SUVの展開とサステナブルモビリティにおける攻勢:第87回ジュネーブ国際モーターショーでのプジョー
2017/03/13
2016年に世界全体での売上が12.3%増加して1,919,460台に達し、欧州外での売上が5ポイント増え全体の43%を占めるという地理的構成上のポジティブな変化を経て、プジョーは確かな自信と共に2017年のスタートを切りました。
- ベストセラーのPEUGEOT 208は引き続き好調で世界での売上は8%増加し、発売から数年が経っ
た今も確かな人気を博しています。
- PEUGEOT 2008 SUVも引き続き好調で、世界全体で売上が10%増加し、プジョーのPVで最大の増
加率となりました。
- 新型PEUGEOT 3008 SUVは、わずか4カ月強で注文台数約10万台という目覚ましい成功を収めて
います。
- 中国での新型PEUGEOT 4008 SUVも好調で、発売後の注文台数が約25,000台に達しています。
- ユーティリティビークルの全世界での売上は10%という過去最大の伸び率を記録し、特にPEUGEOT
Partner (+20%)、新型PEUGEOT Expert (+20%)、PEUGEOT Boxer (+7%)が大きく売上を伸ばし
ました。
- 新型PEUGEOT 3008 SUVの注文の86%、新型PEUGEOT 4008 SUVの注文の40%、PEUGEOT
2008の販売台数の64%をレベル3以上で記録し、高級市場への移行が進んでいることが確認されま
した。
プジョーは今年のジュネーブ国際モーターショーで、一連のサステナブルモビリティのソリューションに新たに
加わるPartner Tepee Electricを披露します。
さらにスタンドでは、2008、3008、5008の3つの新プジョーSUVによるこの世界的な商品攻勢のバックボーン
をご確認いただけます。
そして最後に、プジョーが掲げる未来志向の自動運転車のビジョンを体現する、魅力的なPEUGEOT
INSTINCT CONCEPTと新世代i-Cockpitの紹介を予定しています。
ジュネーブモーターショーのプジョースタンド:SUVとサステナブルモビリティでの攻勢
今年のプジョーは、2,300m2という広いエリアに、エレガントなブラックとコッパーのツートーンデザインをフィー
チャーしたスタンドで、下記の内容で展示を行います。
- ワールドプレミア車両:新型PEUGEOT Partner Tepee Electric
- 新型PEUGEOT 2008,3008,5008モデルを揃えたSUVエリア
- 電気自動車エリアでは、電動アシストスクーター、折りたたみ自転車とスポーツ用自転車、モータース
クーター、プライベートビークルといったエレクトリックモビリティの多彩なソリューションを紹介します。
- ラウンジエリアではPEUGEOT INSTINCT CONCEPTを披露します。プジョーが掲げる未来志向の
自動運転車のビジョンを体現する、ドライバーの時間を節約し自由をもたらすコンセプトカーです。
- プジョースポールエリアでは、プジョーを象徴するモデル208 GTi by PEUGEOT Sportを特別にブル
ー/ブラックのツートーンのデザインで披露し、併せて308 GTi by PEUGEOT Sportと、2017年ダカ
ールラリーで優勝に輝いた3008 DKRを展示します。
- 各種プライベートビークルとして新型PEUGEOT Traveller、新型PEUGEOT 108 Collectionを紹介
すると同時に、シンガーソングライターMikaとのパートナーシップ、そして208,308,508でのGTライ
ンのオファーを発表します。
- 二輪車、三輪車ラインから、Metropolis,GenZe,Belvilleスクーターを展示します。
スタンドに設けられた体験ゾーンでは新型PEUGEOT 3008ならびに5008 SUVの世界を存分に楽しんでい
ただけます。
Samsung Gear VRバーチャルリアリティヘッドセットを用いたデモにより、コネクテッド3Dナビゲーションや多
様な運転支援機能の技術とインパクトを体感できます。
アドバンストグリップコントロール、ヒルアシストディセントコントロール(HADC)、アクティブセーフティブレーキ、
距離アラート、アクティブ車線逸脱警告機能について学習できる8種類の体験を用意しています。
プジョーの各種最新モデルに搭載された運転支援機能はいずれも、2020年までに自動運転の実現という目
標への新たな一歩と位置付けられるものです。
新型PEUGEOT 2008,3008,3008 CHINA,4008,5008によるSUVの積極的展開
現在プジョーブランドは世界的展開を進めており、SUVの幅広い品揃えが展開を後押ししています。
- 2016年にブランドにとって最大のPVの増加を達成したPEUGEOT 2008。その売上は4年連続で伸
びており、世界全体で売上台数が10%増えています。特に欧州、ブラジル、日本で大きな成長を遂げ
ています。
- 欧州だけでなく他地域でも目覚ましい成功を収めてきた新型PEUGEOT 3008 SUVですが、専門家
からの評価も高く、世界各地で約20のアワードを受賞しています。
- 新たな中国向けPEUGEOT 3008は、C-SUVのエントリーレベル車を求める顧客の要求に応えます。
- 新型 PEUGEOT 4008 SUVは中国でも売上を伸ばしており、40%をレベル3以上が占め、高級市
場への移行にも成功しています。
- 最後に、今回のジュネーブ国際モーターショーでは、新型 PEUGEOT 5008 SUVを紹介します。大
型7人乗りC-SUVセグメントで高い個性を誇るこのモデルでは、寸法の巧みな設計により広々とし
たインテリアを実現し、スマートな各種の機能を備えます。
サステナブルモビリティの重要な担い手として
プジョーは1995年から電気自動車を発売しており、世界で唯一の包括的なサステナブルモビリティ製品群を
発売するブランドとして、電動アシスト付きのスクーターおよび自転車、電動モータースクーター、さらにパーソ
ナルカーやユーティリティカーを製造しています。
2017年ジュネーブ国際モーターショーで世界初公開される新型 PEUGEOT Partner Tepee Electricは、レ
ジャーアクティビティビークル Partner Tepeeの発売以来の成功に貢献してきた多彩な長所と、電気自動車
の運転の喜びとを融合する車です。調整可能な広々としたインテリアでは、5人が乗っても快適に過ごすこと
ができます。エレクトリックモビリティと、個人的活動からプライベートと仕事を兼ね備えた活動までの多彩な日
常的活動との両立を望むお客様の声に応えるべく開発されています。
確認された走行レンジは170kmで、一日の平均走行距離が60km未満である欧州の大半のドライバーの
運転形態にマッチします。
こうした特徴を持つPEUGEOT Partner Tepee Electricは、電気自動車の新たな活用の可能性を広げます。
例えば、5人での乗り合いや家族でのレジャー活動などをエレクトリックモビリティと共に楽しんでいただけま
す。
2017年9月に発売予定です。
PEUGEOT eC03 D7は、1,199ユーロからの手頃な価格帯で販売される、都市での使用に適した電動アシ
スト自転車です。このモデルの価格に対する優れた品質は、高く評価される自転車製品のクオリティを、プジョ
ーが継続的に改善してきた成果に他なりません。
プジョーサイクルの2017年ラインアップでは、近年のベストセラーeC03.200の後継モデルとなります。
PEUGEOT eC03 D7の優れたスペックは、都市環境での電動アシスト自転車の利点を体感するのに理想的
です。
前輪に取り付けられたE-Going電気エンジンは、高い柔軟性と反応性そして信頼性を実現します。7速のシ
マノ製トランスミッションとデジタルスクリーンは、使いやすさを改善します。
クリアランス40mmのSuntour製 CRV7サスペンションフォークを採用しているため、都会で乗っても地方
でのサイクリングでも快適です。
バッテリーを選ぶことで、50キロ、70キロ、100キロの電動アシストが可能であり、あらゆる用途に対応しま
す。
*eC03 D7:eはElectric(電気)、CはCity(シティ)、03はエントリーレベル、D7は7速ディレイラーを表します。
エレクトリックモビリティのパイオニアであるプジョースクーターブランドは、業界でもいち早くスクーター部門に
力を入れ、1996年にはScootelecを、2011年にはE-Vivacityを発売しました。そして今回のジュネーブ国
際モーターショーで新たにお目見えするのが、インドのマヒンドラ(Mahidra)社のGenZeブランドとの共同開
発によるGenZe(Generation Zero Emission=ゼネレーションゼロ排出)モデルです。
この新型電気スクーターは、頑丈さにおいても電気での走行距離においても市場トップクラスの性能を誇り、
仕事用としても個人用としても最適です。アメリカのピックアップトラックの仕事を受け継ぎその精神を体現す
るGenZeはシリコンバレーで設計され、シリコンバレーの中心で開発された複数の最新技術を搭載していま
す。
既存の電気スクーターと比べて大きな特徴と言えるのが、リムーバブルバッテリーです。自宅で直接充電が可
能なので、セルフサービス式の充電ステーションを探す手間がかかりません。また後部には12ボルトのソケ
ットが付属しており、4時間でフル充電(2時間で80%の充電)を行い、45kmを走行可能です。最大速度は
時速45kmで、10秒未満で時速0キロから45キロまで速度を上げられます。
この電気スクーターGenZeは、インターネット接続機能も備えます。ドライバーの運転を追跡する機能によっ
て、完全デジタル式ダッシュボード(TFTテクノロジー)がリアルタイムで燃費情報をトラッキングし、走行距離
あたりの燃料使用量を示すエコスコアも計算します。専用アプリもあり、位置情報追跡による業務用車両のフ
リート管理がしやすくなります。
当然のことながらプジョーは、スクーターの安全性をおろそかにすることはありません。LED照明は視認性を
大きく高めます。人間工学の観点でも、運転時に最適な保護性能と耐久性を発揮する「エコスケルトン」アルミ
ニウムフレームを採用しています。またフレーム内に後部収納コンパートメントを設けており、運転を開始する
前にセキュリティコードの入力が必要です。
GenZeでは、スポーツ、エコノミック、ビギナー、パーソナルの4つの運転モードが選択できます。発売は
2017 年秋を予定しています。
展示モデル - ジュネーブ 2017:GenZe、ブルー
ドライバーの自由を高めるPEUGEOT INSTINCT CONCEPT
運転環境をコントロールし、いっさいの不安を与えないクルマを夢見たことのない人はいるでしょうか?ドライ
バーを理解し、よく知り、あらゆる希望を予測するクルマ。ドライバー自身の延長であるようなクルマ。そしてシ
ームレスで流れるような、シンプルな運転を実現するクルマは万人の理想です。
自動運転の分野でのプジョーの取り組みにおいて、重要なのは「自由」というキーワードです。つまり運転方
法、運転の感覚を選ぶ自由。そして動きの自由です。PEUGEOT INSTINCT CONCEPTはそうした自由を
形にします。
PEUGEOT INSTINCT CONCEPTは、プジョーが提唱する自動運転車体験を通じて、ブランドとプレジャー
(喜び)の概念との強固な結び付きを体現します。
自動車における次の革命と呼ばれる自動運転。多くのメーカーがこの技術を実装できるようになると予想され
ますが、その実装のあり方にブランドの個性が現れるはずです。
PEUGEOT INSTINCT CONCEPTは、タイムレスなスタイルで作られたステーションワゴンです。アクティブ
な空力要素が、この車の持つラインの純粋な美しさを一段とひきたてています。
PEUGEOT INSTINCT CONCEPT が提唱するモノのインターネット(I.o.T)の最良の活用
PEUGEOT INSTINCT CONCEPTのワールドプレミア公開により、車両に組み込まれたI.o.T.の機能も新た
に披露されます。ユーザー用クラウドには、Samsung Artik Cloudが導入されています。
PEUGEOT INSTINCT CONCEPTは、接続されたあらゆるものと共生しながら進化し、モビリティの新たな
体験のあり方を生み出します。ユーザーが共有を希望するスマートフォン、スマートウォッチ、ホームオートメ
ーションのデータを取り入れることが可能です。
その結果、日常の活動を、スムーズで途切れなく実行していただけます。自宅から職場そしてレジャーの場に
至るまで、PEUGEOT INSTINCT CONCEPTは、これまでなかった形で、シームレスにつながる様々な使い
方に応えます。
またPEUGEOT INSTINCT CONCEPT では、2つの運転モード(Drive Boost と Drive Relax)と2つの自
動運転モード(Autonomous Sharp と Autonomous Soft)の合計4つの走行モードからの選択が可能です。
PEUGEOT Responsive i-Cockpitは、自動運転での使用に適した乗員スペースの新たな定義を実現しま
す。
選択した走行モードと利用者のプロフィールに応じて、使用前、使用後、使用中のインターフェースの構成が
可能です。
ドライバーは常に、PEUGEOT INSTINCT CONCEPTを制御することが可能であり、自動運転モード中でも、
中央コンソールに取り付けられたi-Deviceを用いて操作を行うことができます。
新型 PEUGEOT 3008 DKR:新たな歴史を刻む2017年ダカールでのトリプルビクトリー
ダカールでの初優勝から30年、プジョーはこのパラグアイ、ボリビア、アルゼンチンにわたる多くの難所を伴
う9,000kmレースで、1~3位を独占するという驚くべき実力を再度証明しました。この素晴らしい成績を収
めたクルーたち、Peterhansel/CottretとLoeb/ElenaそしてDespres/Casteraは新型 PEUGEOT 3008
DKR上で、フランスの国旗を高々と掲げました。
この世界で最も過酷なラリーを勝ち抜いたPEUGEOT 3008 DKR(#300)が、2017ジュネーブモーターショ
ーでも展示されることになりました。
プジョー スポールとプジョースタイルセンターのコラボレーションから、個性と性能を一段と高めた卓越したレ
ーシングカー、新型 PEUGEOT 3008 SUVが誕生しました。
プジョー スポールは、2016年にすでに優勝を飾ったPEUGEOT 2008 DKRの技術的な基盤を引き継ぎ、新
たにいくつかの重要な要素を開発して車両の性能を高めました。
- 車両のパフォーマンスをさらに高める、サスペンションの改良(振動ダンパーと形状)
- あらゆる状況でエンジンを使いやすく、トルクが得られるようにした。
- 新FIA規制に対応するためのエンジンの調節。プジョーは吸気フランジ径を 39mmから 38mmに
減らし、約20HPのロスが生じた。
- 空調システムの導入:ダカールの一部ステージではコックピットの温度が60℃まで上がることもある
ため、成績に大きく関わる要因だった。
- 補強や空調装置の導入にも関わらず、車両重量を維持した。
- 信頼性、特にエンジン回りのコンポーネントの信頼性の改善に多大な努力を費やした。
- 1987:Vatanen/Giroux(205 T16 Grand Raid)の優勝
- 1988:Kankkunen/Piironen(205 T16 Grand Raid)の優勝
- 1989:Vatanen/Berglund(405 T16 Grand Raid),Ickx/Tarin(405 T16 Grand Raid)が1位、2位
に輝く
- 1990:Vatanen/Berglund(405 T16 Grand Raid)、Waldegard/Fenouil(405 T16 Grand Raid)、
Ambrosino/Baumgartner(205 T16 Grand Raid)が1位~3位に輝く
- 2016:Peterhansel/Cottret( PEUGEOT 2008 DKR)の優勝
- 2017:Peterhansel/Cottret,Loeb/Elena、Despres/Castera(いずれもPEUGEOT 3008 DKR)が1位~3位に輝く
- 走行距離:8,823km、このうち12ステージで4,093キロのタイムの測定
- ステージ別の成績:10の競争コースの9つで勝利。内5つはLoeb/Elena(ステージ2、5、8、11、
12)、3つがPeterhansel/Cottret(ステージ3,7,10)、1つがDespres/Castera(ステージ4)
- ダブル勝利とトリプル勝利:1-2位のダブル勝利が5ステージ(ステージ3、7、8、10、11、12)内3
つは1-3位のトリプル(ステージ3、8、10)
- 先頭車両:Loeb/Elena(ステージ2、3、8)、Despres/Castera(ステージ4)、Peterhansel/Cottret
(ステージ5から7、10からフィニッシュまで)
- 最大速度:時速203km(ステージ2)
プジョーは、来場者向けに最新のコネクテッドテクノロジーと高性能バーチャルリアリティヘッドセットを用いた、
新型 PEUGEOT 3008 DKRの運転体験を実現します。走行路でのピークスピード、砂地での低回転での加
速、障害物の回避など、あらゆるスリルを、熟練のドライバー、セバスチャン・ローブの隣に座って3分間で体
験していただけます。
大きな成功を収めたプジョースポールの標準モデル、208 GTiと308 GTi
精密な技術と情熱で知られるプジョースポールのエンジニアが作り出した2種類のコンパクトスポーツシティ
レンジ、208 GTi by PEUGEOT Sportそして308 GTi by PEUGEOT Sportは、その妥協のないクオリティと
頑強な設計そして優れたパフォーマンスで人気を高めています。
いま大きな注目を集める208 GTi by PEUGEOT Sportは新たな独自のデザインとして、2種類の材料によ
るテキスチャードマットブルーと光沢あるブラックオブリックのツートーンスタイルを取り入れ、この車のしなや
かさを強調しています。そして2017年のジュネーブモーターショーでは、先行発表として、308 GTi by
PEUGEOT Sportと併せて208 GTi by PEUGEOT Sportの新デザインを紹介します。308 GTi by
PEUGEOT Sportのポテンシャルについて理解を深めていただくための運転シミュレーターを用意しますので、
コックピットのスポーティな雰囲気そしてスリリングな運転を体験していただけます。
プジョースクーターの最新ニュース
2017年ジュネーブ国際モーターショーでは、新型電気スクーターのプジョーGenZeに加え、新たに2つのモ
デルを紹介します。
- 新型 PEUGEOT Metropolis、この「フランス製」3輪スクーターは、世界で最も古い2輪スクーターブ
ランドが誕生したフランシュ=コンテ地域圏に位置するマンデュールで開発・組立を行っています。
- ラージホイールのラインアップに加わったプジョースクーターの新たなプレミアムモデル、PEUGEOT
Belvilleもジュネーブで展示されます。
豊富な特長を備え、ドライバーの安全性と快適性を実現する機能を持つPEUGEOT Metropolisは、市場で
最も技術的に優れたスクーターという評価を得ています。ユーロ4排出規制に準拠すべく複数の大きな改善
を行ったことで、独自の性能がさらに進化を遂げました。この新モデルではユーロ4対応PowerMotion
400cc LFEエンジンを採用し、優れた性能と燃料消費の適切なコントロールを両立します。
PEUGEOT Metropolisでは、こうした大きな変化に加えて、操作性を向上(より正確で予測可能なハンドリン
グを実現)させる新型のシャシーとサスペンション、あらゆる走行面でのグリップを改善するトラクションコントロ
ールシステムといった新たな装置を取り入れています。
13インチのフロントホイールは、よりスポーティな外観を実現すると同時に、地面との接触面を増やして快適
性と安定性を改善しています。
また安全性の向上のため、ABSブレーキシステムを採用して制動力を高めており、以前のモデルで採用して
いたSBCシステム(シンクロブレーキングコンセプト)と比較すると、時速50kmでの制動距離が23%改善し
ています。
緊急制動時のハザードランプの自動点灯に関しても、プジョースクーターは世界の2輪車メーカーの中でトッ
プクラスの技術を持っており、時速50kmを超える速度で運転中に、毎秒6m以上の急激な減速が続いた
場合は安全システムが作動します。
フランス製3輪スクーターを成功に導いた革新的な特長に加えて、スペア付きのスマートキー(接触なしのイ
グニッション)、ダッシュボードに表示されるTPMS(タイヤ空気圧管理システム)、DRL(日中走行用ライト)点
灯といった最新技術も備わっています。もう一つ重要な特徴として、フルヘルメットまたはフリップアップヘルメ
ット1個に加えてジェットヘルメットも収納できる、プジョースクーターの最新のコンパートメントを設けています。
さらに新型 PEUGEOT Metropolisではダッシュボードのデザインをモダンに刷新し、速度計とタコメーター周
囲には立体的な円を配置、バックライト式の赤色の針も新たに加わりました。
モデルは、特製のマットブラックとレッドのRX-R、RS、Allureスポーツバージョンで提供されます。SBCブレ
ーキ装置と12インチホイールを備えたエントリーモデルのActiveも用意しています。
パリのベルヴィル地区と同じ名を持つプジョーのBelvilleは、パリ発祥の、パリの喜びを形にしたモデルです。
ラージホイールのセグメント(欧州で最大)にふさわしいスタイルを実現するデザインは、きわめてエレガントで
す。
プジョーのスクーター部門は、高級市場への移行と国際市場の開拓戦略の一環として、すでにパワーモーシ
ョンエンジン(Citystar,Satelis,PEUGEOT Metropolisに搭載)で用いられているLFE(低摩擦効率)技術を
取り入れた新世代のエンジンを開発しました。このスマートモーションエンジンは、高性能で高効率のモジュー
ル式エンジンです。プジョーブランドのコンパクトな都市型車両に適したコンパクトさと高い効率を実現するだ
けでなく、燃費と排出量を抑える優れた性能、空冷と液冷のいずれにも対応するモジュール方式が特徴です。
最高のトルク/燃費により、運転の快適性を高めます。
実用的で洗練されたスクーターを求める男女に最適な一台、Belville。LEDフロントライト、LEDウィンカー、そ
してプジョーの真のアイデンティティを表現する「3本線」のリアライトを持つBelvilleは、見る者を瞬時に魅了
します。安全面でも、ABS(アンチロックブレーキシステム)を標準搭載することで安心度を大きく高め、さらに
ラージホイールが安定性を発揮します。長めのシートと、調整式の油圧式振動ダンパーは優れた乗り心地を
実現します。また、フルヘルメットが入る収納コンパートメント、フラットフロア、USBポート、カギがかかるグロ
ーブボックスといった実用的なディテールも豊富です。
この最新モデルには複数のバージョンがあります。プジョーの新型トップケース(イグニッションキーでオープ
ン)を標準装備したAllureとRS(スポーツバージョン)の両タイプ、そして、新型スマートモーション液冷エンジ
ンを搭載した125ccモデルと、イージーモーションエンジン(ユーロ4に適合)を搭載した200ccモデルを提
供します。
刺激的で充実した走り、流麗なデザイン、妥協なき品質は、お客様の期待に応えるプジョーのコミットメントの象徴であり、
運転するすべての人に特別なエモーションを届けます。
約160ヵ国に10,000以上の販売拠点を構えるプジョーは、2016年に1,919,460台を販売し、売上を12.3%伸ばしました。
プジョーでは、厳密な基準と強い魅力そしてエモーションを、世界に幅広く事業展開する絶対的なトップブランドという目標
と融合しています。
昨年のダカールラリーでは、新型PEUGEOT 3008 DKRの1-2-3フィニッシュによる優勝が、1889年の創業以来のプジョ
ー車の歴史に新たな1ページを刻みました。