年5月には、車両構造技術「スカイアクティブ-ビークルアーキテクチャー」を採用。ディーゼルターボは従来の1.5から1.8L に変更されている。夜間歩行者検知機能付きのアドバンストスマートシティブレーキサポートがマツダ車として初採用され、安全性能も向上。併せて、マツダレーダークルーズコントロールも設定されている。

2020年6月には1.5Lガソリンエンジンがラインナップ。インフォティンメントシステムがApple CarPlay/Android Auto対応になった。
 

マツダ CX-3▲初代CX-3のインテリア

中古車掲載台数は約1030台で、そのうち約680台がディーゼル車。総額での価格帯は83.5万~333.6万円となっている。

駆動方式別ではFF車と4WD車の比率は8:2と、FF車が優勢。マツダ車らしいMT車は50台ほど掲載されており、総額90万円から狙うことができる。
 

▼検索条件

マツダ CX-3(初代) × 全国

【初代CX-3の注目データ】
生産期間:2015年2月~
ボディサイズ:全長4275mm×全幅1765~1780mm×全高1550mm
室内寸法:室内長1810mm×室内幅1435mm×室内高1210mm
ホイールベース:2570mm
燃費(WLTCモード):15.2~23.2km/L
乗車定員: 5名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ディーゼルターボ
排気量:1496~1997cc
エンジン最高出力:105~150ps
エンジン最大トルク:144~270N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:189.2万~343.4万円
中古車の車両価格帯:72万~319.8万円
 

 

第7位|レクサス UX(初代・現行型)

初代UX▲レクサスを象徴するスピンドルグリルが印象的なレクサス UX(初代・現行型)

レクサスが誇るコンパクトSUV。全長は4495mmで、ぎりぎりコンパクトに分類されるボディサイズだ。プラットフォームは初代C-HRは共有しているが、ボディの高剛性化と軽量化による低重心化によって、レクサスらしい優れた走行性能に仕上げられている。

デビュー時のパワーユニットは2Lガソリンエンジンと、同エンジン+モーターのハイブリッド。ガソリン車はFFのみで、ハイブリッド車ではFFとE-Fourを搭載する4WDが選べる。

2022年7月にはボディ剛性を強化し、EPSやアブソーバーなどもチューニング。走りの上質さとレスポンスが向上された。2024年1月にはガソリン車を廃止。ハイブリッドシステムのシステム出力を高め、ハイブリッド車の名称を「250h」から「300h」へと変更した。

同時に、ラジエターサポートブレースの追加などで操縦安定性と乗り心地をさらに高め、ボディ制振材・遮音材の適正配置で静粛性も向上している。
 

初代UX▲初代UXのインテリア

中古車掲載台数は約550台で、そのうちハイブリッド車は約430台。総額の価格帯は229.9万~586.3万円。駆動方式別ではFF車が9割弱を占める。

グレード別で最多なのは、ハイブリッド車のスポーティモデル「250h Fスポーツ」で約210台が掲載。総額290万円前後から狙うことができる。続いて多いのは快適装備を充実させたハイブリッド車の「250hバージョンC」で120台ほど。こちらは総額240万円から見つけることが可能だ。
 

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レクサス UX(初代) × 全国

【初代UXの注目データ】
生産期間:2018年11月~
ボディサイズ:全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mm
室内寸法:室内長1830mm×室内幅1520mm×室内高1170mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):16.4~26.3km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1986cc
エンジン最高出力:146~174ps
エンジン最大トルク:188~209N・m
モーター最高出力:前109~113ps/後7~41ps
モーター最大トルク:前202~206N・m/後55~84N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:390万~565.7万円
中古車の車両価格帯:209.9万~559.8万円
 

 

第8位|スズキ クロスビー(初代・現行型)

初代クロスビー▲かわいらしい見た目だが、SUVらしく最低地上高を180mm確保しているスズキ クロスビー(初代・現行型)

「新ジャンルの小型クロスオーバーワゴン」を開発目標に掲げたSUV。3代目ソリオなどと同じプラットフォームを採用し、外観が似ている軽SUVのハスラーとはまったくの別物となっている。

ボディは5ナンバーサイズで、全長は3760mmと短い。最小回転半径も4.7mなので、取り回しやすくなっている。しかし、パッケージングの工夫によって室内は必要十分な広さを確保。荷室には防汚タイプラゲージフロアを採用し、使い勝手も優れている。

パワーユニットは、1Lターボのマイルドハイブリッドのみ。先進安全機能のスズキセーフティサポートは、デビュー当初のエントリーグレードで、2020年10月以降は受注生産となった「ハイブリッドMX」グレードを除く全車に標準装備されている。

2020年10月にはデュアルカメラブレーキサポートに夜間の歩行者を検知する機能を追加し、車線維持支援機能を搭載するなど、安全装備を拡充。2022年8月にはフロントグリルが変更され、切削アルミホイールが全車に標準装備された。
 

初代クロスビー▲初代クロスビーのインテリア

中古車掲載台数は約760台で、そのうち約270台が4WD車。総額の価格帯は86.5万~324.1万円となっている。

グレード別では最上級の「ハイブリッドMZ」が約540台で最多。総額90万円前後から狙うことができる。
 

▼検索条件

スズキ クロスビー(初代) × 全国

【初代クロスビーの注目データ】
生産期間:2017年12月~
ボディサイズ:全長3760mm×全幅1670mm×全高1705mm
室内寸法:室内長2175mm×室内幅1355mm×室内高1280mm
ホイールベース:2435mm
燃費(WLTCモード):17.0~18.2km/L
乗車定員:5名
パワーユニット:マイルドハイブリッド
排気量:996cc
エンジン最高出力:99ps
エンジン最大トルク:150N・m
モーター最高出力:3.1ps
モーター最大トルク:50N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:176.6万~237.4万円
中古車の車両価格帯:76.9万~309.8万円
 

 

第9位|ジープ レネゲード(初代・現行型)

初代レネゲード▲7スロットのフロントグリルや丸目ライトなど、ジープらしいデザインを採用するレネゲード(初代・現行型)

「アーバンサイズ。アドベンチャークラス」というキャッチフレーズが掲げられた、ジープのコンパクトSUV。街乗りに適したサイズ感と、ジープ伝統のオフロード性能を兼ね備えている。

デビュー当初のパワーユニットは1.4Lガソリンターボと、2.4Lガソリンエンジン。前者はFF車、後者は4WD車に搭載されている。

4WDのシステムはジープ謹製のオンデマンド式。FFと4WDを自動で切り替える「パワートランスファーユニット」に加えて、路面に応じて走行モードを切り替えられる「ジープ・セレクテレインシステム」なども採用されている。

2019年2月には1.4Lと2.4Lのエンジンを廃し、出力の異なる2種類の1.3Lターボエンジンを設定。2020年11月には出力の異なる1.3Lターボエンジンを用いた2種類のプラグインハイブリッドを追加し、どちらにも電気式4WDが組み合わせられる。
 

初代レネゲード▲初代レネゲードのインテリア

中古車掲載台数は約380台で、そのうち約110台が4WD車だ。総額の価格帯は97.5万~572.6万円となっている。

グレード別で最多なのは1.4Lターボおよび1.3Lターボの通常版を搭載した「リミテッド」で約200台が掲載。一方で、プラグインハイブリッド車の「4xe」系は合計でも約30台と少なめ。こちらの価格帯は総額338万~572.6万円となっている。
 

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ジープ レネゲード(初代) × 全国

【初代レネゲードの注目データ】
生産期間:2015年9月~
ボディサイズ:全長4255~4260mm×全幅1805mm×全高1695~1725mm
室内寸法:メーカー非公表
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):11.9~17.3km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ/プラグインハイブリッド
排気量:1331~2359cc
エンジン最高出力:131~179ps
エンジン最大トルク:230~270N・m
モーター最高出力:前45ps/後128ps
モーター最大トルク:前53N・m/後250N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:279.7万~595万円
中古車の車両価格帯:89.8万~557.9万円
 

 

第10位|ボルボ XC40(初代・現行型)

初代XC40▲T字形LEDヘッドライトで存在感をアピールするボルボ XC40(初代)

ボルボ最小のSUV。「都市のライフスタイルにマッチする個性的なデザイン」を標榜する一方で、大径タイヤを装着して最低地上高も210mmを確保するなど、SUVらしさも強調されている。

小型車向けプラットフォーム「コンパクト・モジュラー・アーキテクチャ(CMA)」を採用し、デビュー当初は2種類の2Lガソリンターボを用意。最高出力190psの「T4」と、同252psの「T5」が採用され、組み合わされるトランスミッションは8ATだ。

2020年8月には、両エンジンを2Lガソリンターボによるマイルドハイブリッドに変更。「B4パワートレイン」と、高出力版の「B5パワートレイン」の2種類が採用され、1.5Lガソリンターボのプラグインハイブリッドも導入している。

2021年11月には、 2Lガソリンターボによるマイルドハイブリッドの低燃費版である「B3パワートレイン」も追加。トランスミッションは7DCTが組み合わされ、同時にB4も8ATから7DCTに変更した。2022年7月にはEVの「XC40リチャージ」が登場したことで、プラグインハイブリッドは廃止。同タイミングで、エクステリアのデザインも刷新されている。
 

初代XC40▲初代XC40のインテリア

中古車掲載台数は約490台で、そのうち約350台が4WD車。総額の価格帯は194.3万~585万円となっている。パワートレイン別で最多となるのはマイルドハイブリッド車で約290台が掲載。ガソリン車は約180台で、プラグインハイブリッド車は約20台と少なめだ。

マイルドハイブリッド車の中心となるのはB4系で、中でも2022年7月~2024年3月まで設定されていた最上級グレードの「アルティメット B4 AWD」が多い。掲載台数は約80台で、価格帯は総額372.3万~550.4万円となっている。
 

▼検索条件

ボルボ XC40(初代) × 全国

【初代XC40の注目データ】
生産期間:2018年3月~
ボディサイズ:全長4425~4440mm×全幅1875mm×全高1655~1660mm
室内寸法:メーカー非公表
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):12.2~14.8km/L
パワーユニット:ガソリンターボ/マイルドハイブリッド/プラグインハイブリッド
排気量:1476~1968cc
エンジン最高出力:163~252ps
エンジン最大トルク:265~350N・m
モーター最高出力:10~40kW(約13.6~54.4ps) 
モーター最大トルク:40~160N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:389万~659万円
中古車の車両価格帯:175万~558万円
 

 

クロスオーバー|ミドルSUV人気ランキングTOP10

クロスオーバーSUVのミドルサイズTOP10を紹介。全長の最大値が4.5~4.89mの車種を抽出している。

SUVの中でも主力級の車種が集まる激戦区であるため、コンパクトサイズと同様、全10車種を解説する。
 

順位 メーカー 車種 世代
1位 トヨタ ハリアー 4代目
2位 マツダ CX-5 2代目
3位 日産 エクストレイル 3代目
4位 トヨタ RAV4 5代目
5位 トヨタ ハリアー 3代目
6位 レクサス NX 初代
7位 スバル フォレスター 5代目
8位 マツダ CX-5 初代
9位 ポルシェ マカン 初代
10位 日産 エクストレイル 2代目
順位 メーカー 車種 世代
1位 トヨタ ハリアー 4代目
2位 マツダ CX-5 2代目
3位 日産 エクストレイル 3代目
4位 トヨタ RAV4 5代目
5位 トヨタ ハリアー 3代目
6位 レクサス NX 初代
7位 スバル フォレスター 5代目
8位 マツダ CX-5 初代
9位 ポルシェ マカン 初代
10位 日産 エクストレイル 2代目
 

第1位|トヨタ ハリアー(4代目・現行型)

トヨタ ハリアー▲高級感に磨きがかかったトヨタ ハリアー(4代目)

ミドルサイズを代表するシティ派SUVの4代目。TNGAプラットフォームを採用することで、ホイールベースを拡大し、先代以上にロー&ワイドで流麗なスタイリングとなっている。

室内は質感が高く、馬のくらをイメージした幅広のセンターコンソールが印象的。トヨタ初となる走行中の録画機能をもったデジタルインナーミラーも採用される。

デビュー当初のパワーユニットは、2Lガソリンと2.5Lガソリンのハイブリッド。どちらでもFFと4WDが選択可能で、ハイブリッド車の4WDシステムにはE-Fourが採用されている。

2022年10月には最上級グレードの「Z」にプラグインハイブリッド車が追加設定されている。
 

トヨタ ハリアー▲4代目ハリアーのインテリア

中古車掲載台数は約2390台。総額の価格帯は233.4万~702.1万円となっている。

パワートレイン別に見るとガソリン車が6割以上。しかし、ハイブリッド車も約860台と多い。一方で、プラグインハイブリッド車登場から日が浅いだけあって約50台と少なめだ。なお、柔らかな採光を可能としたトヨタ初採用の調光パノラマルーフ搭載車は約500台が掲載。価格帯は約293.8万~679.8万円となっている。
 

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トヨタ ハリアー(4代目) × 全国

【4代目ハリアーの注目データ】
生産期間:2020年6月~
ボディサイズ:全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm
室内寸法:室内長1880mm×室内幅1520mm×室内高1215mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):14.7~22.3km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド/プラグインハイブリッド
排気量:1986~2487cc
エンジン最高出力:171~178ps
エンジン最大トルク:207~221N・m
モーター最高出力:前120~182ps/後54ps
モーター最大トルク:前202~270N・m/後121N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:299万~620万円
中古車の車両価格帯:225.5万~669.8万円
 

 

第2位|マツダ CX-5(2代目・現行型)

CX-5▲躍動感あふれるスタイルが特徴のマツダ CX-5(2代目・現行型)

「魂動」デザインに磨きをかけて2代目となったSUV。ホイールベースは初代と変わらず2700mmながら、初代より全長が5mm長く、全高が15mm低いプロポーションとなっている。

特筆すべきは、ハンドル操作に応じて駆動トルクを変化させて操縦安定性を高める「G-ベクタリングコントロール」が全車に搭載されていること。2018年11月には改良版の「G-ベクタリングコントロールプラス」が標準装備されている。また、「マツダレーダークルーズコントロール」の追従速度が0~100km/hに拡大しているのも見逃せない。

デビュー時のパワーユニットは2Lおよび2.5Lのガソリンエンジンと、2.2Lディーゼルターボ。駆動方式は2LガソリンはFFのみの設定だが、2.5Lガソリンと2.2LディーゼルターボではFFと4WDを選択できる。

2018年11月には2.5Lガソリンターボが追加設定。2020年12月にはディーゼルターボが手直しされ、最大出力が10ps上昇している。
 

CX-5▲2代目CX-5のインテリア

中古車掲載台数は約1990台。総額の価格帯は125万~428.8万円となっている。パワートレイン別ではディーゼル車が7割強を占め、ガソリンターボ車は約30台と希少だ。

2021年11月のフェイスリフトを含むマイナーチェンジ以降のモデルは、総額250万円前後から狙うことができる。
 

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マツダ CX-5(2代目) × 全国

【2代目CX-5の注目データ】
生産期間:2016年12月~
ボディサイズ:全長4545~4575mm×全幅1840~1845mm×全高1690mm
室内寸法:室内長1890mm×室内幅1540mm×室内高1265mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):12.2~19.5km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ/ディーゼルターボ
排気量:1997~2488cc
エンジン最高出力:155~230ps
エンジン最大トルク:196~450N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:246.2万~422.5万円
中古車の車両価格帯:113万~2467.7万円
 

 

第3位|日産 エクストレイル(3代目)

日産 エクストレイル▲中古車の流通量が多くかなり選びやすい状態となっている日産 エクストレイル(3代目)

気兼ねなく遊びに使えるSUVの3代目。「アウトドアを満喫できるタフギア」という初代のコンセプトを引き継ぎながらも、丸みを帯びたシティ派デザインが採用されているのが特徴だ。

デビュー当初のパワーユニットは2Lガソリンエンジンのみだったが、2015年5月には同ガソリンエンジンのハイブリッドも追加。FFと4WDが用意され、4WDシステムは「オールモード 4×4-i」が採用されている。

加えて、「アクティブライドコントロール」「アクティブエンジンブレーキ」「コーナリングスタビリティアシスト」などの電子制御システムが投入されている。

2015年12月以降は「エマージェンシーブレーキパッケージ」を全車に標準装備。2017年6月のマイナーチェンジでは内外装の意匠が変更され、運転支援システム「プロパイロット」も採用されている。
 

日産 エクストレイル▲3代目エクストレイルのインテリア

中古車掲載台数は約2390台。総額の価格帯は65万~346.4万円となっている。駆動方式別では4WD車が多く、7割以上を占める。

乗車定員別では5人乗りが主流。7人乗りは約200台と1割以下で、価格帯は総額67.6万~346.4万円となっている。パワートレイン別に見ると、ガソリン車が8割弱を占める。そうは言ってもハイブリッド車も約480台と多い。

また、運転支援システム「プロパイロット」搭載車は約770台で、約120万円から狙うことができる。
 

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日産 エクストレイル(3代目)×全国

【3代目エクストレイルの注目データ】
生産期間: 2013年12月~2022年6月
ボディサイズ:全長4640~4715mm×全幅1820~1830mm×全高1715~1745mm
室内寸法:室内長2005~2555mm×室内幅1535~1535mm×室内高1270mm
乗車定員:5~7名
燃費(WLTCモード):12.2~15.0km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1997cc
エンジン最高出力:147ps
エンジン最大トルク:207N・m
モーター最高出力:41ps
モーター最大トルク:160N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:219.8万~412.5万円
中古車の車両価格帯:48.0万~333万円
 

 

第4位|トヨタ RAV4(5代目・現行型)

トヨタ RAV4▲塊感のあるデザインで力強さが表現されているトヨタ RAV4(5代目・現行型)

約3年の空白期間を経て5代目(日本では4代目)として登場したSUV。TNGAプラットフォームが採用され、オンロードとオフロード両方で高い走行性能を発揮する。

荷室容量は、後席使用時でも580Lとクラストップレベル。床面の高さを2段階に調節できる2段デッキボードを採用しており、使い勝手も優れている。

デビュー当初のパワーユニットは、2Lガソリンエンジンと2.5Lガソリンのハイブリッド。「アドベンチャー」および「G“Zパッケージ”」のガソリン車では、4WDシステムに後輪へのトルク伝達を走行状況に応じて左右独立制御する「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が採用されている。

2020年8月にはスマホと連携可能なディスプレイオーディオを全車に標準装備。2021年12月には「アドベンチャー」にハイブリッドが追加設定された。2022年10月には「RAV4 PHV」と別車種であったプラグインハイブリッド車が「Z」グレードに設定されている。
 

トヨタ RAV4▲5代目RAV4のインテリア

中古車掲載台数は約2460台(RAV4 PHVとしての物件は別車種扱いなので除外)。総額の価格帯は192.2万~600万円となっている。駆動方式別では4WD車がほとんどで、全体の9割弱を占める。

パワートレイン別ではガソリン車が7割弱と多め。ただ、ハイブリッド車も約800台が掲載されており、総額220万円前後から狙うことができる。

2020年10月に登場した人気の特別仕様車「アドベンチャー オフロードパッケージ」は約120台で、価格帯は総額277.1万~412万円。その2年後に登場した「アドベンチャー オフロードパッケージII」は約50台で、価格帯は約366.2万~456万円となっている。
 

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トヨタ RAV4(5代目) × 全国

【5代目RAV4の注目データ】
生産期間:2019年4月~
ボディサイズ:全長4600~4610mm×全幅1855~1865mm×全高1685~1735mm
室内寸法:室内長1890mm×室内幅1515mm×室内高1230mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):15.2~22.2km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1986~2487cc
エンジン最高出力:171~178ps
エンジン最大トルク:207~221N・m
モーター最高出力:前120ps/後54ps
モーター最大トルク:前202N・m/後121N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:260.8万~563.3万円
中古車の車両価格帯:180万~565万円
 

 

第5位|トヨタ ハリアー(3代目)

3代目ハリアー▲高級感に磨きがかかったトヨタ ハリアー(3代目)

スポーツユーティリティと高級車を融合させたSUVの3代目。2代目までは北米版レクサス RXの国内版という位置づけだったが、3代目は国内専用モデルとなった。

ボディサイズは2代目よりひと回りコンパクト。最小回転半径もガソリンのFF車で5.3mと、小回りが利く。それでいて荷室容量は2代目よりも拡大され、5名乗車時で約456L。後席を畳めば992Lと、積載性は十分以上だ。

パワーユニットは、2Lガソリンと2.5Lガソリンハイブリッド。2017年6月には2Lガソリンターボが追加されている。駆動方式はガソリン車およびガソリンターボ車にはFFと4WDを選択可能。ハイブリッド車は4WDのみ設定されている。

先進安全装備はプリクラッシュセーフティやインテリジェントクリアランスソナーが上級グレードにのみ採用されていたが、2017年6月以降は衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスP」が全車に標準装備されている。
 

3代目ハリアー▲3代目ハリアーのインテリア

中古車掲載台数は約2090台。総額の価格帯は129.5万~373万円だ。駆動方式別ではFF車が7割弱。対する4WD車は約640台で、そのうち約340台がハイブリッドの4WD車となっている。

シースルービュー機能付きパノラミックビューモニターやSDナビなどを採用した「プレミアム アドバンスドパッケージ」系は約240台が掲載。価格帯は総額148.2万~350万円となっている。
 

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トヨタ ハリアー(3代目) × 全国

【3代目ハリアーの注目データ】
生産期間: 2013年12月~2020年5月
ボディサイズ:全長4720~4770mm×全幅1835mm×全高1655~1690mm
室内寸法:室内長1965mm×室内幅1480mm×室内高1220mm
乗車定員:5名
燃費(JC08モード):12.8~21.8km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ/ハイブリッド
排気量:1986~2493cc
エンジン最高出力:151~231ps
エンジン最大トルク:193~350N・m
モーター最高出力:前143ps/後68ps
モーター最大トルク:前270N・m/後139N・m
駆動方式:FF /4WD
新車の車両価格帯:272万~504.6万円
中古車の車両価格帯:116万~404.3万円
 

 

第6位|レクサス NX(初代)

NX▲扱いやすいサイズにプレミアム感を盛り込んだレクサス NX(初代)

レクサス初のコンパクトクロスオーバーSUV。コンパクトと名乗っているが、最も短いグレードでも全長は4.6mを超えており、ミドルサイズ相当の体格となる。

デビュー当初のラインナップは最高出力238psを発生する2Lガソリンターボの「200t」と、2.5Lガソリンのハイブリッドを搭載する「300h」の2系統を展開していた。2017年9月には200tのグレード名を「300」に改称。同時にスピンドルグリルのデザイン変更を含む内外装を刷新し、予防安全パッケージ「レクサスセーフティシステム+」も標準採用されている。

2019年4月にはレクスセーフティシステム+が夜間の歩行者検知も可能になり、コーナリング中のアンダーステアを抑制する「アクティブコーナリングアシスト」も標準装備された。

2020年7月には、「パーキングサポートブレーキ」が標準装備。また、マルチメディアシステムがApple CarPlay、Android Auto対応となっている。
 

NX▲初代NXのインテリア

中古車掲載台数は約910台。総額での価格帯は189.9万~540万円となっている。パワートレインの比率は6:4で、ガソリン車が多い。

各グレードに用意されるスポーツバージョン「Fスポーツ」は合計で約400台で、総額200万円前後から狙うことができる。また、「Iパッケージ」をベースとした特別仕様車が複数用意されていたが、いずれも希少。最も多い「スパイス&シック」でも300と300hを併せても10台前後しか掲載されていなかった。
 

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レクサス NX(初代) × 全国

【初代NXの注目データ】
生産期間: 2014年7月~2021年9月
ボディサイズ:全長4630~4640mm×全幅1845mm×全高1645mm
室内寸法:室内長2080mm×室内幅1520mm×室内高1180mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):11.2~17.8km/L
パワーユニット:ガソリンターボ/ハイブリッド
排気量:1998~2493cc
エンジン最高出力:152~238ps
エンジン最大トルク:206~350N・m
モーター最高出力:前143ps/後68ps
モーター最大トルク:前270N・m/後139N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:428万~632.7万円
中古車の車両価格帯:169.9万~525万円
 

 

第7位|スバル フォレスター(5代目・現行型)

スバル フォレスター▲全グレードAWD仕様のスバル フォレスター(5代目)

スバルが最量販車種に位置づける、グローバル戦略SUV。デビュー当初のパワーユニットは、水平対向の2.5Lガソリンエンジンと2ガソリンエンジンによるマイルドハイブリッド「e-BOXER」の2種が用意された。いずれもトランスミッションはCVTで、駆動方式は4WDとなっている。

運転支援システム「アイサイト」は全車に標準装備。スバル車初となる乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」も採用している。

2020年10月には2.5Lガソリンエンジンを廃し、新たに1.8Lガソリンターボを設定。2021年8月には、マイナーチェンジを行いデザインコンセプト「BOLDER(ボールダー)」を取り入れたフロントマスクや新デザインのアルミホイールが採用された。
 

スバル フォレスター▲5代目フォレスターのインテリア

中古車掲載台数は約620台。総額での価格帯は162.4万~467.8万円だ。パワートレイン別ではe-BOXER車が約350台と、ガソリン車およびガソリン車よりも若干多い。

グレード別では上級グレード「アドバンス」が中心で約320台で、価格帯は総額162.4万~391.3万円となっている。一方で、STIチューニングによる専用のサスペンションや内外装を備える「STI スポーツ」も約10台ほどで、約400万円前後から狙うことができる。
 

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スバル フォレスター(5代目) × 全国

【5代目フォレスターの注目データ】
生産期間:2018年7月~
ボディサイズ:全長4625~4640mm×全幅1815mm×全高1715~1730mm
室内寸法:室内長2110~2130mm×室内幅1545mm×室内高1270~1275mm
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):13.2~14.0km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ/マイルドハイブリッド
排気量:1795~2498cc
エンジン最高出力:145~184ps
エンジン最大トルク:188~300N・m
モーター最高出力:13.6ps
モーター最大トルク:65N・m
駆動方式:4WD
新車の車両価格帯:280.8万~385万円
中古車の車両価格帯:143万~459.8万円
 

 

第8位|マツダ CX-5(初代)

初代CX-5▲丸みのあるボディラインが特徴のマツダ CX-5(初代)

マツダのデザインコンセプト「魂動」を市販車として初採用したSUV。マツダを支える「スカイアクティブ・テクノロジー」を投入した第1号車だ。

デビュー当初のパワーユニットは、2Lガソリンエンジンと2.2Lディーゼルターボ。いずれも6速ATが組み合わされ、FFと4WDが選べる。

2013年10月には、低速時衝突被害軽減ブレーキ「スマートシティブレーキサポート」が全車に標準装備。また、2.5Lガソリンエンジンも追加設定されている。

同時に「25S Lパッケージ」と「XD Lパッケージ」をベースに、オフホワイトの本革シートなどを特別装備した限定車「2013アニバーサリー」が発売された。
 

初代CX-5▲マツダ CX-5(初代)のインテリア

中古車掲載台数は約640台。総額での価格帯は46.7万~188万円となっている。そのうち約550台がディーゼルターボ搭載車だ。

グレード別に見ると、最多となるのはスタンダードなディーゼルターボ車の「XD」で約230台が掲載。続いてシート表皮に本革を採用した最上級グレード「XD Lパッケージ」が約210台と多く、総額70万円前後から狙うことができる。
 

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マツダ CX-5(初代)× 全国

【初代CX-5の注目データ】
生産期間: 2012年2月~2016年11月
ボディサイズ:全長4540mm×全幅1840mm×全高1705mm
室内寸法:室内長1910mm×室内幅1530mm×室内高1280mm
乗車定員:5名
燃費(JC08モード):14.6~18.6km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ディーゼルターボ
排気量:1997~2488cc
エンジン最高出力:154~188ps
エンジン最大トルク:195~420N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:205万~348.8万円
中古車の車両価格帯:38.9万~178万円
 

 

第9位|ポルシェ マカン(初代・現行型)

ポルシェ マカン▲高い走行性能を誇るポルシェ マカン(初代)

人気の大型SUVカイエンよりひと回り小さいSUVのスポーツカー。ポルシェア内ではコンパクトSUVと位置づけらているが、全長は4.6m以上であり、日本においてはミドルサイズと言える。

日本デビュー時のグレード構成は2Lガソリンターボのベースグレード「マカン」、3L V6ツインターボの「マカンS」、出力が異なる3.6LのV6ツインターボを搭載する「マカンターボ」。いずれも7速のツインクラッチ式ATであるPDKが採用され、駆動方式は電子制御式の4WDだ。

2015年末にはマカンSをベースにエンジンと足回りを強化した「マカンGTS」が追加。2016年9月には「マカンターボ パフォーマンスも設定されている。

2018年11月から2020年1月にかけて各グレードをマイナーチェンジし、各グレードのエンジンをリファイン。特にマカンターボは3.6Lから2.9Lへとダウンサイジングされている。同時に内外装も一新。先進的なADASを標準装備し、音声認識機能付きコネクティビティシステム「ポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)」を搭載した。

2021年のマイナーチェンジでは、ワイドボディを強調するノーズデザインが与えられ、室内ではタッチパネルを備えたセンターコンソールを採用。ラインナップもマカン、マカンS、マカンGTSの3グレード体制へ変更されたが、2022年2月に2L直4ターボを搭載する「マカンT」を追加している。
 

ポルシェ マカン▲初代マカンのインテリア

中古車掲載台数は約390台。総額での価格帯は199.8万~1633.5万円と幅広い。

ベースグレードのマカンは約130台で、人気のマカンGTSは約110台。パワフルなマカンターボは約40台で、価格帯は総額271.9万~1257.5万円となっている。
 

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ポルシェ マカン(初代) × 全国

【初代マカンの注目データ】
生産期間: 2014年4月~
ボディサイズ:全長4680~4726mm×全幅1923~1927mm×全高1596~1625mm
室内寸法:メーカー非公表
乗車定員:5名
燃費(WLTCモード):9.1~10.1km/L
パワーユニット:ガソリンターボ
排気量:1984~3604cc
エンジン最高出力:237~440ps
エンジン最大トルク:350~600N・m
駆動方式:4WD
新車の車両価格帯:616万~1295万円
中古車の車両価格帯:187万~1595万円
 

 

第10位|日産 エクストレイル(2代目)

2代目エクストレイル▲ボクシーな見た目でアウトドア好きの人から今も高い支持を得る日産 エクストレイル(2代目)

「使い倒せる道具」として大ヒットしたSUVの2代目。初代のコンセプトを引き継ぎながらも、4WDに「オールモード4×4-i」を搭載するなど走行性能が大きく進化している。

フル防水インテリアを採用し、荷室にはラゲージボードとアンダートレイによって使い勝手が良い。荷室容量も5人乗車時でも603Lを確保し、余裕たっぷりだ。

デビュー時のパワーユニットは2Lと2.5Lのガソリン2種だったが、2008年9月には2Lディーゼルターボを追加。ディーゼル車の「20GT」は6MTのみの設定だったが、2010年7月には6ATも採用されている。

2013年1月には20GTをベースにシートヒーターを省き17インチアルミホイールとした「20GT S」が追加。また、2.5Lガソリンの「25X」はキセノンヘッドランプとハイパールーフレールが標準装備された「25Xtt」と入れ替わった。
 

2代目エクストレイル▲2代目エクストレイルのインテリア

中古車掲載台数は約770台で、そのうち約730台が4WD車。総額の価格帯は31.8万~227.7万円となっている。

2015年2月まで販売され高年式が狙えることでも人気のディーゼルモデルは約130台が掲載。価格帯は総額38.8万~227.7万円だ。 オーテックがカスタムを手がけた「エクストリーマーX」系は合計で約40台。総額60万円前後から見つけることができる。
 

▼検索条件

日産 エクストレイル(2代目) × 全国

【2代目エクストレイルの注目データ】
生産期間: 2007年8月~2013年11月
ボディサイズ:全長4590~4665mm×全幅1785~1790mm×全高1685~1785mm
室内寸法:室内長2000mm×室内幅1450mm×室内高1265mm
乗車定員:5名
燃費(JC08モード):13.8~14.2km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ディーゼルターボ
排気量:1995~2488cc
エンジン最高出力:137~173ps
エンジン最大トルク:200~360N・m
駆動方式: FF/4WD
新車の車両価格帯:199.5万~343.4万円
中古車の車両価格帯:21.8万~210万円
 

 

クロスオーバー|ラージSUV人気ランキングTOP10

クロスオーバーSUVのラージサイズTOP10を紹介。全長の最大値が4.9m以上の車種を抽出している。

ここで解説するのは上位3車種を紹介。どれもラージサイズにふさわしい高級感と、SUVらしい使い勝手を備える実力派となっている。
 

順位 メーカー 車種 世代
1位 マツダ CX-8 初代
2位 レクサス RX 4代目
3位 ボルボ XC90 2代目
4位 トヨタ クラウンクロスオーバー 初代
5位 アウディ Q5 2代目
6位 ランドローバー レンジローバーイヴォーク 2代目
7位 ランドローバー レンジローバーイヴォーク 初代
8位 レクサス RX 5代目
9位 ランドローバー レンジローバースポーツ 2代目
10位 メルセデス・ベンツ GLE 2代目
順位 メーカー 車種 世代
1位 マツダ CX-8 初代
2位 レクサス RX 4代目
3位 ボルボ XC90 2代目
4位 トヨタ クラウンクロスオーバー 初代
5位 アウディ Q5 2代目
6位 ランドローバー レンジローバーイヴォーク 2代目
7位 ランドローバー レンジローバーイヴォーク 初代
8位 レクサス RX 5代目
9位 ランドローバー レンジローバースポーツ 2代目
10位 メルセデス・ベンツ GLE 2代目
 

第1位|マツダ CX-8(初代)

CX-8▲全グレードで3列シートを備えるマツダ CX-8(初代)

マツダ CX-80の前身に当たり、国内市場における当時のフラッグシップSUV。2930mmというロングホイールベースを採用しながら、全幅は2代目CX-5同等の1840mmと、扱いやすいプロポーションに仕上げられている。

全車3列シート仕様となっているが、2列目シートの違いによって7人と6人乗りを設定。3列目は床下への格納が可能でフラットな荷室を作ることができるなど、シートアレンジは多彩だ。

デビュー当時のパワートレインは、クリーンディーゼルと6速ATとの組み合わせのみ。2018年11月には2.5Lガソリンターボの「スカイアクティブG2.5T」と、2.5L自然吸気ガソリンの「スカイアクティブG2.5」が追加された。

2019年11月には電動スライドガラスサンルーフや3列目シートに充電用USB端子が装備されるなど、利便性と快適性が向上。2021年12月には「エクスクルーシブモード」に2.5Lガソリンエンジン、特別仕様車の「ブラックトーンエディション」に2.5Lガソリンターボエンジンが追加搭載された。
 

CX-8▲初代CX-8のインテリア

中古車掲載台数は約480台。総額の価格帯は約176.4万~514.7万円となっている。トップグレードの「エクスクルーシブモード」は約50台、約200万円後半から狙える。

予防安全装備が充実した「プロアクティブ」をベースに、ブラックアウトグリルやブラックメタリック塗装の19インチアルミホイールなどを装備した特別仕様車「ブラックトーンエディション」は約50台、約290万円前後から見つけることができる。
 

▼検索条件

マツダ CX-8(初代) × 全国

【初代CX-8の注目データ】
生産期間:2017年9月~2023年12月
ボディサイズ:全長4900~4925mm×全幅1840~1845mm×全高1730mm
室内寸法:室内長2690mm×室内幅1540mm×室内高1250mm
乗車定員:6~7名
燃費(WLTCモード):11.6~15.8km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/同ターボ/ディーゼルターボ
排気量:2188~2488cc
エンジン最高出力:190~230ps
エンジン最大トルク:252~450N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:289.4万~511万円
中古車の車両価格帯:158万~498万円
 

 

第2位|レクサス RX(4代目)

RX▲都会的な洗練されたデザインのレクサス RX(4代目)

SUVならではの力強いフォルムに、セダンの乗り心地と快適性を備えたプレミアムSUVの4代目(日本では2代目)。アッパーミドルサイズとして扱われるが、全長は4.89~5mとラージサイズに相当する。デビュー当初は3.5Lガソリンエンジンのハイブリッド+電気式CVTの「450h」と、2Lターボ+6速ATの「200t」の2系統。いずれもFFとが用意されていた。

歩行者検知機能付き衝突回避支援タイプの「プリクラッシュセーフティ」をはじめ、全車速追従機能付き「レーダークルーズコントロール」などを組み合わせた予防安全システム「レクサスセーフティシステム+」を全車に標準装備している。

2017年12月には、電動格納式のサードシートを採用した3列7人乗り「450hL」が追加設定。ターボモデルが「200t」から「300」に改称された。

2019年5月には、前後バンパーをはじめとするデザイン変更、カーナビディスプレイのタッチパネル化や音声認識が可能になった他、「450hL」の3列目シートの居住性が向上し、2列目を独立式とした6人乗り仕様も追加されている。
 

レクサス RX▲4代目RXのインテリア

中古車掲載台数は約840台。総額での価格帯は約285.7万~760.6万円だ。FF車と4WD車の比率はほぼ同じだが、ガソリン車とハイブリッド車の比率は4:6で、ハイブリッド車の方が多くなっている。

スポーティな「Fスポーツ」グレードは、200tが約100台で総額324.9万~465万円、300が約100台で総額311.4万~699.9万円、450hが約220台で約304.3万~729万円だ。一方で、450hLは約50台で総額58万~760.6万円。そのうち約10台が6人乗り仕様で、総額412.6万~654.4万円となっている。
 

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レクサス RX(4代目)× 全国

【4代目RXの注目データ】
生産期間:2015年10月~2022年10月
ボディサイズ:全長4890~5000mm×全幅1895mm×全高1710~1725mm
室内寸法:室内長2095~2775mm×室内幅1590mm×室内高1200mm
乗車定員:5~7名
燃費(WLTCモード):10.4~15.6km/L
パワーユニット:ガソリンターボ/ハイブリッド
排気量:1998~3456cc
エンジン最高出力:238~262ps
エンジン最大トルク:335~350N・m
モーター最高出力:前167ps/後68ps
モーター最大トルク:前335N・m/後139N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:495万~877万円
中古車の車両価格帯:277.2万~748万円
 

 

第3位|ボルボ XC90(2代目・現行型)

2代目XC90▲モダンなエクステリアも人気の一因となっているボルボ XC90(2代目・現行型)

ボルボのフラッグシップSUV。ボルボの新世代プラットフォーム「スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)」を初採用したモデルであり、初代から居住性と走行性能が飛躍的に高められている。

一部のグレード以外は7人乗り仕様で、シート配置は2-3-2を採用。SUVの3列目は基本的にエマージェンシーシート扱いだが、「対応身長は170cm」とメーカーが言うとおり、子供や小柄な大人なら無理なく座ることが可能だ。

デビュー当初のパワーユニットは2Lガソリンターボと2Lツインチャージャー(ターボ+スーパーチャージャー)、ツインチャージャーのプラグインハイブリッド。2019年3月には2L ディーゼルターボ、翌2020年4月には改良された2Lガソリンターボによるマイルドハイブリッドも追加された。

しかし、同年8月にはパワートレインを刷新。2Lガソリンターボのマイルドハイブリッドと、電動スーパーチャージャーによる2Lツインチャージャーのマイルドハイブリッド、さらに2Lツインチャージャーのプラグインハイブリッドの3種類となっている。
 

2代目XC90▲2代目XC90のインテリア

中古車掲載台数は約240台。総額での価格帯は約235万~1145.3万円だ。パワートレイン別ではガソリン車が約40台、ディーゼル車が約20台、マイルドハイブリッド車が130台、プラグインハイブリッド車が約50台となっている。

最もリーズナブルなのは初期に設定された2Lガソリンターボ搭載の「T5」系で、総額300万円台前半でも狙うことができる。

物件が多いのは2Lガソリンターボのマイルドハイブリッド版である「T6」系。60台ほど掲載され、総額400万円後半から見つけることが可能だ。
 

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ボルボ XC90(2代目) × 全国

【2代目XC90の注目データ】
生産期間:2016年1月~
ボディサイズ:全長4950mm×全幅1930~1960mm×全高1760~1775mm
室内寸法:メーカー非公表
乗車定員:4~7名
燃費(WLTCモード):10.5~13.8km/L
パワーユニット:ガソリンターボ/同ターボ+スーパーチャージャー/ディーゼルターボ/マイルドハイブリッド/プラグインハイブリッド
排気量:1968cc
エンジン最高出力:235~320ps
エンジン最大トルク:350~480N・m
モーター最高出力:前10~34kW(約13.6~46.2ps)/後65kW(約88.4ps)
モーター最大トルク:前40~160N・m/後240N・m
駆動方式:4WD
新車の車両価格帯:774万~1359万円
中古車の車両価格帯:225万~1115.5万円
 

 

クロカン|全サイズSUV人気ランキングTOP10

ランキングの最後はクロカンSUVのTOP10。クロカンは車種数がそこまで多くないため、サイズ分けをせずに集計した。

クロカンSUVで解説するのは上位3車種。いずれも比較的狙いやすい車種なので、興味が湧いたなら候補に加えてみるのも良いだろう。
 

順位 メーカー 車種 世代
1位 スズキ ジムニー 4代目
2位 トヨタ ランドクルーザープラド 4代目
3位 スズキ ジムニー 3代目
4位 スズキ ジムニーシエラ 3代目
5位 ジープ ラングラー 4代目
6位 三菱 パジェロミニ 2代目
7位 メルセデス・ベンツ Gクラス 2代目
8位 トヨタ ランドクルーザー70 初代
9位 ジープ ラングラー 3代目
10位 スズキ ジムニー 2代目
順位 メーカー 車種 世代
1位 スズキ ジムニー 4代目
2位 トヨタ ランドクルーザープラド 4代目
3位 スズキ ジムニー 3代目
4位 スズキ ジムニーシエラ 3代目
5位 ジープ ラングラー 4代目
6位 三菱 パジェロミニ 2代目
7位 メルセデス・ベンツ Gクラス 2代目
8位 トヨタ ランドクルーザー70 初代
9位 ジープ ラングラー 3代目
10位 スズキ ジムニー 2代目
 

第1位|スズキ ジムニー(4代目/JB64・現行型)

4代目/JB64ジムニー▲スクエアなフォルムと丸目ライトのレトロなデザインが印象的なスズキ ジムニー(4代目 /JB64)

スズキが誇る軽オフローダー。現行のJB64でも、伝統的な本格四駆が採用するラダーフレームやFRレイアウトや前後リジッド式サスペンション、副変速機を備えるパートタイム式4WDなどを備え、世界有数の悪路走破性を発揮してくれる。

加えて、車両走行安定補助システムの「ESP」や、急な坂道でブレーキを自動制御して低速を維持する「ヒルディセントコントロール」など、最新の電子制御システムの導入。スズキセーフティサポートも採用しており、多様なシーンで安心して運転することができる。

荷室は幅1300mm、高さ850mm、長さは4名乗車時が240mmで、2名乗車時が980mmとなっている。最大容量はエントリーグレードの「XG」が353Lで、ラゲージボックスを装備する「XC」と「XL」が377L。荷室がスクエアで、左右の張り出しが少ないことで、軽SUVとしては十分な積載性を備えている。
 

4代目/JB64ジムニー▲4代目/JB64ジムニーのインテリア

中古車掲載台数は約1930台、総額の価格帯は142.4万~633.2万円。登録済未使用車が約520台も掲載されているのも見逃せない。

トラスミッション別ではAT車が全体の8割弱。グレードタイプ別では最上級の「XC」が約1620台と最多で、総額150万円前後から見つけることが可能だ。
 

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スズキ ジムニー(4代目/JB64) × 全国

【4代目/JB64ジムニーの注目データ】
生産期間:2018年7月~
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mm
室内寸法:室内長1795mm×室内幅1300mm×室内高1200mm
乗車定員:4名
燃費(WLTCモード):13.2~16.6km/L
パワーユニット:ガソリンターボ
排気量:658cc
エンジン最高出力:64ps
エンジン最大トルク:96N・m
駆動方式:4WD
新車の車両価格帯:145.8万~200.2万円
中古車の車両価格帯:130万~601.8万円
 

 

第2位|トヨタ ランドクルーザープラド(4代目)

トヨタ ランドクルーザープラド▲高い悪路走破性も魅力のランドクルーザープラド(4代目)

現行のトヨタ ランドクルーザー250の前身であるアッパーミドルサイズSUVの4代目。ランドクルーザー200あるいは300の弟分に当たるが、ボディサイズは全長4760~4825mm×全幅1885mm×全高1835~1895mmと大柄だ。

プラットフォームとパワートレインは従来型から踏襲しながら「キネティックダイナミックサスペンションシステム」を搭載するなど「オン&オフ万能」を目指した。2列5人乗りと3列7人乗り仕様が用意される。

デビュー時のパワーユニットは2.7Lおよび4Lのガソリンエンジン。2015年6月には4Lガソリンが廃止され、2.8Lのディーゼルターボが追加されている。同時に2.7Lガソリンエンジンも改良されており、トランスミッションも6ATへと多段化したことで、燃費性能が向上している。

2017年9月には内外装の意匠変更とともに、「トヨタセーフティセンスP」や「ドライブスタートコントロール」が全車に標準装備されている。
 

トヨタ ランドクルーザープラド▲トヨタ ランドクルーザープラド(4代目)のインテリア

中古車掲載台数は約1830台、総額の価格帯は202.7万~750万円と息の長いモデルだけあって幅広い。

ガソリン車が過半数を占めるものの、ディーゼルターボ車も約490台と少なくない。人気のランクル生誕70周年特別仕様車「70thアニバーサリーリミテッド」は約40台で約500万円前後か狙うことができる。
 

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トヨタ ランドクルーザープラド(4代目) × 全国

【4代目ランドクルーザープラドの注目データ】
生産期間:2009年9月~2023年11月
ボディサイズ:全長4760~4825mm×全幅1885mm×全高1835~1895mm
室内寸法:室内長1825~2520mm×室内幅1565mm×室内高1240mm
乗車定員:5~7名
燃費(WLTCモード):8.3~11.2km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ディーゼルターボ
排気量:2693~3955cc
エンジン最高出力:163~276ps
エンジン最大トルク:246~450N・m
駆動方式:4WD
新車の車両価格帯:315万~554.3万円
中古車の車両価格帯:192.5万~727.1万円
 

 

第3位|スズキ ジムニー(3代目/JB23・現行型)

3代目/JB23ジムニー▲角が丸みを帯びたフォルムが特徴的なスズキ ジムニー(3代目/JB23)

本格的なオフロード性能をもつ、軽クロカンSUVの3代目。ラダーフレームや副変速機付きパートタイム式4WD、前後リジッド式サスペンションなどを採用するのは初代から4代目まで変わりはない。

搭載するエンジンは、モデルライフを通じて658ccガソリンターボの「K6A型」のみ。オフロード走行を考慮して出力特性が調整されており、2008年6月には悪路走破性をより高めるために、中低速域のトルク特性が改善されている。

20年近くも生産させていたモデルだけあって、9回もマイナーチェンジを実施。中でも大きいのは2002年1月のマイナーチェンジでフロントグリルがボンネットとの一体型から分離型と変更。以降エクステリアは細かく手直しされ、グリルのデザインも横スリットから縦スリットに徐々に変わっていった。

特別仕様車が豊富に設定され、バリエーションが多いのも特徴だろう。具体的には「ワイルドウインド」や「ランドベンチャー」、「クロスアドベンチャー」といったモデルが続々と登場。専用デザインやカラーなどが採用されており、自分好みの1台が探しやすくなっている。
 

3代目/JB23ジムニー▲3代目/JB23ジムニーのインテリア

中古車掲載台数は約2030台。総額の価格帯は約17.8万~255.8万円だ。トランスミッション別ではAT車が6割強と多く、駆動方式では4WD車が約1940台と9割以上を占める。

通常グレードでは上級グレードの「XC」が約310台と最多で、価格帯は総額19.8万~169.8万円となっている。

特別仕様車では、専用のグリルやシート表皮などを装備するランドベンチャーが最多だ。2001年5月の登場以降、幾度となく設定されているだけあって約660台も掲載。価格帯は総額20万~225万円となっている。
 

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スズキ ジムニー(3代目/JB23) × 全国

【3代目/JB23ジムニーの注目データ】
生産期間:1998年10月~2018年6月
ボディサイズ:全長3395mm×全幅1475mm×全高1645~1715mm
室内寸法:室内長1565~1685mm×室内幅1220mm×室内高1210mm
乗車定員:4名
燃費(JC08モード):13.6~14.8km/L
パワーユニット:ガソリンターボ
排気量:658cc
エンジン最高出力:64ps
エンジン最大トルク:103~106N・m
駆動方式:FR /4WD
新車の車両価格帯:115万~169.1万円
中古車の車両価格帯:10.8万~215.0万円
 

 

【Q&A】SUV購入でよくある質問

Q.SUVを中古で買うメリットは?
A.SUVに限ったことではないが、納期が短いことと、価格が新車時よりも手頃であることが挙げられる。「シンプルな装備のものを低年式でなるべく安く」という探し方はもちろん、高年式車でも「欲しい装備を全部乗せしたものがひとクラス下の価格で見つかる」なんてこともある。

また、新車では手に入れられない雰囲気をもつ旧型や、スペシャル装備の特別仕様車・限定車が選択肢に入るのも魅力だ。

Q.中古車で買う際の注意点は?
A.SUVを中古で買う際は車両のコンディションに目を光らせよう。特にクロカンやアウトドアテイストの強い車種は、山道や砂利道の走行などハードーユースが想定される。走行距離も延びがちなので、きちんと整備されているかは見極めよう。

加えて、保証の有無も重要。内容が充実しているか、保証期間や範囲などをチェックすることも忘れずに。

Q.運転が苦手な人はどこに気をつけて選んだ方がいい?
A.視点が高くなるSUVは総じて視界が広いので、大きく見えるボディからは意外なほど運転がしやすい。とはいえ、まずは「コンパクトSUV」から選ぶと取り回しがよく安心だろう。

一方で、背の高さがあるゆえに死角ができてしまうのも事実。駐車時や狭い場所での切り返しの際にドライバーをサポートしてくれる先進装備が付いた物件を選ぶのもオススメだ。例えば、カーセンサーで物件を探す際には「障害物センサー」や「全周囲カメラ」などにチェックを入れよう。テクノロジーを活用しながら、快適なカーライフを送ろう。
 

※ランキング結果は、カーセンサーの独自データを基に算出しています。
※記事内の情報は2024年9月14日時点のものです。
文/竹井あきら 写真/尾形和美、篠原晃一、マツダ、トヨタ、日産、ホンダ、レクサス、スズキ、ダイハツ、スバル、ポルシェ、ジープ、フィアット、ヒョンデ、メルセデス・マイバッハ、三菱、ボルボ
竹井あきら

ライター

竹井あきら

自動車専門誌『NAVI』編集記者を経て独立。雑誌や広告などの編集・執筆・企画を手がける。プジョー 306カブリオレを手放してから次期愛車を物色しつつ、近年は1馬力(乗馬)に夢中。

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