トヨタ ランドクルーザー300予想図 ▲新型ランクルのラジエータグリルには4本の平たいバーが配されてソリッドな印象が醸し出される。厚みのあるノーズでも前方視界が確保できるようボンネットフード中央にはへこみが設けられる

エクステリア細部が判明

ランドクルーザー300のヘッドランプやラジエターグリル、ボンネットフードなどフロントマスクを構成する要素の確定情報をキャッチした。

薄く成型されるヘッドランプは、フルLEDの3眼タイプで精悍な表情に仕立てられる。また、ボンネットフード上面には、溝状のへこみが設けられて前方視界確保が図られる。

4本の平たいルーバーが並ぶグリル左右には、エアインテークが設けられてワイド感を演出。
 

待望のディーゼルが復活、ハイブリッドは数年後

トヨタ ランドクルーザー300に採用予定のパワートレイン▲新型ランクルには、レクサス LSで実用化済みの3.5L V6ツインターボ(写真)が用いられる。ATとの間にモーターが設けられるマイルドハイブリッドも追ってラインナップ

フロントノーズに搭載されるパワートレインは、大排気量のV8エンジンからV6ツインターボにダウンサイジング。

レクサス LSで実用化済みの3.5Lユニットが与えられ、トランスミッションとの間にクラッチとモーターが配されるハイブリッド仕様も数年後に加わる見通しだ。

低回転域の太いトルクが魅力的なディーゼルターボ搭載車が、国内仕様に設定されるのも見逃せない。こちらには、新開発の3.3Lエンジンが採用される予定で注目を集めるに違いない。

300系を名乗る新型ランクルは、夏までに登場する公算が大きい。まだ、現行モデルのオーダーストップはかかっていないようだが、年度末までに生産調整が始まってモデルチェンジに向けた準備が始まるだろう。

なお、派生車のレクサス LXはパワートレインを共有して、2022年に一新される見通しだ。

※2021年2月19日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

トヨタ ランドクルーザー200▲世代交代でシャシーや前輪サスペンションが一新されて、操安性と乗り心地が改善された現行型ランドクルーザー200。2009年には、搭載エンジンが4.6L V8に差し替えられてアップデート

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2021年5月
■全長×全幅×全高:4970×1985×1860(mm)
■搭載エンジン:3.5L V6+モーター
 

text/マガジンX編集部
photo/マガジンX編集部、トヨタ