いよいよ日本車にも電動化の波が到来か!? ジュネーブモーターショー2019でお披露目された日本車に注目
2019/03/20
▲2019年3月7日から17日にかけて、ここPalexpoで行われたジュネーブモーターショー。スイスは世界的に有名な自動車メーカーこそないものの、お金持ちが多いことで知られている。そのため、各メーカーとも気合の入った展示が行われる
ジュネーブショーでの注目の日本車
スイスのジュネーブで毎年開催される、ジュネーブモーターショー。
世界5大モーターショーのひとつであり、欧州のど真ん中で行われること、裕福な層が多いスイスでの開催ということもあり、各メーカーがしのぎを削る発表を行っていた。
日本車の注目モデルを紹介する。
電動車両を発表したホンダ、いち早くアウトランダーでPHEVを展開した三菱の次なる一手など、電動化の波が日本車にも迫ってきたようだ。
▲新型スープラがお披露目されたのは、2018年のジュネーブであった。トヨタは2019年、GRスープラGT4コンセプトを世界初披露。このモデルは、スープラのレーシングカーを示唆したスタディモデルとなる。軽量、低重心がうたわれている新型は、モータースポーツのベース車にもうってつけだろう
▲昨今、スポーツイメージを前面に押し出しているトヨタ。カローラのGRスポーツ仕様をジュネーブで世界初公開。写真のハッチバックに加え、ツーリングにも設定される。ダーククローム仕上げのフロントグリルやロアスカート、リアディフューザーなどが装備される。エンジンは1.8Lもしくは2Lのハイブリッド
▲自転車ブランドのTREKとのコラボ作として登場した、カローラTREK。ツーリングスポーツをベースに、フロントとリアの意匠変更、全高の20mmアップなどにより、クロスオーバースタイルが実現されている。2019年8月には、市販される予定だという
▲未来の道を走る「未来のニッサンインテリジェントモビリティ」を体現した、クロスオーバーのコンセプトモデルが、IMQだ。車両の前後にモーターが配され、4WDのe-POWERが搭載される。エッジの効いたデザインとスモールキャビンはかなりスタイリッシュな仕上がりだった。次期ジュークを示唆するモデルなのか
▲ホンダはここジュネーブで、「2025年までに欧州で販売する四輪商品のすべてをハイブリッド、バッテリーEVなどの電動車両に置き換えることを目指します」と発表。その急先鋒として登場したコンセプトが、このHONDA eプロトタイプだ。丸目ライトとポッテリしたボディがキュートさと活発さを演出。航続距離は200km以上という
▲三菱は、新世代クロスオーバーSUVのコンセプトカー、エンゲルベルクツアラーを世界初公開。駆動方式はPHEVで、2.4LのPHEV専用エンジンにツインモーターを組み合わせた4WDシステムを採用。EVモードでWLTP70km、総航続距離は700km以上という。車名の由来は、スイス中央部にある山村の名称だそうだ
▲マツダからは新型SUV、CX-30が登場。CX-3の次世代型かと思いきや、新しいシリーズとして、CX-3とともに併売されるようだ。サイズもCX-3とCX-5の中間となる。新世代のスカイアクティブXエンジンやマイルドハイブリッドの採用など気になるポイントも多い
▲スバルは、次世代モデルのデザインキーワード「ボールダー(大胆)」を採用した新たなスタディモデル「VIZIVアドレナリンコンセプト」を世界初公開させた。アクティブ志向のユーザーが大自然の中を思いのままに走りまわりたいという気持ちを湧き立たせるスポーツビークル像が目指されている
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