ボルボ シティセーフティ|自動車なんでも用語集

ボルボ シティ・セーフティ(ぼるぼ・してぃ・せーふてぃ)/[走り]

ボルボ シティ・セーフティは、2009年8月にXC60に搭載された、低速追突を未然に防ぐための安全技術。

ボルボの調査によると、追突事故件数の約75%が30km/h以下で発生していること、およびその約半数がドライバーの不注意で、衝突する瞬間までまったくブレーキを踏んでいないという結果が出た。

そこで導入されたシステムがシティ・セーフティだ。これはルームミラー前方にレーザーセンサーを設置。前方車両の走行状態を常にモニターする。もし、走行中に追突の危険性を感知したら、ブレーキをプレチャージしドライバーのブレーキ操作に備える。ドライバーが反応せず、ブレーキを踏まなかった場合は、自動的にブレーキをかけ、エンジン出力を抑制。30km/h以下で作動し、追突を未然に回避、または追突のダメージを軽減するシステムだ。

最先端の安全デバイスだが、装備されていることで油断してシステムの世話にならないように、運転には集中してもらいたい。