第11回 日産 ウイングロード 【おいしい中古車】
2007/12/14
■自分の思いどおりに使えるツール感覚のウイングロード
今や一時期のブームも去り、やや下火となっているステーションワゴン市場。その影響か、どのモデルであっても比較的おいしいプライスが付いていますが、今回はその中でも特においしいと思える“絶品”の一台をご紹介します。
現行型のステーションワゴンで、家族がゆったり乗れて荷物も積める、そして使い勝手も良好。おまけに走行距離が少なくて100万円以下、なんて欲張りな条件を突きつける方にもきっと満足いただける車です。その名は日産のウイングロード。
↑ワゴンの機能を高めながらスポーティなデザインとした(左) メタル調のフィニッシャーを用いるなど内装もスポーティ(右)
2005(H17)年の11月にフルモデルチェンジしたウイングロードは、従来モデルと同様の扱いやすい5ナンバーサイズを継承しながらも、家族がゆったり過ごせる居住空間を確保。後席は120mmスライドするほか、ワンタッチで折り畳みが可能なリモコンフォールディングシートシステムを装備しています。さらにラゲージには汚れ物でも気にせず載せられるウォッシャブルラゲージボードを採用するなど、使い勝手もさらなる充実が図られているモデルなんです。
エンジンは1.5Lと1.8Lの2種類をラインナップ。1.5Lエンジンの10・15モード燃費は16.6km/Lと、ガソリン価格が高騰する昨今、その燃費の良さが経済面でもアシストするはずです。
■新車の香りも残る’07年式最新モデルが100万円以下!
さて、良いところばかりを挙げましたが、そんな車がなぜ“おいしい”のか。一番の理由は、前述したとおりワゴン市場が下火になっているからではないでしょうか。従来ワゴンは、セダンと同じようなボディサイズながらも、荷室が広く荷物をたくさん積めるため使い勝手が良く重宝されました。しかし今、フィットやヴィッツ、マーチなどのコンパクトカーでも十分な荷室が確保されているため、以前と比べるとワゴンの需要が少なくなったのではないかと考えられます。
もう一つ考えられるのが、ウイングロードのスタイルではないでしょうか。『車はカタチが命』という人もいるように、どんなに優れた車であっても、カタチが気に入らないから買わない、という人も多いのです。ワゴンそのものの荷室を広く取るためのスタイルが、逆に間延びしたように感じられてしまう、という人もいるかもしれません。
↑シートアレンジは写真のほか全部で4モード。ラゲージボードは防水加工により水や汚に強く、取り出して洗うことが可能
ですが、こういった理由があるからこそ、おいしい中古車が生まれるのです。ではそんなウイングロードがどれだけ“おいしい”のか。同じ排気量のエンジンを搭載するライバル、カローラフィールダーと比較してみましょう。エンジンの排気量や年式、修復歴の有無などは同じで、走行距離も可能な限り近い条件で比較すると
●ウイングロード:1.5RS+’07年式+0.9万km+修復歴なし=98万円
●カローラフィールダー:1.5X Gエディション+’07年式+走行0.7万km+修復歴なし=163万円
その差はなんと65万円!走行距離のわずかな差こそありますが、その差がここまで価格の違いに影響を与えているとは考えられません。同じワゴンですから基本的な機能や使い勝手は一緒です。どれだけウイングロードが“おいしい”かご理解いただけたでしょうか?
さらに注目すべきは点は価格だけではありません。年式にもスポットを当ててみましょう。なんと当年式(つまり2007年)。販売されてから1年にも満たない車が、すでに100万円以下で売られているのです。しかも走行距離は1万km以下。コレがおいしくないワケがありません。こんな車があるからこそ、中古車選びはおもしろいのです。
車そのものはイイんだけど、なぜか人気がなくて安い。そんなおいしい中古車の典型ともいえるウイングロード。新車保証も継続できる今こそ、まさに買い時ではないでしょうか。
今や一時期のブームも去り、やや下火となっているステーションワゴン市場。その影響か、どのモデルであっても比較的おいしいプライスが付いていますが、今回はその中でも特においしいと思える“絶品”の一台をご紹介します。
現行型のステーションワゴンで、家族がゆったり乗れて荷物も積める、そして使い勝手も良好。おまけに走行距離が少なくて100万円以下、なんて欲張りな条件を突きつける方にもきっと満足いただける車です。その名は日産のウイングロード。
↑ワゴンの機能を高めながらスポーティなデザインとした(左) メタル調のフィニッシャーを用いるなど内装もスポーティ(右)
2005(H17)年の11月にフルモデルチェンジしたウイングロードは、従来モデルと同様の扱いやすい5ナンバーサイズを継承しながらも、家族がゆったり過ごせる居住空間を確保。後席は120mmスライドするほか、ワンタッチで折り畳みが可能なリモコンフォールディングシートシステムを装備しています。さらにラゲージには汚れ物でも気にせず載せられるウォッシャブルラゲージボードを採用するなど、使い勝手もさらなる充実が図られているモデルなんです。
エンジンは1.5Lと1.8Lの2種類をラインナップ。1.5Lエンジンの10・15モード燃費は16.6km/Lと、ガソリン価格が高騰する昨今、その燃費の良さが経済面でもアシストするはずです。
■新車の香りも残る’07年式最新モデルが100万円以下!
さて、良いところばかりを挙げましたが、そんな車がなぜ“おいしい”のか。一番の理由は、前述したとおりワゴン市場が下火になっているからではないでしょうか。従来ワゴンは、セダンと同じようなボディサイズながらも、荷室が広く荷物をたくさん積めるため使い勝手が良く重宝されました。しかし今、フィットやヴィッツ、マーチなどのコンパクトカーでも十分な荷室が確保されているため、以前と比べるとワゴンの需要が少なくなったのではないかと考えられます。
もう一つ考えられるのが、ウイングロードのスタイルではないでしょうか。『車はカタチが命』という人もいるように、どんなに優れた車であっても、カタチが気に入らないから買わない、という人も多いのです。ワゴンそのものの荷室を広く取るためのスタイルが、逆に間延びしたように感じられてしまう、という人もいるかもしれません。
↑シートアレンジは写真のほか全部で4モード。ラゲージボードは防水加工により水や汚に強く、取り出して洗うことが可能
ですが、こういった理由があるからこそ、おいしい中古車が生まれるのです。ではそんなウイングロードがどれだけ“おいしい”のか。同じ排気量のエンジンを搭載するライバル、カローラフィールダーと比較してみましょう。エンジンの排気量や年式、修復歴の有無などは同じで、走行距離も可能な限り近い条件で比較すると
●ウイングロード:1.5RS+’07年式+0.9万km+修復歴なし=98万円
●カローラフィールダー:1.5X Gエディション+’07年式+走行0.7万km+修復歴なし=163万円
その差はなんと65万円!走行距離のわずかな差こそありますが、その差がここまで価格の違いに影響を与えているとは考えられません。同じワゴンですから基本的な機能や使い勝手は一緒です。どれだけウイングロードが“おいしい”かご理解いただけたでしょうか?
さらに注目すべきは点は価格だけではありません。年式にもスポットを当ててみましょう。なんと当年式(つまり2007年)。販売されてから1年にも満たない車が、すでに100万円以下で売られているのです。しかも走行距離は1万km以下。コレがおいしくないワケがありません。こんな車があるからこそ、中古車選びはおもしろいのです。
車そのものはイイんだけど、なぜか人気がなくて安い。そんなおいしい中古車の典型ともいえるウイングロード。新車保証も継続できる今こそ、まさに買い時ではないでしょうか。
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