スズキ ジムニーを買うなら、いま狙うはJB23後期型!? スチャダラパーBoseがジムニー専門店へ突撃!
2021/04/23
日本のヒップホップシーン最前線でフレッシュな名曲を作り続けているスチャダラパーのMCであるBoseが、カーセンサーで気になる中古車を探して実際に見に行く本企画。
今回は定期的に「乗りたい欲」が訪れるというジムニーの専門店を訪問しました!
前半は30年以上前の2ストモデルSJ30型について、後半は最近のジムニー事情について話を伺いました。
スチャダラパー
Bose
1990年にデビューし、1994年「今夜はブギー・バック」が話題となる。以来ヒップホップ最前線で、フレッシュな名曲を日夜作りつづけている。スチャダラパーが満を持してYouTubeチャンネルを開設! 詳しくは公式HPへ。愛車はフォルクスワーゲン ゴルフIIとフィアット ウーノターボ
現行モデルとは違った魅力がSJ30型には詰まっていたよ!
アツギサービス 堤さん これを見に来るなんて、なかなかのつわものですね(笑)。
堤 うちのお客さまでもその辺りに住んでいる方が何人もいらっしゃいます。面白いのは、店の近くに厚木基地があるので、アメリカの方がけっこう買ってくださるんですよ。
堤 2ストのジムニーといえば、山の中でハードに走る人から今でも絶大な支持を集めていて、中には70代、80代のご夫婦で楽しまれている方もいます。最近では免許取り立ての若い女性からの問い合わせも少なくないんです。
堤 いま、“ジムニー女子”がブームでしょう。多くは現行モデルのJB64型に乗っていますが、その中で2ストのSJ30型に乗っているとジムニー女子の中でも格が上がるみたいです(笑)。
堤 現行型はジムニーのあるライフスタイルを楽しんでいる方も多いので、ディーラーに話を聞くと新車の7割はATになるそうです。そんな中で、「私はMTに乗っている!」というのが自慢になるみたいで。
堤 SJ30型は板バネということもあり、正直に言って乗りやすくはないです。
堤 あとはエンジンが2ストなので、特に高速道路で長距離を走るときはオーバーヒートには気をつける必要があります。SJ30型やJA11型に乗っている人の中にはJA22型の電動ファンを移植する人もいますね。
堤 この車はまだ静かな方です。奥にも別のSJ30型がありますが、そっちはもっとすごい音がします。これはチャンバーの差ですね。
編集部 もしBoseさんがSJ30型を買ったら、どんな遊びをしたいですか?
ジムニーの狙い目は、新車と旧車の間にあるJB23後期型!?
堤 ジムニー専門でやっているのは5年くらいですね。僕がやり始めた頃といまを比べての大きな変化は、どの世代も今の方がかなり高くなっていること。スタートした頃は先代のJB23型が一番高かったのですが、いまはJB23型の前期が一番安くて、90年代のJA11型やJA12型、JA22型がかなり値上がっています。
堤 JA11型はバンなのでリアシートはかなり狭いですね。JA22型はワゴンになったので後ろにも乗りやすくなりました。コイルスプリングになったので、オンロードの快適性も高まっています。
堤 現行型はまだ新車の納車待ちが続いているので、中古市場もプレミア相場になっています。それもあってJB23型はいま一番買いやすいジムニーなんですよ。乗り心地もいいのでエントリーモデルとしてオススメしています。SJ30型は積極的に扱っているわけではないのですが、ジムニー屋の意地で並べているところもあります(笑)。
堤 デビューが1998年の10月で、2018年7月のフルモデルチェンジまでの間に1型から10型まで作られました。
堤 2004年10月に登場した5型以降の後期型ですね。ちょうどそのタイミングで大きな改良があったので。
堤 そうですね。芸人のヒロシさんがソロキャンプのYouTubeをやっていますよね。あれがスタートしてから明らかにジムニーがブームになっていると感じます。
堤 彼が乗っているのはJA11型の幌モデルですが、「同じものが欲しい!」という問い合わせがけっこうあります。
堤 ジムニーは災害に強いイメージもあるので、大雪や台風などの後は相場がぐっと上がります。本当は5型や6型あたりを50万円前後で買えたら一番いいのですが、なかなか難しくなってきました。
堤 それはありますね。とくにランドベンチャーやワイルドウインドなどは人気があるので、値落ちしにくいと思います。
堤 ジムニーは1年の中で売れ行きに大きな波があります。雪が降った後なんかは一気に売れますが、逆に気候がいい春などはあまり動かないんですよ。その意味では、これからの季節はじっくり探したい人にはいい時期だと思います。
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