走りの車でシフトも妻も「落とす!!」
2017/02/13
「MT車で走りを楽しみたい!!でも妻が……」
元々走りのMT車を好んで乗っていて、結婚を機にATのミニバンなどに乗り替えたが、またMT車に乗り替えたい……と考えている方も多いのではないだろうか。 しかし、いざ乗り替えようとなると家族の了解を得なければならないもの。ましてやそこでMT車が欲しいとなれば最大の難関となるのは「妻」であろう。
そこで今回は「走りのMT車でどのように妻を説得するか」をテーマとして、妻のタイプ別オススメ車両を紹介する
あなたの妻はどのタイプ?
まず車種を選択するに当たり、妻が車に対してどの部分が重要だと思っているのか理解する必要がある。今回は独断ではあるが下記4タイプの妻を想定した。また当編集部員が同じ境遇で乗り替えを検討していたので、車両を選ぶ条件を聞いたところ、駐車場や予算、積載量の問題から「5ナンバーサイズ」「本体価格80万円以内」「5ドア」という条件を満たす車にスポットを当てている。
「雪道も安心して走れなきゃイヤ!」
■アウトドアスポーツ好きなアクティブタイプの妻には「スバル インプレッサスポーツワゴン 2.0 WRX(2代目)」で落とす!2002年11月にモデルチェンジとなり、丸型ヘッドライトを廃止しフロントフェイスのデザインが大幅に変更されたモデル。セダンと同様のパワーユニット(水平対向4気筒2リッターターボ)を持ちながらボディサイズはセダンが車幅1740㎜で3ナンバーとなるがワゴンに関しては1695㎜の5ナンバーサイズ。車両重量もセダンモデルの+20㎏とワゴンだからといって走りを犠牲にしない作りといえるだろう。
「4WDのワゴンにしようかな」「雪道にも強いからスキーに行ったり温泉に行ったりできるね」と、走行性能が高いスバルの4WDでアクティブにカーライフが楽しめることを武器にアピールしていきたい。
「近所の買い物にも使うから小さくなくっちゃイヤ!」
■コンパクトでオールマイティに使いたいタイプの妻には「ニッサン マーチ 12SR(3代目)」で落とす!「コーナリングにもこれまでにない興奮を」をコンセプトに3代目マーチをベースにエンジン、サスペンション、ボディ補強などオーテックによりチューンナップされたモデル。 1.2リッターモデル90psから108psに引き上げられたエンジンは、高回転型カムシャフトや高圧縮ピストン、軽量フライホイール、専用チューニングコンピューターなどによりリニアに反応するレスポンスを実現しており、サスペンションは純正より約20㎜ダウンとなっており専用15インチアルミとの組み合わせでスタイリングもバッチリ。パワーを使い切り、思いのままに操る喜びを感じさせてくれる1台だ。
「近所の買い物も小さい車の方が便利だよ」とオールマイティに使える小さいボディサイズを武器にアピールしてみよう。ボディカラーも6色設定があるのでお好みの色を一緒に相談しながら選択するのもよいだろう。
「とにかく維持費が安くなくっちゃイヤ!」
■節約、ヤリクリ上手なタイプの妻には「ダイハツ ミラジーノ ミニライトスペシャルターボ(初代)」で落とす!「ミラセダン」をベースに、クラシック志向層をターゲットに開発された。専用設計した豊かな曲面のボンネットフード&フロントフェンダーや丸型ヘッドランプ、種々のメッキパーツなどを使用しているレトロスタイルの愛くるしい1台だ。
しかしその見た目とは裏腹に搭載されているエンジンは高性能ツインカム3気筒ターボエンジン。低速域からトルクフルな走りを楽しめる。ブレーキに関しても大型ディスクブレーキが採用されるなどアップグレードされており、軽自動車ならではの軽快な走りが楽しめるであろう。
そして軽自動車特有の「維持費の安さ」「カワイイ見た目」を武器にアピールをしていこう。もし現在普通自動車に乗っているのであれば、自動車税をはじめとした維持費の安さを数値で示すとヤリクリ上手なタイプの妻にはさらに効果的だ。
「車はトヨタじゃないとイヤ!」
■とにかくブランド志向なタイプの妻には「トヨタ カローラワゴン 1.6 BZツーリング(初代)」で落とす!7代目カローラのバリエーションの一つとして、ラインナップされたワゴン。この車の一番の魅力は搭載される4気筒20バルブエンジンである。165馬力を発生するエンジンは1気筒あたりに5つのバルブが存在する。この機構はフェラーリ、アウディ、フォルクスワーゲンなどにも採用されたが、国産車ではトヨタ カローラシリーズ、三菱 パジェロミニ、ミニカの一部車種のみの採用。4連スロットルと呼ばれる各シリンダーにスロットルバルブを設けたシステムによりワゴンとは思えないレスポンス、燃焼効率を実現し、1997年4月発売モデルより6速MTを搭載しており、1速から5速までをクロスレシオ、6速のみハイギアードとすることでシフトを操り走りをより楽しむことだけではなく、高速走行時の騒音低減、低燃費に貢献している。
元々商用車がベースとなっているので荷室スペースは広く奥深く使うことができる、6:4分割シートレイアウトが可能、シート座面を引き起こし、荷室がフラットになる構造なので週末の家族サービスなどに大いに活躍するだろう。
「トヨタのワゴンに乗り替えたい」とブランドのイメージを利用して、車の詳細にはさらっと触れる程度にアプローチしよう。世界最大手のメーカー「トヨタ」であれば、ブランド志向なタイプの妻も納得のはずだ。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 今回は独自に設定した条件で4台紹介したが、それ以外にもまだまだ普段使いに支障がなく走れるMT車はまだまだ存在するのでカーセンサーを時折チェックしてみてください。ちなみに筆者の妻は「ヤリクリ上手なタイプの妻」だったので、ストリーム(初代)からワゴンR(2代目)のNA、5MTに妻を説得し乗り替えることに成功しました。
【関連リンク】
▼検索条件
スバル インプレッサスポーツワゴン 2.0 WRX × MT× 本体価格80万円以下▼検索条件
日産 マーチ × 12SR × MT × 5ドア × 本体価格80万円以下▼検索条件
ダイハツ ミラジーノ × ミニライトSPターボ × MT × 本体価格80万円以下▼検索条件
トヨタ カローラワゴン × 1.6 BZ × MT × 本体価格80万円以下日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
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